見出し画像

【経過】『リズム診断』の成績(2024/08/18終了時点)

『リズム診断』は、“歩様をデータ化。勝ち上がりやすい募集馬を見抜く”というコンセプトのもと2019年度募集時(2018年産)から診断結果の公開を正式に始め、現3歳世代で公開4シーズン目となります。いつも多くの方々からのご支援、本当にありがとうございます!

この記事では、出資検討時にどれぐらい参考になりそうか?を把握できるよう、過去公開した『リズム診断』の成績ふりかえり(歩様のみで評価して、ぶっちゃけどれぐらい当たるの?)を随時更新・公開していきます。

※リズム診断の概要を知りたい方は以下をご覧ください。



各クラブの診断成績(経過・結果)

診断成績について

  • 2021年産は2024年8月18日終了時点の競争成績を元に算出しています。

  • 勝ち上がり率の成績は、『リズム診断』をおこなった各クラブ1次募集馬のみ、各世代の未勝利戦終了(~9月)までを対象。追加募集馬の成績や、地方競馬での勝利は対象外としています。また、未出走馬は数値に含めていません(一口馬主DB同様)。

  • 2017年産は正式公開前のデータとなるため参考記録という扱いです。

  • 現在公開している社台・サンデーのリズム診断は、簡易測定(無料)のため本ページの成績には含めていません(ちなみに以下クラブと同等の成績です)。


#キャロットクラブ

<2021年産> ※2024年8月18日終了時点
クラブ全体 出走79頭、勝利42頭(率53.1%)

評価S 出走42頭、勝利21頭(率50.0%)
評価A 出走12頭、勝利7頭(率58.3%)
評価B 出走20頭、勝利11頭(率55.0%)
評価C 出走3頭、勝利1頭(率33.3%)
評価D 出走2頭、勝利2頭(率100%)

参照:「リズム診断」キャロット 2021年産

良かった点:
・重賞を勝利したシュトラウスを評価S+としていた。
※シックスペンスは評価A

悪かった点:
過去の全シーズン、「評価Sの勝ち上がり率」はキャロット全体の同率を上回っていたが、2021年産は現在のところ若干下回っている状況(最後滑り込みで逆転する可能性もある)。統計上は最も勝ち上がり率がよくなるはずである評価Sの優位性が損なわれてしまいましたね……。

<2020年産>
クラブ全体 出走78頭、勝利37頭(率47.4%)
評価S 出走45頭、勝利24頭(率53.3%)

重賞を勝った評価S馬(地方除く):タスティエーラ、スキルヴィング、ラヴェル、セラフィックコール

参照:「リズム診断」キャロット(2020年産)

<2019年産>
クラブ全体 出走74頭、勝利37頭(率50.0%)
評価S 出走34頭、勝利19頭(率55.8%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):ナミュール

参照:「リズム診断」キャロット(2019年産)

<2018年産>
クラブ全体 出走75頭、勝利43頭(率57.3%)
評価S 出走44頭、勝利26頭(率59.1%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):スルーセブンシーズ、モントライゼ

参照:「リズム診断」キャロット(2018年産)

<2017年産> ※参考記録
クラブ全体 出走77頭、勝利48頭(率62.3%)
評価S 出走41頭、勝利30頭(率73.2%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):ヴェラアズール、ベレヌス、レイパパレ、レシステンシア

参照:「リズム診断」キャロット(2017年産)


#シルク・ホースクラブ

<2021年産> ※2024年8月18日終了時点
クラブ全体 出走72頭、勝利37頭(率51.3%)
※1次募集馬のみ

評価S 出走34頭、勝利19頭(率55.8%)
評価A 出走19頭、勝利10頭(率52.6%)
評価B 出走8頭、勝利4頭(率50.0%)
評価C 出走9頭、勝利3頭(率33.3%)
評価D 出走2頭、勝利1頭(率50.0%)

参照:「リズム診断」シルク(2021年産)

良かった点:
・評価Sの勝ち上がり率が、クラブ全体の同率よりも4.5%高い。
・この世代、中央重賞を唯一勝ったミアネーロを評価Sとしていた。

悪かった点:
・リズム診断では地方競馬を対象外としているが、羽田盃を勝ったアマンテビアンコを評価A-としていた(統計上の定量評価ではAとしたが、定性評価で悪い歩様と捉えてマイナスを付けた)。

