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キャロットクラブ 2021年度募集「リズム診断」(20年産)

この記事の内容
・全頭の診断結果、コメント、近似測尺情報、オススメ馬

■更新履歴

・2022年3月5日更新
本記事「本編」を無料公開しました。
※一部、有料販売のご案内を削除しています(以外は編集しておらず有料販売時の内容のままです)。

・2021年8月30日更新
No.7 マイハッピーフェイスの20(メス)
No.8 ローガンサファイアの20(牡
に表記欠損があり、修正いたいました(評価自体は変えていません)。
※また、本記事の最後に「募集馬の人気度(目安)」のお知らせを記載しています。よろしければご覧ください。


■リズム診断 結果一覧

色付きの募集名は、母優先馬です。

関東入厩予定馬 No.1~43

画像1

関西入厩予定馬 No.44~88

画像2

地方入厩予定馬 No.89~91(参考評価)

画像3



■個別評価(関東入厩予定馬 No.1~43)

No.1 ナスケンアイリスの20(牡)

■評価「S」
脚の出はスムーズで軽やかさがありつつ、歩幅も一定。全体的に安定したアウトプットができる体躯の持ち主のようです。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.2 コケレールの20(牡)

■評価「S」
同じロードカナロア産駒のナスケンアイリスの20と比べるとやや力感が劣り、踏み込みが浅くなる時があるものの、きれいな脚運びを見せています。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.3 ラドラーダの20(メス)

■評価「B」
歩様速度がやや遅めのため評価分類上は「B」(やや勝ち上がりが劣る数値範囲)としていますが、足さばき自体は一定さがあり悪くありません。まだ幼いものの動きの素養はありそうなため、今後の筋力強化しだいでは楽しみな存在。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:473.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.4 シーザリオの20(メス)

■評価「S」
脚の出、歩幅、飛節の伸び、動きのリズムは良いものの、とにかく非力。もともとの素養の良さで動いているような形のため、ドタバタした歩様になっています。今後の育成に期待。

■近似測尺からの傾向(n=12)
勝ち上がり:4頭
勝ち上がり率:33.3%
デビュー時体重:450.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.5 アドマイヤリードの20(メス)

■評価「A」
動きのテンポは良く機敏さはありそうですが、脚運びに硬さがあり、歩幅は狭くて不安定。まだまだ全体的に幼い印象です。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=4)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:25.0%
デビュー時体重:455.5kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.6 クルージンミジーの20(牡)

■評価「B」
ややゆっくりめの歩様。硬めの足さばきであり、力感なく、躍動感に欠けます。歩幅は一定で可動域は問題なさそうです。
※左腕節福手根骨骨折骨片摘出手術(2021/3/4)

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.7 マイハッピーフェイスの20(メス)

■評価「B」
まだトモに筋力がないため、前へ前へという脚運びではなく、置きにいくような歩様です。動きのテンポ自体は一定さがあります。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.8 ローガンサファイアの20(牡)

■評価「C」
かなり速い歩様。後肢の歩幅も不一致であり、ほぼ平坦な芝の上でありながら左後肢(左後一白)が躓きかけています。スローのカットで見ると分かりやすいんですが、右後肢に比べて左後肢の蹴り上げが弱いために、蹄が上がりきっておらず地面スレスレで次の完歩へと動作しています(躓いている馬は往々にしてこの特徴がある)。このような不安定な動きは、骨格や筋力の問題があると推測され、将来的な故障の懸念を抱かせます。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.9 バウンスシャッセの20(牡)

■評価「S」
アクションの大きな体の動かし方ですが、俊敏さを感じさせる一定した良いリズムで歩けています。反面、終始しっぽを振るなど気性の心配はありそう。

■近似測尺からの傾向(n=3)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:525.3kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.10 プルメリアスターの20(メス)

■評価「A」
動きのテンポは良いものの、ストライドが短く、やや速い歩き。後肢の出が少し悪くなる時があり、踏み込みが浅く、歩幅は不一致に。

■近似測尺からの傾向(n=14)
勝ち上がり:8頭
勝ち上がり率:57.1%
デビュー時体重:446.3kg
主なOP以上勝ち馬:ソルヴェイグ

No.11 モアザンセイクリッドの20(牡)

■評価「A」
トモの緩さゆえか、骨格的な問題のためか、後肢の出がかなり不安定で引きずるようにも見えてしまいます。動きのテンポ的に評価Aの範疇としましたが少し心配な歩様です。

