看護学生必見!ChatGPTで学習体験を進化させよう!
今回はあなたの学習生活を革新的にする新たなツール、ChatGPTをご紹介します。AI(人工知能)と聞くと少し難しそうですが、実際はとっても使いやすいですよ。それでは一緒に見ていきましょう!
ChatGPTって何?
ChatGPTは、人間と同じように会話ができるAIです。OpenAIという組織が作ったこのAIは、人間が投げかけた質問に対して、人間のように答えることができます。なんだか面白いですよね?
ChatGPTでできること
例えば、"呼吸器系の解剖学的特徴について教えて"と尋ねると、ChatGPTは詳しく解説してくれます。もし新しい病態や概念について理解できないときは、ChatGPTに尋ねてみましょう。また、実際の臨床シチュエーションを想定した質問も可能です。"患者が突然意識を失った時、どう対応すべきですか?"というような質問も、ChatGPTは答えてくれます。
現在利用できる有名な生成言語AI
現在利用できる言語生成AIで有名どころを紹介します。
ChatGPT
Bard
Bing AI
ChatGPT
Open AI社が提供している生成言語AI
長所:
最も使い勝手が良い
プラグインで拡張性が高い
AIとの会話が保存できる
短所:
無料版ではGPT3.5で、GPT4は有料版(月20ドル)でしか使用できない
記事作成時点(2023年6月6日)では2021年9月までの情報しか実装されていない
※GPT3.5とGPT4の解説は後ほど
Bard
Google 社が提供している生成言語AI
長所:
Googleアカウントがあれば無料でGPT4が使用できる
最新の情報を利用することができる
会話を保存できる
短所:
試験運用中のため現状(記事作成時点2023年6月6日)回答精度が他のAIと比較して少し落ちる
Bing AI
Microsoft社が提供している生成言語AI
長所:
Microsoftアカウントがあれば、無料でGPT4が利用できる
情報ソースのリンクを表示してくれる
話のスタイルを「独創性」「バランス」「厳密」の3種類から選ぶことができる
短所:
会話を保存できない
1つのトピックに対して、20回までしか回答できない制限がある
GPT3.5とGPT4.0の違いは?
このChatGPTには、GPT3.5とGPT4.0という2つのバージョンが存在します。それぞれがどう違うのか、詳しく見てみましょう。
GPT3.5は、強力な言葉の理解力と回答能力を持つAIです。例えば、看護学のテストに向けて「心不全の症状は何?」と尋ねると、「心不全の症状には息切れ、むくみ、疲労感、心拍数の増加などがあります」と教えてくれます。
一方、GPT4.0は更に進化したバージョンで、より高度な理解力と表現能力を持っています。GPT4.0は、より複雑な問いに対しても詳細で具体的な答えを提供できます。例えば、「心不全の病態生理を詳しく説明してください」と尋ねると、心不全の病態生理について深い洞察と理解を示す答えを返してくれます。
ChatGPTの使い方
では、ChatGPTの使い方を見てみましょう。まず、OpenAIのウェブサイトからChatGPTにアクセスします。そして、質問や話題をテキストボックスに入力し、「送信」ボタンを押します。すると、ChatGPTがあなたの質問に対する答えを生成し、すぐにフィードバックを表示します。
使用例
用語の理解: "糖尿病性ケトアシドーシスとは何ですか?"
シナリオベースの学習: "患者が急性心筋梗塞の症状を示しています、どのような処置を行いますか?"
自己評価テスト: "正常な血圧範囲は何ですか?"
試しに利用してみる
用語の理解: "糖尿病性ケトアシドーシスとは何ですか?"
以下に糖尿病病診療ガイドライン2019の糖尿病における急性代謝失調・シックデイのPDFのURLを載せておきます。
http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/gl/GL2019-20.pdf
おおよそ内容は合っているのではないでしょうか。
ChatGPTはあくまで学習支援ツールであり、全ての情報が100%正確とは限りません。したがって、重要な情報は必ず教科書や信頼できる他の情報源で確認しましょう。
また、ChatGPTに具体的な患者の情報を入力することは避けてください。プライバシーを尊重し、情報の保護に注意しましょう。
ChatGPTはあなたの学習を強化し、看護学生としての旅を楽しくするためのツールです。学びは時に困難な道のりですが、ChatGPTと一緒にあなたの成長をサポートします。新しい学習体験、準備はいいですか?
ChatGPTと一緒に進んでみましょう!