音楽で振り返る2022年

今日から12月で、今年1年を振り返る時期に差し掛かってきて、Twitterでふと見かけた「Apple Musicで1年間聴いた曲リスト」をわたしもやってみました。

ちなみに、11月30日の結果です。
再生した曲は1,149曲あるらしい。すご。

【曲編】

結果をみるとすごい納得。
すべてバンドっていうのがなんともらしい。
せっかくなので、1曲ずつ思い出を書いてみます。

5位《ミックスナッツ》Official髭男dism

SPY×FAMILYを観ている影響で聴いてました。
新曲を聴くたびに髭男って本当にすごいなって衝撃を更新していく。歌詞やメロディーだけじゃなく、曲の構造自体から型にはまってなくて、どこからその発想が生まれるの?っていつも聴きたくなる。

音楽の専門的なことは無知なので語ることはできないけど、この曲のすごさをとにかく語りたい。書き下ろしのレベルが本当にすごすぎる…


4位《水平線》back number

この曲はね、涙腺刺激されるから大好きなんだけど、なかなか聴けない。この微妙なニュアンス、伝わってほしい。

とある日の夜、なんだか無性に苦しくなった。終わりの見えない道をただひたすら歩くことしかできない日々に絶望や鬱屈した気持ちも経て、もうなにも思えず、無の感情で日常を過ごしていた。

時刻は日付が変わった瞬間。
通知が届いた。

『back number "水平線" 公開』

あの瞬間の衝撃は絶対に忘れられない。
え?という少しの困惑と期待を持ちながら再生ボタンを押したあの日、偶然だっただろうけどあのタイミングで聴けたこと、本当によかった。

楽曲が初公開されたときから2年が経った今、ライブでようやく聴けた。本当にうれしかった。ちゃんと受け取ろうと思った。だけど、その間個人的に色々とあって、初めてライブで聴いたときは涙が止まらなくて真っ正面から受け取ることができなかった。

でも、それは決して悪いことじゃない。
そうメッセージを伝えてくれてるような気がして、いつか、ちゃんと前を向いて素直にこの曲を受け止められる日が来たらいいなと、再生ボタンを押す度に願っています。


3位《黄色》back number

切ない曲といえば、って代名詞のように既にあると思うんだけど、こうも毎回毎回最高度を超してくる彼らはすごい。

素直に好きです。
でも曲を初めて聴いた時とMVを観ながら聴いた時の感想は180度違っていたなぁ。それは初めての感覚。

聴くたびに自分と重ねてしまって苦しくもなるのだけど、それでも聴いてしまう。

なぜ『黄色』というタイトルなのか、何度も何度も考えたけど、最近ようやくわかった気がしてます。止まらなきゃいけないけど、それはわかってるけど、止められないと葛藤してしまうんですよね。恋愛に限らず。

どこを切り取っても、素晴らしすぎて、1つの芸術作品を観た後のような感傷に浸ります。


2位《エメラルド》back number

この曲もどストレートに好き。
どこか、90年代を感じるような懐かしいメロディーと歌詞。耳心地が良い。

これでもかってくらい転調される曲って珍しい気がする。だからなのか、ものすごく中毒性が強い気もする。

年齢を重ねるたびに色々な感情と出会って、自分の中でもたくさん変化してるなって感じることがあるけど、その変化に寄り添い続けてくれる曲を更新してくれる存在があること、本当に感謝してます。

実はマスクをして外出してるとき、よく再生ボタンを押すことが多くて、高確率でマスクの下で歌ってます。秘密です。


1位《心音》Omoinotake

今年の3月にチェリまほにどハマりして、映画公開初日に観に行ってからずっと聴いてる。

この曲を聴くたびに、「あぁ、幸せになりたい」って高確率で思う。どうすれば幸せかなんて、それは人それぞれですけど。ひたすらに幸せになりたい。

書き下ろしってことはわかってて、でもこんなにもチェリまほの安達と黒沢に寄り添い続けてる曲ってあるのかなって思うほど、素晴らしすぎる。歌詞をひとつずつ紐解いていって、多幸感を味わえるなんて、素敵すぎ。

ドラマ主題歌の《産声》もものすごく素晴らしい曲だけど、それをはるかに超える《心音》。ドラマから映画にかけて成長した安達と重ねて聴くと大号泣ものです。

ラスサビに向かうところが最高に好きです。

2人の目線に立って、それぞれに寄り添いながら作られた曲を聴くと、すごいなという気持ちとどうしようもないくらいの愛を全身に感じることができるので、チェリまほ含め、素晴らしいバンドに出会えてよかったなと何度も思います。

相手が人じゃなくても、自分の大切な存在と重ねて聴くことができて、よりグッとくる。

《バラバラで産まれた僕らだから
 残りの時間くらい傍にいて欲しい》


ここの《くらい》って部分が本当に好きです。
この部分だけ何度も聴くぐらい、本当に好きな歌詞。あえて、くらいって言葉を使ったんだろうなって、言葉ひとつにもこだわり続けた結果の曲だなって特に思います。


【アーティスト編】

再生時間の差が激しすぎる。笑

back numberはよく聴いてたとは自分でもわかってたけど、乃木坂46が1位だったのは驚いた。しかも500分も差をつけてだったとは。

お散歩したり、ちょっと音楽聴きたいなって思ってたときに乃木坂46の曲を再生していたかな。もちろん乃木坂46が大好きなのは前提で、語弊を恐れずに言うとアイドルの曲ってすーっと入ってくる感じがいいんですよね。

表題曲の中だとシンクロニシティ、カップリングの中だとやさしさとはを聴いてました。でも個人的によく聴いてたシングルは2021年発売のごめんねfingers crossedです。収録されてる全曲好き。

確実に興味はないと思うけど、わたしは乃木坂46の皆が大好きです。箱推しです。元推しメンは卒業してしまいましたが、今でも彼女の幸せを陰ながら祈っています(急に激重)。

優さんもたくさん聴いたなぁ。
今年は苦しい場面に多く直面していたので、立ち向かう勇気をもらうために聴いてました。行きたくないなと思いながら乗ったバスに揺られながら、何度も聴いてました。

特に現実という名の怪物と戦う者たちBEAUTIFULの2曲を聴いてました。何度かバスの中でこっそり泣いたこともありました。


書いてて思ったけど、曲を聴くときのわたしは気分を明るくしたくて聴くっていうよりも、心に寄り添うたいときに聴くことが多いみたいです。書いてて気付くって恥ずかしいような、うれしいような複雑な感じです。

この1年間、何を聴いてたのかな〜とか思うこともあったので、こういうデータ集計が簡単にできるってすごいね。わたしは何か作業するときに音楽がないとだめなタイプなので、ランクインした音楽を含め、たくさんの曲とともに駆け走った1年だったようです。

こうして振り返ることができてよかったな。
来年はどうなるか、今から楽しみです。


余談。

(下書きに残して、アップしてないnoteがたくさんあるので、今年中に少しずつでもあげられたらいいな…という微かな希望)


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