■近似測尺からの傾向(n=11)
勝ち上がり:7頭
勝ち上がり率:63.6%
デビュー時体重:487.6kg
主なOP以上勝ち馬:ルヴァンスレーヴヴェルトライゼンデ

No.12 ステファニーズキトゥンの20(メス)

■評価「S」
トモは頼りないものの全体的に安定した歩様。軽やかさがあり、運動神経の良さを感じさせます。ドゥラメンテ産駒の牝馬は評判が悪いのですが、それで票が伸びないならば狙いどころかもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:476.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.13 ブリガアルタの20(牡)

■評価「A」
全体的にゆるく、動きは重さを感じさせますが、脚の出や歩幅、リズムは一定です。やや速い歩きのため評価Aとしていますが、歩様自体は悪くありません。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:492.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.14 ルージュバックの20(牡)

■評価「A」
後肢の出のテンポは良いです。ただ、踏み込みが甘く、力感のない歩様。前肢とのバランスが取れておらず、リズム感がありません。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.15 ケイティーズハートの20(メス)

■評価「B」
全体的にゆるく少し重さを感じさせる、ややゆったり目の歩様。ただ、脚の出、歩幅、テンポは一定であり、今後の育成しだいといったところでしょか。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.16 シュピッツェの20(メス)

■評価「S」
体が上手く使えておらず躍動感に欠ける歩きですが、脚運びは安定した出力ができており、良い運動神経を持っていそうです。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:426.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.17 エンジェルフォールの20(牡)

■評価「S」
首をグイグイと使った、テンポの良い動きができています。脚の出、着地は一定であり、右飛節の手術の影響は特に感じさせません。
※右飛節OCD除去手術(2021/2/16)

■近似測尺からの傾向(n=5)
勝ち上がり:2頭
勝ち上がり率:40.0%
デビュー時体重:497.2kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.18 バイラオーラの20(メス)

■評価「A」
歩様の強調点は特にありません。厩務員さんにリードを短く持たれ、終始しっぽを振っている点からも気性の繊細さを感じさせます。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.19 メジロシャレードの20(メス)

■評価「S」
幅広いストライドで飛節が伸びながらも、脚の出、歩幅、リズムは一定。全身を使った躍動感のある動きであり好印象です。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.20 プンタステラの20(牡)

■評価「S」
柔らかみがあり、軽快な動きを見せています。ただし、右後肢の出が悪くなり、動画のなかで1度躓き、別シーンでは躓きかけています。短い動画の中だけでも複数回の躓きが見られることから、日常的に起きている事象と言えそうです。良い能力はありそうですが、こういった蓄積が脚への負荷となり、故障へと繋がらないか心配してしまいます。

■近似測尺からの傾向(n=5)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:20.0%
デビュー時体重:504.4kg
主なOP以上勝ち馬:ブラストワンピース

No.21 エクストラペトルの20(メス)

■評価「A」
やや速く、飛節が伸び切らない歩様です。また、歩かせている全てのカットで激しく尻尾を振っています。厩務員さんがコントロールしやすい高さでリードを短く持っていることからも気性面が課題でしょう。

■近似測尺からの傾向(n=4)
勝ち上がり:4頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:466.5kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.22 マイティースルーの20(メス)

■評価「B」
ややゆっくりめの歩様のため、リズム診断的には「B」評価の範疇としていますが、悪い材料がある訳ではありません。歩幅や脚の出も一定で、癖のない歩様です。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:576.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.23 ワシントンレガシーの20(メス)

■評価「S」
大きく強調点はありませんが、きれいに歩けており、全体として平均的に良い動き・良いリズム感です。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=12)
勝ち上がり:7頭
勝ち上がり率:58.3%
デビュー時体重:455.7kg
主なOP以上勝ち馬:サンクテュエール

No.24 ロスヴァイセの20(牡)

■評価「S」
躍動感があり、脚の運び自体は軽やかでとてもスムーズ。良い筋力を持っていそうです。ただし、骨格的な問題なのか、躓き・歩幅の不均一さが気になります。
※さく癖、左飛節OCD除去手術(2020/11/20)

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.25 シンハディーパの20(メス)

■評価「S」
脚の出、歩幅、蹴り上げなど、それぞれのリズム感をキープしつつ、かなり一定の動きができています。動画10秒過ぎからシンハリーズの20と歩様の比較ができますが、その動きの良さの違いは一目瞭然ですね。

