将来の重賞馬も、まず1つ勝つことが大切。“歩様のみで勝ち上がりやすい一口馬主の募集馬を見抜く”をコンセプトとしている『リズム診断』。キャロットクラブ 2023年度募集馬の本編(評価公開)です。
リズム診断『キャロットクラブ22年産』企画内容
noteの「マガジン」という機能を用いて、以下の予定記事・企画を有料公開していきます。もし興味を持っていただけるならば、ご購入のうえご覧いただきますようお願いします。
①リズム診断結果 記事 →いまご覧いただいている記事です
②そくサーチβ最新版 →8/28週前半~9/17公開終了 ※公開終了
③人気度・票読み →8/28週後半~9/15更新終了 ※公開終了
④1.5次~2次募集向け 記事 →9/18~ ※公開終了
『人気度・票読み』企画は、一昨年・昨年の実施内容と同様のものです。「最優先」「一般」の予想当選率は7-8割ほど当たっており、中でも昨年の2次募集に回る対象馬(つまり新規も申し込み可能)は100%的中。
予算に応じて効率的に申し込みたい既存会員の方、及びキャロットへの新規入会を検討している方、いずれの方にもお役に立てるよう企画を進めていきます!
2020年産のキャロットクラブのリズム診断成績はどうだったのか?
「リズム診断ってぶっちゃけ当たっているの?」が分かる振り返りです。
キャロットクラブ全体としての世代勝ち上がり率は近年と比べると低調でしたが、重賞馬は全3頭誕生(タスティエーラ、スキルヴィング、ラヴェル)。『リズム診断』では、これらお馬さんを全て評価Sとしていました。
評価別に勝ち上がり率を比較すると、評価S「53.3%」 vs 評価A,B,C,D「39.3%」と14%差を付けていました。これらからもリズム診断の有効性、評価分類の精度を感じ取っていただけるのではないでしょうか。
これらの成果をもとに信頼を寄せていただけるならば、ぜひ募集馬検討のベースとして『リズム診断』を導入してみてはいかがでしょう。
『リズム診断』とは?(定型文)
歩様だけで評価をしている『リズム診断』を取り入れると、過去の実績からも勝ち上がれる馬を凡そ5-7割ほど選別できるようになります(今年度もそうなるとは限りませんが)。
例えば血統や馬体だけの単体評価で、毎年これほど安定的に成績を収めるのはなかなか難しいのではないでしょうか。この点からも募集馬選定のベースとして『リズム診断』を参考にする価値アリと言えそうです。
リズム診断と血統や馬体、きょうだいの成績など別ファクターと掛け合わせて検討いただくと、より精度の高い募集馬選定ができると思います。
例)「評価S」に対し、例えば勝ち上がり率が劣る「体重400kg以下、管囲19cm以下は切り捨てる」などの条件を加えて絞り込む
※もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事を参照。
このnoteでは何度も紹介をしていますが、『リズム診断』の指針となっているのはアーモンドアイの募集時歩様です。このように「すーーー」っと淀みのない歩様を理想としており、これを実現できる出力媒体(骨格・筋力・神経・気性など)であるか?をリズム診断の計算式・評価コメントに組み込んでいます。
本記事のご購入について(無料公開済)
価格は昨年と同じ800円です。誰もやっていない独自算出データであるためお金をいただく形式をとっており恐れ入りますが、以下を承諾のうえよろしければご覧ください。
8/29(火)02時:関西入厩予定馬に対する評価やコメント、また総評など一部の残内容を公開しました。
※実は8/21週はコロナに罹ってしまい作業が捗らず…(軽症で済み、やっと作業再開できています)。
※評価「S」といった診断結果は変更しませんが、「S+」といったプラス要素は変更するかもしれません。変更点があった場合は、差分を提示のうえ訂正させていただきます。
このたびは『キャロットクラブ 2023年度募集「リズム診断」(22年産91+4頭)』をお買い求めいただき誠にありがとうございました。皆様の出資検討のお役に立てますように。
前述のとおり、一部は後追い反映になっている点をご容赦願います。
おまけ企画などは以下予定のスケジュールで進めていきます。年イチのお祭り感覚で、更新を楽しみにしていただけたらと嬉しいです!
