『リズム診断』は、“歩様をデータ化。勝ち上がりやすい募集馬を見抜く”というコンセプトのもと2019年度募集時(2018年産)から診断結果の公開を正式に始め、現3歳世代で公開4シーズン目となります。いつも多くの方々からのご支援、本当にありがとうございます!
この記事では、出資検討時にどれぐらい参考になりそうか?を把握できるよう、過去公開した『リズム診断』の成績ふりかえり(歩様のみで評価して、ぶっちゃけどれぐらい当たるの?)を随時更新・公開していきます。
※リズム診断の概要を知りたい方は以下をご覧ください。
各クラブの診断成績(経過・結果)
診断成績について
2021年産は2024年8月18日終了時点の競争成績を元に算出しています。
勝ち上がり率の成績は、『リズム診断』をおこなった各クラブ1次募集馬のみ、各世代の未勝利戦終了(~9月)までを対象。追加募集馬の成績や、地方競馬での勝利は対象外としています。また、未出走馬は数値に含めていません(一口馬主DB同様)。
2017年産は正式公開前のデータとなるため参考記録という扱いです。
現在公開している社台・サンデーのリズム診断は、簡易測定(無料)のため本ページの成績には含めていません(ちなみに以下クラブと同等の成績です)。
良かった点:
・重賞を勝利したシュトラウスを評価S+としていた。
※シックスペンスは評価A
悪かった点:
・過去の全シーズン、「評価Sの勝ち上がり率」はキャロット全体の同率を上回っていたが、2021年産は現在のところ若干下回っている状況(最後滑り込みで逆転する可能性もある)。統計上は最も勝ち上がり率がよくなるはずである評価Sの優位性が損なわれてしまいましたね……。
良かった点:
・評価Sの勝ち上がり率が、クラブ全体の同率よりも4.5%高い。
・この世代、中央重賞を唯一勝ったミアネーロを評価Sとしていた。
悪かった点:
・リズム診断では地方競馬を対象外としているが、羽田盃を勝ったアマンテビアンコを評価A-としていた(統計上の定量評価ではAとしたが、定性評価で悪い歩様と捉えてマイナスを付けた)。
良かった点:
・評価Sの勝ち上がり率が、クラブ全体の同率よりも6.7%高い。
悪かった点:
・評価B,C,Dの勝ち上がり率が100%…(募集頭数少ないため差が出づらい面あるのと、評価S=同60%>評価A,B,C,D=同50%のため評価Sの優位性を示せたと言えそうですが)。
良かった点:
・無理やり挙げるならば、評価S,Aで全体勝ち馬の約7割を占めた。
悪かった点:
・過去の全シーズン、「評価Sの勝ち上がり率」は東サラ全体の同率を上回っていたが、2021年産は現在のところ下回っている状況。他クラブよりも成績の良かった東サラでうまくいかず残念です。