■近似測尺からの傾向(n=14)
勝ち上がり:5頭
勝ち上がり率:35.7%
デビュー時体重:459.1kg
主なOP以上勝ち馬:センテリュオアマルフィコースト

No.26 ヒカルアモーレの20(牡)

■評価「B」
ゆったり目の歩様速度で、ストライドは短く、不一致。尻尾を振り続けていることからも、気性的に一定したパフォーマンスの維持が難しいのかもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:521.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.27 エンシェントヒルの20(メス)

■評価「S」
リズミカルに、とてもきれいに歩けています。軽やかさがあることからも、一定量の筋力・運動神経を持ち合わせていそうです。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.28  アドマイヤアロマの20(牡)

■評価「S」
この馬も軽やかさがあり、きれいに歩けています。あとは能力さえあれば、それを阻害することなく動力として伝えられるフレームだと言えそうです。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=3)
勝ち上がり:2頭
勝ち上がり率:66.7%
デビュー時体重:479.3kg
主なOP以上勝ち馬:ドレッドノータス

No.29 フェルミオンの20(メス)

■評価「S」
まだまだ幼い印象でトモも甘いため後肢に少し重たさを感じさせますが、良いリズム感で歩けています。一定の運動神経はありそうです。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:462.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.30 ココファンタジアの20(牡)

■評価「S」
全体的に緩さが目立つものの、柔らかみのある、一定の脚運びができています。初仔にしては大きくなりそうなため、育成で動きの良さが研ぎ澄まされることに期待ですね。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:516.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.31 クローバーリーフの20(牡)

■評価「A」
活発さを感じさせる動きですが、筋肉の質か、関節なのか、少し硬い脚運びです。また、歩幅はかなり不一致です。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:500.0kg
主なOP以上勝ち馬:トリコロールブルー

No.32 パルティトゥーラの20(牡)

■評価「S」
こちらも硬さの見られる歩様です。まだトモに力が無いため、余裕をもった動作ができないのでしょう。脚の出のテンポ自体は良いので、このあたりは育成により改善されてくるはずです。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:16.7%
デビュー時体重:532.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.33 マルティンスタークの20(メス)

■評価「S」
ゆるさからか、着地の間隔が長くまだ動力を水平方向へ伝えられていない歩様ですが、脚運びのリズムは良いものを持っています。また、躓きが見られ、右後肢の出が悪くなる傾向があるのかもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:5頭
勝ち上がり率:71.4%
デビュー時体重:458.6kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.34 ポロンナルワの20(メス)

■評価「S」
ダイワメジャー産駒らしいゴツっとした印象ですが、脚運び自体はテンポ良く、軽やかに歩けています。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:478.0kg
主なOP以上勝ち馬:ウラヌスチャーム

No.35 ビットレートの20(メス)

■評価「C」
ゆっくりな歩様。脚の出は一定ですが、置きにいくような脚さばきであり、筋力不足であると感じられます。

■近似測尺からの傾向(n=5)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:422.4kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.36 カイゼリンの20(メス)

■評価「A」
極端に悪い訳ではありませんが、脚の出や歩幅が不一致。リオンディーズ産駒は柔らかみのある歩様を見せる馬が多いのですが、本馬は硬いですね。
※左前球節骨片摘出手術(2020/12/24)

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:532.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.37 ユールフェストの20(メス)

■評価「S」
やや踏み込み・飛節の伸びに甘さは見られますが、きれいに歩けています。安定した動力を伝えられる体躯の持ち主でありそうです。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:42.9%
デビュー時体重:429.1kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.38 レオパルディナの20(牡)

■評価「S」
この馬も終始しっぽを振り、うるさそうですね。歩様自体は一定のリズム、歩幅で歩けており良いものを持っていると推測され、気性がカギとなりそうです。

■近似測尺からの傾向(n=8)
勝ち上がり:6頭
勝ち上がり率:75.0%
デビュー時体重:477.0kg
主なOP以上勝ち馬:レッドガラン

No.39 アールブリュットの20(メス)

■評価「S」
あまり躍動感がなく、少々硬さもあり淡々と歩いている印象ですが、安定的な脚運びができています。

■近似測尺からの傾向(n=8)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:37.5%
デビュー時体重:449.8kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.40 スーブレットの20(牡)

