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成功者が書いた本を読んでも成功できない4つの理由

なぜ、成功に関する本を読んでも、ほとんどの人は成功ができないのか?

逆に言えば、誰でも成功をする法則ってあるのだろうか?

10年ほど、そんなことを考えてきて、この度、考えをまとめた本を出版させていただくことになった。

大変にありがたいことだ。

まさに、有難い。

というのは、世界中を見渡しても、成功に関する書籍を出している著者の中で、成功していない順位では、下位から数えた方が断然早いであろう私が「成功」について書くのだから、まさに「有難い」。

■ 成功には地図が必要

地図を持たずに旅に出ると、目的地に着かない。もともと目的地がないのだから当たり前だ。だが、地図のない旅というのも楽しい。どんな世界が広がるのかと考えるとワクワクする。

しかし、地図を持っていなくても、どの交通機関でどっちの方向に向かうのかは、自分の嗜好で決まっている。

本当に偶然に出会いたいなら、旅行会社の前に並べてあるパンフレットの中から目を瞑って1冊を選び、同じく目を瞑ってページを開く。そして、そこに行く。

昔、「水曜どうでしょう」でやっていたサイコロの旅のようなものだが、実際にそんなことをする人が少ないから、テレビの企画になるのだ。

■ 行き当たりばったりの人生で成功しない

計画を立てずに、「行き当たりバッチリ」という人がいる。辛辣な話になるが、こうした話をする人は、難題に出くわしていないか、居直っているか、思考が浅いだけだ。

負けられない試合の前に練習をしないことはない。周到な準備をするはずだ。

成功には地図がある方がいい。詳細な地図でなくても、せめて、自分が歩みたい人生を思い描くことは大切だ。

■ 成功とは何か?

成功とは、自分の成長を通して、富と名声と良好な人間関係を同時に手に入れることだと定義する。

手にする金額と幸せは比例しない。一方で、金額は少ないと心の安定が得られにくい。

お金と名声は成功、良好な人間関係を幸せの要素と考える。

・お金と名声と人間関係において、想定内の人生を生きることは、「予想通りの人生」。
・お金と名声と人間関係において、想定よりも下回った場合は、「成功していない人生」。
お金と名声と人間関係において、想定を上回った場合は、「成功した人生」。

想定を大きく上回るほど、大きな成功をする人生と定義したい。
「誰でも幸せな成功ができる」

■ なぜ、成功本で成功できないのか?

なぜ、成功本を読んでもほとんどの人は成功できないのか?

その理由は、実践していないからだ。

一方で、再現性のない成功に関する本も多い。

その理由は、

1:経験則による後付けの理論

2:著者が本当のことを言っていない
結構エグいことをしていても本の中ではそれを隠している。もしくは本人が忘れている。

3:上から目線になっている
メッセージにやさしさがない。または、やさしさが甘さになっている

4:タイトルが大げさすぎる

マーケティングから企画するから仕方がないのだが、当たり前のことや大したことのない話を大げさに示すので期待が大きくなりすぎる。

私は成功しているかどうかと言えば、その途中経過にいる。でも、途中経過の段階で書籍を出すことに意味がある。

理由は鮮度が高いからだ。

数ヶ月後には書籍が書店に並ぶことになるのだが、その前から、内容を公開していきたい。


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