■ リズム診断 結果一覧
関東入厩予定馬 No.1~50
※以下内容は、当初8/27公開内容から変更はありません。
関西入厩予定馬 No.51~92
おまけ 地方入厩予定馬 No.93~96
■ 個別評価(関東入厩予定馬 No.1~50)
No.1 マリアライトの22(メス) ※母優先
No.2 ザズーの22(牡)
No.3 ヴィルデローゼの22(牡) ※母優先
No.4 ラドラーダの22(メス) ※母優先
No.5 アヴェンチュラの22(牡) ※母優先
No.6 アドマイヤセプターの22(牡)
No.7 リリーバレロの22(牡) ※母優先
No.8 ピュアブリーゼの22(メス) ※母優先
No.9 ファナティックの22(牡) ※母優先
No.10 クルミナルの22(牡) ※母優先
No.11 パルクデラモールの22(メス)
No.12 メリートの22(牡)
No.13 レオパルディナ(メス) ※母優先
No.14 シングルゲイズの22(メス)
No.15 ミリッサの22(牡) ※母優先
No.16 レッドレグナントの22(メス)
No.17 ルヴォワールの22(メス) ※母優先
No.18 リラヴァティの22(メス) ※母優先
No.19 ベルディーヴァの22(メス) ※母優先
No.20 エールデュレーヴの22(メス) ※母優先
No.21 トーコーユズキの22(牡)
No.22 グリューヴァインの22(メス) ※母優先
No.23 ディアデラマドレの22(メス) ※母優先
No.24 マスターワークの22(メス) ※母優先
No.25 カーミングエフェクトの22(牡)
No.26 キャヴァルドレの22(メス)
No.27 マイミスリリーの22(メス)
No.28 ワシントンレガシーの22(牡)
No.29 セレナズヴォイスの22(メス) ※母優先
No.30 フォルテピアノの22(メス) ※母優先
No.31 エクストラペトルの22(牡) ※母優先
No.32 ティンバレスの22(メス) ※母優先
No.33 エリスライトの22(牡) ※母優先
No.34 コンダクトレスの22(メス) ※母優先
No.35 コロナシオンの22(牡)
No.36 ピースエンブレムの22(メス) ※母優先
No.37 ピンクアリエスの22(メス) ※母優先
No.38 ダイワオンディーヌの22(メス)
No.39 サンブルエミューズの22(メス) ※母優先
No.40 ケアレスウィスパーの22(牡)
No.41 アンフィトリテの22(メス) ※母優先
No.42 エディスワートンの22(牡)
No.43 ココシュニックの22(メス)
No.44 ヴィータアレグリアの22(牡) ※母優先
No.45 フェルミオンの22(牡) ※母優先
No.46 ヴィアンローズの22(牡)
No.47 スペクトロライトの22(牡) ※母優先
No.48 ローズノーブルの22(牡) ※母優先
No.49 ユーセニアの22(牡)
No.50 シェイリーンⅡの22(牡)
■ 個別評価(関西入厩予定馬 No.51~92)
No.51 ビートマッチの22(牡)
No.52 ソートアフターの22(メス)
No.53 キャンプロックの22(牡)
No.54 ミスティークⅡの22(メス)
No.55 アディクティドの22(牡)
No.56 チャイマックスの22(メス)
No.57 ハープスターの22(牡) ※母優先
No.58 ダイワプロパーの22(牡)
No.59 リカビトスの22(牡) ※母優先
No.60 キラーグレイシスの22(メス)
No.61 フォトコールの22(メス)
No.62 マラコスタムブラダの22(メス)
No.63 エリティエールの22(牡) ※母優先
No.64 フィニフティの22(メス) ※母優先
No.65 ローガンサファイアの22(メス) ※母優先
No.66 アロマドゥルセの22(メス) ※母優先
No.67 プルメリアスターの22(メス) ※母優先
No.68 ディーパワンサの22(メス) ※母優先
No.69 クァンタムミスの22(牡)
No.70 ボールドアテンプトの22(牡)
No.71 エスティタートの22(メス) ※母優先
No.72 カイカヨソウの22(メス) ※母優先
No.73 アドヴェントスの22(メス) ※母優先
No.74 ブルーメンブラットの22(メス) ※母優先
No.75 シンハリーズの22(メス)
No.76 レネットグルーヴの22(牡)
No.77 スターダムバウンドの22(メス)
No.78 リプリートⅡの22(牡)
No.79 ギーニョの22(牡)