■評価「S」
本馬も安定した脚運びです。まだ体を使った動きがはできていませんが、均一な脚の出、歩幅を見せています。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:490.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.41 アドヴェントスの20(メス)

■評価「C」
脚の出のテンポ、歩幅、どちらもバラバラです。歩様は早く、ゆとりのない動きで精神的にもまだまだ幼そうですね。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.42 フォトコールの20(牡)

■評価「A」
軽やかさと機敏さを感じさせて良さそうな歩様ですが、速度が速いため、評価「A」の範疇としました。踏み込みが浅く、勢いで歩いているような点からも大きく見どころは感じませんでした。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:5頭
勝ち上がり率:83.3%
デビュー時体重:477.3kg
主なOP以上勝ち馬:ラウダシオン

No.43 ウィープノーモアの20(メス)

■評価「B」
力感のない、ゆったり目の歩様。特に癖のない脚さばきですが、全体的に筋力不足を感じさせます。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし


■個別評価(関西入厩予定馬 No.44~88)

No.44 アヴェンチュラの20(牡)

■評価「B」
ややゆったり目の歩様=評価「S」より勝ち上がり率が劣るという統計データにより評価「B」としていますが、脚運び自体はきれいです。均一な脚の出、歩幅、リズム感があります。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.45 アディクティドの20(メス)

■評価「S」
軽やかな脚さばきであり、良いリズム感で歩けています。ただ、右後肢の脚の出が悪くなり、踏み込みが浅くなる時があるため、そこを起因とした脚への負荷は注意したほうが良いかもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:508.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.46 フロアクラフトの20(メス)

■評価「S」
しなやかな脚さばきであり、きれいに歩けていますね。もちろん脚の出・歩幅・テンポも均一に出力されており、期待して良さそうな一頭です。母馬優先馬ですが、今のところは下位人気のようなため狙い目かもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:508.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.47 ワイの20(メス)

■評価「S」
本馬もしなやかさがあり、きれいに歩けています。走るキングカメハメハ系は筋肉が柔らかいほうが良いと言われますが、同じロードカナロア産駒であるNo.46と比べると本馬のほうが柔らかい動きを見せていますね。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:473.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.48 ホットスウェルの20(牡)

■評価「A」
後肢がトモを軸に蹄まで棒1本で動いているような、かなり硬い歩様。関節各所を上手く使えていないため踏み込みが浅く、勢いだけで歩くような形となり動力に上手く変換できていません。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.49 ハヴユーゴーンアウェイの20(メス)

■評価「A」
快活さはありますが、トモがゆるいためか、踏み込み・歩幅・蹴り返しに不安定さがあります。これにより動力が縦軸へと逃げており、推進力が抑えられた歩様となっています。

■近似測尺からの傾向(n=4)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:75.0%
デビュー時体重:464.5kg
主なOP以上勝ち馬:リアアメリア

No.50 インナーレルムの20(メス)

■評価「D」
かなりゆっくりした歩様。こういった馬は筋力不足から安定した動きができていないケースが多いのですが、本馬はゆっくりながらもある程度均一な脚の出、歩幅です。単にのんびりした性格なのか、それとも運動神経の問題なのでしょうか……。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.51 クルミナルの20(牡)

■評価「S」
全体的に緩さを感じられますが、推進力をキープしたまま歩ける体の使い方ができていますね。脚運びも一定であり、なかなか良さそうです。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:504.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.52 エールデュレーヴの20(牡)

■評価「S」
歩くテンポは良いため評価「S」としていますが、後肢の出や歩幅にばらつきが見られます(実際、2頭並びの際に躓いています)。部分的な負荷の蓄積が懸念され、故障リスクには注意したほうが良いかもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:2頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:521.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.53 レイリオンの20(メス)

■評価「S」
きびきびと歩けており、脚運び・歩幅・テンポも一定です。藤神経の良さを感じさせますね。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:477.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.54 トータルヒートの20(メス)

■評価「S」
強調材料はありませんが、それぞれが平均的に良い脚さばきです。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.55 リーチングの20(メス)

■評価「S」
力感のない動きではありますが、ほど良いリズム感と、安定した歩様を見せちます。
※さく癖、右飛節OCD除去手術(2021/2/3)

■近似測尺からの傾向(n=10)
勝ち上がり:7頭
勝ち上がり率:70.0%
デビュー時体重:451.8kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.56 コルコバードの20(牡)

