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社会保険料を削減する方法 東北フリーブレイズ開幕戦

東北フリーブレイズの開幕戦をフラット八戸で応援してきました。
仕事の関係で参加している会合の関連でご招待です。

フラット八戸でのアイスホッケーの観戦は初めて。
テクノルアイスパーク八戸(新井田インドアリンク)でしかアイスホッケーの応援をしたことがなかったので、寒くないように防寒着を用意していきましたが、フラット八戸は全然寒くありませんでした。

八仙の振る舞い酒も美味しくいただきました。
インターバルの間に飲んだ生ビールも美味しかった。


第一ピリオドが始まり、幸先良く2得点したものの逆転されてしまい、そのままずるずると負けてしまうのかと思いきや、第三ピリオドで1点差まで追い付き、同点になるのかと期待しましたが敗戦。
残念でしたが、見ごたえのあるゲームでした。

年商3000~4000万円くらいの会社の社長と話をしていたら、社会保険が高いので給料を年収400万くらいに下げたが、仕事がなかなか増えないので、もっと社会保険の負担を下げたいという話になりました。
YouTubeなどで役員報酬を下げて賞与でもらえば社会保険料を削減できるという情報があったけど、どうなんだろうというお話です。
社会保険料削減のメリットはありますが、退職金の算定額が下がったり、将来の年金が減るなどのデメリットもあるようですよとお伝えするとそれは知っているそうです。

保険屋だけど、もちろん社会保険は取り扱っていません。
本来は社会労務士の仕事ですが、FPなので周辺知識として知らないわけじゃない。
仕事として具体的なことは出来ませんがあくまで一般論としてお話ししてみました。

現在の月収 32万9000円(年収394万8000円)
健康保険 3万6640円 (年間43万9680円)
厚生年金  5万8560円(年間70万2720円)
社会保険料の会社負担と個人負担を合わせた年間総額
     114万2400円

年収400万円を払うために、会社負担として114万円の半分、約57万円がさらにかかっています。
この約450万円を少しでも減らして手取りを増やしたいということです。

まず役員報酬を月収10万円、賞与を280万円にして試算してみました。
月収 10万円(年収120万円)
健康保険 1万7934円(年間21万5208円)
厚生年金 1万1220円(年間13万4640円)
賞与 280万円
健康保険 27万4500円
厚生年金 31万5920円
社会保険料の会社負担と個人負担を合わせた年間総額
     94万268円

たった20万円くらいです。
このやり方は、年収2000万など高収入の人には大きなメリットがありますが、年収400万円だとあまりメリットがありません。

頼まれて月収5万円、賞与340万円でも試算しましたが、94万268円が93万1186円。
1万円くらいしか変わりませんでした。

社会保険料とは別に住民税の削減効果もありますが、確定申告の書類を見せてもらうと、扶養や住宅ローンなどの控除もかなりあり、住民税でも大きなメリットは感じません。
社会保険料を月に1万7000円下げるために、毎月の生活費を貯金からやりくりして賞与で一度に返してもらう。
どう考えても全然楽しくないので自分が社長だったならやりませんとお伝えしました。

ほんの少しの社会保険料削減のために貯金を崩すより、貯金を毎月1万円ずつでも投資に回したほうがメリットがあるので、iDeCoを増額したり、変額保険に入ることを検討するようにアドバイスしました。

インターネットの情報はとても魅力的に感じますが、それが自分に当てはまるとは限りません。
なんとなく分かっていても、自分で計算したことはなかったので、私としてもとても勉強になりました。

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