No.80 グランデアモーレの22(メス) ※母優先
No.81 レディドーヴィルの22(牡)
No.82 スプリングゲイルの22(牡)
No.83 ハーエミネンシーの22(メス)
No.84 リチュアルローズの22(牡)
No.85 ブルーメンクローネの22(メス) ※母優先
No.86 ソブラドラインクの22(牡)
No.87 ヴィートマルシェの22(メス) ※母優先
No.88 ペルレンケッテの22(牡) ※母優先
No.89 パドゥヴァルスの22(牡) ※母優先
No.90 ビットレートの22(牡) ※母優先
No.91 インピードの22(メス)
No.92 エルヴァスⅡの22(牡)
■ 参考外評価(地方入厩予定馬 No.93~96)
※地方入厩馬は統計データを保持しておらず正式なリズム診断結果ではありません。記載している評価は世代成績の対象外とします。あくまでも参考情報としてご覧ください。
No.93 パーフェクトジョイの22(牡)
No.94 レーゲンボーゲンの22(牡) ※母優先
No.95 ペニーウェディングの22(メス)
No.96 ホーリーレジェンドの22(メス)
総評
今年度、最も歩様が良く見えた馬
以下
No.62 マラコスタムブラダの22(メス) 評価S+
No.7 リリーバレロの22(牡)評価S+
No.14 シングルゲイズの22(メス) 評価S+
No.63 エリティエールの22(牡)評価S+
No.1 マリアライトの22(メス) 評価S+
No.68 ディーパワンサの22(メス) 評価S+
No.52 ソートアフターの22(メス) 評価S+
No.35 コロナシオンの22(牡)評価S+
No.89 パドゥヴァルスの22(牡)評価S+
No.41 アンフィトリテの22(メス) 評価S+
No.9 ファナティックの22(牡)評価S+
コメント
歩様が最も良く見えたのは、フェルミオンの22。恐らくこういったレビュー系の記事で本馬をまず挙げる人は誰もいないだろうと思われますw
でも奇をてらった訳ではなく、動きは個別コメントのとおり本当に良いですよ! 今回募集馬のなかで、ここまでストライドを長く保った状態ながらも素軽くきれいに歩けているのは本馬が一番でした。この脚どりからも、父シュヴァルグランと同じように、中距離以上のレースでの瞬発力勝負に期待できそうだなと感じています。
ただし、きょうだい成績傾向と、父自身もそうだったようにクラシック戦線には縁遠いと思われます。母優先対象であり口数が限られ、人気は下位だと想定されることから、最優先と言うよりは一般に入れておきたい一頭という扱いが良いでしょうね。
その他の所感では、マラコスタムブラダの22やリリーバレロの22、マリアライトの22など事前に多くの方が「良い馬だといいなぁ」と思っていたであろう馬は、総じて期待どおり良い歩様を見せていたように思います。
ほか、評価Sの総数は54頭に達しています。例年40-45頭ぐらいなので、ちょっと多い……とも思いましたが、今年の募集馬のレベルが高い現れかもしれず、素直にそのまま出しています。
今年も評価Sから重賞馬が出てくれると嬉しいのですが、54頭も挙げた中から出ても「そりゃ数撃ちゃ当たる」ツッコミがありそうですねw
チラシ裏のメモ書き程度の内容でしたが、総評としては以上です。
今後、票読み記事も新たに公開していくのでそちらもお楽しみに。キャロット募集期間終了まで引き続きよろしくお願いします!(マガジン一度ご購入いただいていればそのまま読めます)
なお最後に、おまけとしてシルクでも掲載した実験内容を以下のとおり記載しておきます。まだサンプル数が少ない検証段階のため、大外れになるかもしれませんがその際は悪しからず。サンプル数が溜まってくる2年後ぐらいに根拠など正式発表できると良いなと思っています。
とある検証中の条件に該当する、勝ち上がり率・活躍する可能性がより高いと思われる評価Sの馬(番号順)
該当する牡馬
No.2 ザズーの22
No.6 アドマイヤセプターの22
No.40 ケアレスウィスパーの22
No.42 エディスワートンの22
No.45 フェルミオンの22
No.63 エリティエールの22
No.78 リプリートⅡの22
No.86 ソブラドラインクの22
該当する牝馬
No.8 ピュアブリーゼの22
No.22 グリューヴァインの22
No.27 マイミスリリーの22
No.34 コンダクトレスの22
No.36 ピースエンブレムの22
No.52 ソートアフターの22
No.61 フォトコールの22
No.62 マラコスタムブラダの22
No.67 プルメリアスターの22
No.71 エスティタートの22