■評価「S」
脚の出・歩幅・テンポともに一定であり、きれいに歩けています。前肢との動きの連携・バランス感もうまく取れていますね。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=11)
勝ち上がり:5頭
勝ち上がり率:55.5%
デビュー時体重:496.4kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.57 ディオジェーヌの20(牡)

■評価「S」
少し重さの感じさせる脚運びですが、本馬も癖の無いきれいな歩様です。安定した動きを発揮してくれそうです。

■近似測尺からの傾向(n=11)
勝ち上がり:7頭
勝ち上がり率:63.6%
デビュー時体重:504.9kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.58 スペクトロライトの20(メス)

■評価「B」
少し左後肢に硬さが見られ、歩様のぎこちなさを感じさせます。トモもゆるく、体を使った動きがまだできていません。

■近似測尺からの傾向(n=4)
勝ち上がり:4頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:450.5kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.59 グランデアモーレの20(メス)

■評価「S」
多少の硬さ・非力さ・飛節の伸び無さは見られるものの、一定した脚さばきができています。

■近似測尺からの傾向(n=3)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:454.7kg
主なOP以上勝ち馬:リアアメリア

No.60 リリカルホワイトの20(牡)

■評価「S」
ゴツゴツした骨格のため堅そうな動きに見えますが、脚の出や歩幅は一定であり、安定したテンポで歩けています。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:500.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.61 ラフォルジュルネの20(牡)

■評価「S」
やや歩幅の不安定さはあるものの、柔らかい歩様であり、体の動きのリズムも悪くありません。ただ、厩務員さんがリードを短く持ち、舌を出しっぱなしなことからも、気性面で注意したほうが良いドレフォン産駒の牡馬かもしれませんね。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:42.9%
デビュー時体重:506.0kg
主なOP以上勝ち馬:アストラエンブレムブラストワンピース

No.62 ディアデラノビアの20(メス)

■評価「S」
母年齢は高くとも(母18歳時12番仔)、さすがノビアの仔と思わせる柔らかみのあるきれいな脚運びです。歩幅も一定であり、リズム診断的にちょうど良いテンポ(S評価範囲の中間値)で歩けています。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:42.9%
デビュー時体重:431.1kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.63 ライジングクロスの20(メス)

■評価「S」
きれいに歩けています。しっかりと地面を捕らえ、蹴り返しにより推進力へと変換している脚さばきが好印象。こちらも高齢母の仔(母17歳時14番仔)ですが良さそうです。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:42.9%
デビュー時体重:447.4kg
主なOP以上勝ち馬:サンクテュエール

No.64 ラカリフォルニーの20(牡)

■評価「B」
ややゆったり目の歩様のためリズム診断の統計データ範囲により評価「B」としていますが、動きは悪くありません。広いストライドを保ちつつ、安定的な脚の出を実現させています。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.65 サンブルエミューズの20(メス)

■評価「S」
ゆとりのある肉付きではありますが、全身を使った躍動感のある動きの良さが目に付きますね。踏み込みの深さ、幅広い歩幅、飛節の伸び、それぞれのアクションを均等に保ちつつ、とてもリズミカルに歩けています。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.66 プラチナブロンドの20(牡)

■評価「B」
ゆっくり目の歩様のため評価「B」判定となりますが、癖のない平均的な動きができており、悪くはありません。

■近似測尺からの傾向(n=3)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:460.7kg
主なOP以上勝ち馬:レッドアンシェル

No.67 ピースエンブレムの20(メス)

■評価「B」
大きく動きが悪い訳ではありませんが、ややゆっくり目の歩様で、脚運びも力感がありません。育成による全体的な筋力強化に期待。

■近似測尺からの傾向(n=8)
勝ち上がり:6頭
勝ち上がり率:75.0%
デビュー時体重:463.3kg
主なOP以上勝ち馬:レッドサクヤ

No.68 エレガントマナーの20(牡)

■評価「S」
ハービンジャー産駒特有のトモの甘さゆえか、脚の出にぎこちなさはありますが、良いテンポを保って歩けています。元々の資質の良さがあるため、その出力ができているのかもしれませんね。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:5頭
勝ち上がり率:71.4%
デビュー時体重:467.4kg
主なOP以上勝ち馬:グレナディアガーズ

No.69 アウェイクの20(メス)

■評価「S」
とても柔らかい歩様で、これぐらいのテンポであれば余裕をもって脚を運べるのでしょうね。歩幅の不一致があり気になるものの、良いリズムで動けています。

■近似測尺からの傾向(n=3)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:33.3%
デビュー時体重:476.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.70 ローズノーブルの20(牡)

