今週のGANGSTA.4
Act.05-SANCTIONS
モンローの命を狙う黄昏種・ダグとニコラスのA/0(ハイカテゴリー)同士の戦いが白熱するなか、モンローファミリーの健常種たちはソレを「見世物」とみなして賭を始め、Dランクの黄昏種デリコは憧憬と嫉妬のまなざしを向ける。ウォリックは、ダグが黄昏種を傭兵として派遣するパウルクレイ・ギルドの所属だと気づき殺り合いを止めようと試みるが、ギルドのボスジーナがあらわれ、三原則に抵触した2人に制裁を加える。
・・・という回でした。
瓦屋根の上を華麗に飛び回るニコラス❤日本刀でコンクリートを切るニコラス
ウォリックに引きずり倒されるニコラス❤お仕置きされてベロベロのニコラス
などなどが、今回の眼福です(言わせてやって下さい)。
タイトル SANCTIONS を社会的拘束力と読むか?制裁と読むか?
両義かな?
∵ 三原則
第1条 黄昏種はその意思で人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしすべての均衡を崩してはならない
第2条 黄昏種は人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が第1条に反する場合は、この限りではない
第3条 黄昏種は前提第1条および第2条に反するおそれのないかぎり、自己を守らねばならない
むむ?法的な表現がムツカシイ・・・
アニメでジーナさんが三原則を簡単に説明してくれています♪
「ノーマルに手を出すな、主に従え、己を守れ・・・三原則は立場の
弱い我々トワイライツを奴隷制から解放するため四大父が勝ち取ったも
のだ。それがあるからこそ最低限の権利が保証されている。守ってもら
わねば皆が困る」 (5話-SANCTIONSより)
黄昏種にのみ適用される社会的拘束力である三原則を「勝ち取ったモノ」と
思うか、偽善の則と考えるか・・・というテーマですね。
健常種による暴行を受けたニコを手当てするチャド警部(若い!)の描写から
ウォリックとニコラスがエルガストルムに来て間もなく、この三原則が施行されたらしいことが判ります。
コレで少しは(差別が)ましになる・・・というチャド警部に、13歳のニコラスは「無駄ダ、全部」と告げます。黄昏種がヒトとして認められないことを、体験から悟っているようです。うぅ・・・不憫な。
14歳のウォリックは、その会話を聴いているのに、そっぽを向いたまま何も言いません。言えないんですね。自分もニコを傷つける側の種族ですから。
このふたりの子供、よく三十路まで一緒に生きてきたよなぁ~(゚ーÅ)
(この先ドンドン掘り下げて、それだけで外伝化して欲しいくらいです!)
∵ 制裁
SANCTIONSを制裁とすると、三原則を破ったニコラスとダグが高濃度のダウナー弾で撃たれて放置されるという、ジーナさんのお仕置きがソレ。
S/0タグを下げたギルドのボス☆ジーナさんは、いわば黄昏種の生きた秩序。
部下のタグも便利屋のニコラスも、三原則に従わないタグ付きは全て成敗す!
格好イイ~❤惚れますよ~
優しいウォリックが悪態をつきながらも、テオ医院までベロベロのニコと意識消失のダグを運んでくれます。
こうなると、黄昏種の2人にとって制裁はむしろ心温まるお話し。
もっとも痛い制裁を喰らったのは、なんとなくウォリック?
三原則は黄昏種のみでなく、健常種のスタンスを定義づけるモノともなる。
ニコラスに対して支配者として振る舞いきれないウォリックが切ない・・・
む?GANGSTA.って、ウォリックがヒロインなのか?違っ、主役なのか?
この他、C/3時代のニコラス(もっと詳細が知りたい~)が、女がらみでボコ
られたウォリックの仇討ちに単独モンローファミリー潰しに挑戦したお話しや
アレックスのシャブ中の経過など・・・伏線盛りだくさんでした=3
今週は、なんだか高そうな白衣を纏って雨の中佇むテオ先生、で〆マス♪
(影山医院の莞爾さん比↑です。実をいうと、医師は白衣で市中に出ては
いけません。ばっちぃからねぇ~)
BANDAI Channelで、第1話が無料視聴できるようになってました!
(もはや宣伝部のよう?!)
おしまい