保険会社に勝たせても良い
民間のがん保険や医療保険、確率論上は必ず保険会社が勝つように出来ているから損になることを前提で検討することを強調するFPさんの記事。
死亡保障と比べれば、もらえる保険金額が小さいので、加入して数年でがんや三大疾病などの大病にならないと、支払った保険料以上の保険金をもらう人は少ないのは確かです。
ギャンブルの胴元が負けないのと同じで、保険も保険会社が損をしないように設計しています。
2015年の東洋経済の記事にも書いてます。長いので記事は読まなくても良い感じです。
プレジデントや東洋経済を購入している読者であれば、年収も高く貯蓄もありそうなんで(個人の感想です)、がん保険や医療保険に入らなくても良さそうな人が多いのは確かですが(意外としっかり入っていますが)、ネットで拾い読みしている人はどうなんでしょう。
記事に出ているがんになった高齢の経済専門家2人は、余裕で14万や22万は払えるでしょう。
ある程度の貯金があれば保険不要と言われていますが、それはいくらなのか。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2023年時点の日本における2人以上の世帯の貯蓄額の中央値は330万円です。
仮に330万の貯蓄があるとしても、それが家や車の購入費用や子どもの教育資金だとすれば、20万前後のお金は痛手です。
家や車は購入時期を延ばすなど代わりの方法がありますが、教育資金は別です。
私は子どもが学校に行っている間は、保険会社に勝たせてあげても良いと思います。
記事に書いている個人賠償責任保険はあまり知られていませんが本当に大切な保険です。
ほとんどの方は請求しませんので、年間1万数千円を損しますが、一生入っておいた方が良いです。
サービス券があったので、焼肉レストラン一心亭でランチを食べてきました。
いつもお昼はお金をかけていないので、外で食べる時はちょっと贅沢なランチです。やっぱり焼肉は美味しい。