■評価「S」
しなやかに踏み込み、淀みなく次の脚を動作させており、良いリズムを保ったまま奇麗に歩けています。

■近似測尺からの傾向(n=5)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:60.0%
デビュー時体重:492.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.71 ジュモーの20(牡)

■評価「B」
ややゆったり目の歩様。データ分類上、評価「B」判定となりますが、歩様自体は癖もなく平均的な動きです。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:488.7kg
主なOP以上勝ち馬:ユラノト

No.72 フォルテピアノの20(牡)

■評価「S」
硬さは見られるものの、良いテンポで脚を運べています。ただし、がっちりとリードを短く持たれ、舌を出したり、終始しっぽを振るなど、気の悪さが気になります。

■近似測尺からの傾向(n=3)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:33.3%
デビュー時体重:476.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.73 ピュアブリーゼの20(メス)

■評価「S」
良いリズムを保ったまま、一定の歩幅で歩けています。前後の動きから多少ふらつきが見られ、体幹の悪さはあるかもしれません。

■近似測尺からの傾向(n=5)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:60.0%
デビュー時体重:445.2kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.74 グレイシアブルーの20(牡)

■評価「B」
動き自体に悪い訳ではありませんが、歩幅のばらつき他、きょろきょろし、尻尾を振るなど、気性面・集中力に課題がありそうです。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:3頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:454.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.75 クレオールの20(メス)

■評価「B」
動き自体は平均的にこなせており悪い訳ではありませんが、ややゆっくり目の歩様で、躍動感・力感に欠ける印象です。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:2頭
勝ち上がり率:33.3%
デビュー時体重:441.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.76 エスティタートの20(牡)

■評価「B」
ややゆっくりした歩きのため、分類上の評価「B」としています。若干の歩幅のばらつきはあるものの、動き自体は本馬も平均的に問題なさそうです。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.77 ココシュニックの20(メス)

■評価「B」
本馬も前述馬と同様に、ゆっくり目の歩様のため分類上は評価「B」としています。ゆるさがあり、重さは感じさせますが、歩幅は一定であり可動域は問題なさそうです。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.78 ピンクアリエスの20(牡)

■評価「S」
全体的に緩さが目立つほか、右後肢の出が甘くなる時もありますが、歩くテンポ自体は良いものがあります。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:526.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.79 ラテアートの20(メス)

■評価「S」
本馬もゆるさが目立ちますが、良いリズム感・歩幅・推進力を保ったまま、歩けていますね。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.80 シェルズレイの20(メス)

■評価「S」
ダイワメジャー産駒らしいガチムチ体型ですが、軽やかでとてもスムーズな脚運びができています。脚の出、歩幅、テンポどれをとっても一定感のあるパフォーマンスを成立させており、かなり良さそうです。

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:496.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.81 シャンドランジュの20(牡)

■評価「S」
脚運びが安定しており、しっかりと地面を捕らえつつも重さがある訳でなく、テンポよく歩けています。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:2頭
勝ち上がり率:100%
デビュー時体重:498.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.82 ホワイトミーティアの20(メス)

■評価「B」
トモに力が備わっていないためか力感がなく、後肢の足取りが重々しいですね。歩幅も不安定です。

■近似測尺からの傾向(n=5)
勝ち上がり:2頭
勝ち上がり率:40.0%
デビュー時体重:461.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.83 リリウムの20(牡)

■評価「D」
かなりゆっくりした歩きです。全体的なゆるさ、ぜい肉が目立っており、機敏な動きの良さは現時点で感じられません。歩幅は一定であり、可動域は問題なさそうです。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.84 グリューヴァインの20(メス)

■評価「S」
素軽い脚さばきであり、一定した動きができていることから、水準以上の筋力や運動神経を持ち合わせていそうです。

■近似測尺からの傾向(n=2)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:50.0%
デビュー時体重:412.0kg
主なOP以上勝ち馬:アルーシャ

No.85 カニョットの20(メス)

■評価「A」
大きく悪い訳ではありませんが、やや速い歩様で、歩幅は不安定。それ以外の特筆事項は見当たりません。

■近似測尺からの傾向(n=0)
勝ち上がり:なし
勝ち上がり率:なし
デビュー時体重:なし
主なOP以上勝ち馬:なし

No.86 シンハリーズの20(メス)