<2020年産>
クラブ全体 出走67頭、勝利28頭(率41.7%)
評価S 出走34頭、勝利17頭(率50.0%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):なし

参照:「リズム診断」シルク(2020年産)

<2019年産>
クラブ全体 出走72頭、勝利37頭(率51.3%)
評価S 出走39頭、勝利21頭(率53.8%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):イクイノックス

参照:「リズム診断」シルク(2019年産)

<2018年産>
クラブ全体 出走65頭、勝利39頭(率60.0%)
評価S 出走32頭、勝利24頭(率75.0%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):アナザーリリック、アリーヴォ、クールキャット

参照:「リズム診断」シルク(2018年産)

<2017年産> ※参考記録
クラブ全体 出走62頭、勝利35頭(率56.5%)
評価S 出走32頭、勝利23頭(率71.9%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):プロミストウォリア、ラウダシオン、サリオス、ギルデッドミラー、オーソリティ

参照:「リズム診断」シルク(2017年産)


#DMMバヌーシー

<2021年産> ※2024年8月18日終了時点
クラブ全体 出走15頭、勝利8頭(率53.3%)
※本募集馬のみ

評価S 出走5頭、勝利3頭(率60.0%)
評価A 出走6頭、勝利1頭(率16.6%)
評価B 出走2頭、勝利2頭(率100%)
評価C 出走1頭、勝利1頭(率100%)
評価D 出走1頭、勝利1頭(率100%)

参照:「リズム診断」DMM(2021年産)

良かった点:
・評価Sの勝ち上がり率が、クラブ全体の同率よりも6.7%高い。

悪かった点:
・評価B,C,Dの勝ち上がり率が100%…(募集頭数少ないため差が出づらい面あるのと、評価S=同60%>評価A,B,C,D=同50%のため評価Sの優位性を示せたと言えそうですが)。

<2020年産>
クラブ全体 出走15頭、勝利7頭(率57.1%)
評価S 出走4頭、勝利2頭(率50.0%)

参照:「リズム診断」DMM(2020年産)

<2019年産>
クラブ全体 出走7頭、勝利4頭(率57.1%)
評価S 出走3頭、勝利1頭(率33.3%)

参照:「リズム診断」DMM(2019年産)

<2018年産>
診断なし

<2017年産>
診断なし


#東京サラブレッドクラブ

<2021年産> ※2024年8月18日終了時点
クラブ全体 出走50頭、勝利16頭(率32.0%)

評価S 出走25頭、勝利7頭(率28.0%)
評価A 出走10頭、勝利4頭(率40.0%)
評価B 出走6頭、勝利4頭(率66.6%)
評価C 出走6頭、勝利0頭(率0.0%)
評価D 出走2頭、勝利1頭(率50.0%)
評価E 出走1頭、勝利1頭(率100%)

参照:「リズム診断」東サラ(2021年産)

良かった点:
・無理やり挙げるならば、評価S,Aで全体勝ち馬の約7割を占めた。

悪かった点:
過去の全シーズン、「評価Sの勝ち上がり率」は東サラ全体の同率を上回っていたが、2021年産は現在のところ下回っている状況。他クラブよりも成績の良かった東サラでうまくいかず残念です。

<2020年産>
クラブ全体 出走38頭、勝利11頭(率28.9%)
評価S 出走15頭、勝利6頭(率40.0%)

参照:「リズム診断」東サラ(2020年産)

<2019年産>
クラブ全体 出走41頭、勝利21頭(率51.2%)
評価S 出走12頭、勝利8頭(率66.6%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):レッドモンレーヴ

参照:「リズム診断」東サラ(2019年産)

<2018年産>
クラブ全体 出走34頭、勝利17頭(率50.0%)
評価S 出走16頭、勝利11頭(率68.8%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):レッドジェネシス

参照:「リズム診断」東サラ(2018年産)

<2017年産> ※参考記録
クラブ全体 出走29頭、勝利13頭(率44.8%)
評価S 出走11頭、勝利8頭(率72.7%)

※重賞を勝った評価S馬(地方除く):レッドベルジュール

参照:「リズム診断」東サラ(2017年産)

いいなと思ったら応援しよう!