【日ユ同祖論】 日本の起源はユダヤにあった!? 徹底解説!!!
こんにちは、ところてんです。
今回の内容は、都市伝説好きのみなさん大好きなイスラエルのユダヤ人と、日本人が同じ祖先を持つのではないかという
「日ユ同祖論」についてお話ししていきます!
この説自体は明治期に来日したスコットランド人のニコラス・マクラウドが、日本と古代ユダヤとの相似性に気付き、世界で最初に提唱、体系化したところから始まっています。
イスラエルは2700年前にアッシリア人により滅ぼされ、その時旧約聖書に記されたイスラエルの12支族のうち10支族の行方が分からなくなってしまいました。
これを「失われた10支族」と言います。
つまり日ユ同祖論というのは日本の祖先がこの失われた10支族の一つではないかという説です。
これを聞いて祖先の話がいったいどうしたんだと思う人もいるかもしれないんですけど、
この説をどんどん掘っていくと面白い共通点や都市伝説が見えてきます。
それでは日ユ同祖論について話していきたいと思います。
『文化の共通点』
日ユ同祖論について、欠かせないのが文化の共通点です。
まず神道について
日本とユダヤ共に身を清めるために、塩や水を使い、日本のお守りとよく似ているメズサというものがユダヤにもあります。
さらに神社の作りもよく似ていて、エルサレムの神殿の構造や、古代イスラエルの神殿は木造建築であること、また入口近くに手を洗う
洗盤があることも似ています。
鳥居に関しては、ユダヤの言葉ヘブライ語に訳すと、「門」という意味になり、
赤く塗られているのは、
モーセがエジプトを脱出したとき、追っ手である“殺戮の天使”の害に合わないために玄関口の二本の柱と鴨居に羊の血を塗らせ、
“殺戮の天使”が静かに通り過ぎるまで家の中で待つように指示した
という話がルーツだという話もあります。
神社の前に置いてある狛犬も、ソロモン神殿にはライオンとして置かれており、
なんとエルサレムの神殿の門には天皇家の16弁の菊花紋が刻み込まれています。
また、ユダヤ教徒は祈りの際に黒い小箱ヒラクティリーを額に結びつけ羊の角笛ショーファールを吹きますが、山伏も黒い小箱を額に結びつけ角笛に似た形の法螺貝を吹きます。
このような類似性は、世界中のどの民族、宗教にも見られないと言います。
日本のお正月とよく似ているのが、過越祭ペサハです。
過越祭(ペサハ)は、ユダヤ教でいう新年の祭りで、その日は日本の年越しと同じように、家族で寝ないで夜を明かします。
確かに年越しってなぜか寝ないですよね。
更に、過越祭の日だけは普段と食べるものが違っていて、普段はふっくらとしたパンを食べるのですが、
この日に限って、「種なしのパン(マッツォ)」を食べます。この種なしパンは日本でいう「餅(モチ)」に当たると言います。
しかも、ユダヤ人は丸く平べったい種なしパンを祭壇の両脇に重ねて供えるのですが、これは日本の鏡餅にもよく似ていると言われ、過越祭は全部で7日間と規定されており、これも日本の正月の期間と同じ期間です。
そして日本三大祭りの一つ祇園祭。
祇園祭は例年7月17日に祇園祭の山車が引きまわされ、お祭りの見どころとなりますが、その
7月17日というのはノアの方舟が陸にたどり着いた日です。
それと同じようにイスラエルにはシオン祭というノアの方舟が大洪水を乗り切ったことを祝う祭が存在します。
ギオンというのはシオンからきているのではないかと言われていて、
祇園祭の山鉾を飾る前掛けには沢山の西洋の絵があり、中には旧約聖書の絵までもがあります。
また神輿の形はスティーブン・スピルバーグのインディージョーンズにも出てくる、イスラエルの失われたアークに酷似しています。
アークの中にはイスラエルの3種の神器の一つでもあるモーセの十戒の石版が入っているとされ、日本に運び込まれたのではないかという説もあります。
そしてここでの三種の神器という存在も日本とイスラエルで共通しており、日本の古墳は
イスラエルの三種の神器の一つ、マナの壺を縁取っているんではないかとも言われています。
『言葉の共通点』
次に言葉の共通点についてです。
次の画像のように日本のカタカナとヘブライ語はよく似ています。
さらにヘブライ語と日本語で同じ発音をする言葉をいくつも見受けられます。
例えば、
憎む、困る、住む、積もる、座る、測る、書く、訛る、駄弁るなど、
他にも類似している言葉が3000語以上見つかっており、
いくつも“失われたイスラエル10支族”の候補となる民族がいますが、日本語のようにヘブライ語起源の言葉を多数持つところはないそうです。
また日本語では意味のわからない言葉もヘブライ語に直せば意味がわかる場合があります。
例えば、元貴乃花親方は相撲がヘブライ語のシュモーからきていると言い、話題を呼んでいました。
この話は旧約聖書の創世記第32章からきており、イスラエル民族三大父祖の一人であるヤコブが、天の使いと組み打ちをし、打ち負かしイスラエルという名をもらった話からきています。
相撲で使われる、はっけよいのこった、というのは日本語では全く意味がわかりませんが、
ヘブライ語に訳すと「打ち破ることは神聖な事なり」となるそうです。
ここからも相撲が日本で神事として扱われるのも納得できますね。
またヤーレンソーランやえいさほいさなど、ヘブライ語に訳せるものは多いです。
そしてなんと
君が代もヘブライ語に訳しても意味が通じると言います。
実際ヘブライ語に訳すとこういう意味になるらしいです。
立ち上がり神を讃えよ 神に選ばれしイスラエルの民よ 喜べ残された人々 救われよ 神の預言は成就した これを全地に知らしめよ
確かにかなり意味のわかる言葉になっているきがします。
ここまでの共通点を上げられると、
日ユ同祖論はかなり現実的なものがしませんか?
【なら日ユ同祖論は本当なのか?】
ならば日ユ同祖論は本当なのかという事ですけど、
これにもちゃんと批判する意見があります。
まず失われた10支族の調査をしているアミシャーブという機関があります。
実際、調査の結果ミャンマーやアフガニスタンなどにいることがわかり、一部はイスラエルに帰還しています。
そのように日本も長年、調査対象として調査されていますが、結論は出ていません。
つまり現時点では完全には同じ先祖だとは認めれないという判断を下しているからだとされています。
またY染色体のDNA塩基配列の国際的分類法によるAからRまでの18種の大分類によると
現代の日本人とユダヤ人が同一の子孫とは考えられないという意見が出ています。
しかしこの意見にも反対意見が存在して、どっちやねんって話なんですけど、
現代の白人のユダヤ人と古代の有色人種であったユダヤ人ではDNAが違うので、完全な整合性は取れていないと言います。
ならば日本の祖先はイスラエルにあるのか。。。
それはまだまだ結論が出ないようです。
【まとめ】
日ユ同祖論についてみなさんはどう思いましたか?
僕的にはここから失われたアークが日本にあるんじゃないか、とか
日本の文化も実は旧約聖書に関連しているって考えると、面白いなと思いました。
今回の内容を動画でもわかりやすく解説しています。
よければご覧ください。↓