■評価「A」
体を使った運動ができておらず、脚先だけで歩いているかのような狭い歩幅。一緒に歩いたシンハディーパの20と比べると動きの違いがよく分かる、こじんまりとした歩様です。

■近似測尺からの傾向(n=7)
勝ち上がり:4頭
勝ち上がり率:57.1%
デビュー時体重:467.7kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.87 グローバルビューティの20(メス)

■評価「S」
安定感のある足さばきであり、ほど良いリズム感を保ったまましっかりと歩けています。
※初仔、さく癖

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:455.3kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.88 キャヴァルドレの20(牡)

■評価「S」
付加情報によりあまり人気にならないかもしれませんが、歩様自体は軽やかいであり、脚の出なども良さそうです。前後のカットではふらつきがあり気になるものの、War Front産駒の牡馬という珍しさもあり出資候補の穴馬として面白そうです。
※初仔、旋回癖

■近似測尺からの傾向(n=4)
勝ち上がり:1頭
勝ち上がり率:25.0%
デビュー時体重:507.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし


※参考評価(地方入厩予定馬 No.89~91)

【リズム診断】は“中央勝ち上がり”をコンセプトとしており、地方競馬のデータ収集は行っていないため、診断理論が当てはまるのか未知数です。あくまでも参考内容としてご覧ください(診断評価に対する実績からも除外します)。

No.89 ブリトマルティスの20(メス)

■評価「A」
やや速い歩様であるものの、脚の出はスムーズであり、その他気になる所見はありません。

■近似測尺からの傾向(n=11)
勝ち上がり:7頭
勝ち上がり率:63.6%
デビュー時体重:451.8kg
主なOP以上勝ち馬:なし

No.90 ライクザウインドの20(メス)

■評価「S」
地方入厩予定馬では本馬が一番よく見えました。やや歩幅の不均一さはありますが、脚さばきは軽快であり、良いテンポで歩けています。

■近似測尺からの傾向(n=6)
勝ち上がり:5頭
勝ち上がり率:83.3%
デビュー時体重:467.7kg
主なOP以上勝ち馬:リアアメリア

No.91 ネオフレグランスの20(メス)

■評価「S」
歩くテンポが良いため診断上の分類として評価「S」としていますが、非力さが目立ち、地方入厩予定馬のなかでは一番よく見えないです。
※初仔

■近似測尺からの傾向(n=1)
勝ち上がり:0頭
勝ち上がり率:0%
デビュー時体重:418.0kg
主なOP以上勝ち馬:なし


2020年産のイチオシ馬(全て評価S)

No.25 シンハディーパの20(メス)
No.19 メジロシャレードの20(メス)
No.46 フロアクラフトの20(メス)
No.65 サンブルエミューズの20(メス)
No.51 クルミナルの20(牡)
No.80 シェルズレイの20(メス)
No.12 ステファニーズキトゥンの20(メス)
No.27 エンシェントヒルの20(メス)
No.28 アドマイヤアロマの20(牡)

無理やり順番をつけてみましたが、正直言って挙げたお馬さんはどれも甲乙つけがたい安定感のある素晴らしい動きを見せています(詳細コメントは個別内容をご覧ください)。

特徴としては牝馬ばかりですね。全体的にも牝馬のほうが良く見えた印象で、これは偶然なんでしょうか? 

あとは、うち2頭がキタサンブラック産駒。思えば、本年度のシルクでイチオシ馬の筆頭に挙げたのもキタサンブラック産駒でした(プチノワールの20)。

強いて挙げている訳ではないんですが、同産駒で良く見える馬の歩様はいずれも躍動感と柔らかさ、歩様のきれいさが同居しているのが特徴で、それは水準以上の筋力と運藤神経に秀でているからこそ実現できるアウトプットであり、自然と目に付く存在として浮かび上がってくるんだろうなと感じています。

キタサンブラック産駒は現2歳世代が初年度となり今後どのような傾向が出てくるかわかりませんが、人気高騰する前に押さえておいたほうが良いかもしれません。
※と書いたところで、本日8/29の新馬戦で同産駒のイクイノックスが6馬身差で圧勝。本年度のキャロット募集でも同産駒の注目度がより高まってしまいそうですね……。


【リズム診断】「キャロットクラブ 2021年度募集(20年産)」編は以上となります。お買い求めいただいた方、誠にありがとうございました。

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