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キャロットクラブ 2024年度募集『リズム診断』(23年産92+4頭)#歩様

・2025/1/4(土):無料公開しました(おまけ企画除く)

将来の重賞馬も、まず1つ勝つことが大切。“歩様のみで勝ち上がりやすい一口馬主の募集馬を見抜く”をコンセプトとしている『リズム診断』。2024年度『キャロットクラブ リズム診断』の提供内容についてのご案内です。


いつもの『リズム診断結果、全頭に簡単なコメント』に加え、以下の早期購入者限定のおまけ企画を実施します。

①『そくサーチβ』※公開終了
②『人気度・票読み企画』※公開済み
③『来シーズンの予告編? 新しい指標でお試し診断してみた』 ※公開済み
④追加おまけ企画「募集馬リスト(スプレッドシート)」※公開終了

募集馬リストの公開、追加動画に対する診断はおこないません。
※各おまけ企画は9/25頃までの公開となります。

①『そくサーチβ』は、測尺など指定条件を元にその後の成績傾向を調べられる独自制作ツールです。母年齢や仔順というマニアックな条件からでも調査可能です(2021年産駒・現3歳世代5月末までのデータソース、約3,900頭ほどを収録)。
※公開終了

②『人気度・票読み企画』は、一部で重宝されている?と噂の募集馬ごとの当選倍率を予想するものです。「7-8割ぐらいは当たるかも?」という、ゆるーいもの。第1次募集期間9/6(金)頃まで、ほぼ1-2日置きに更新していくのでぜひご覧ください。

③『来シーズンの予告編? 新しい指標でお試し診断してみた』は、リズム診断の精度をさらに上げるために取り組んでいる、新しい指標を加味した診断結果を公開するものです。まだ調整が必要な段階ですが、それでも現在よりも成績向上が見込めそうなため、来シーズンの予告編として先行公開してみます(お試し版のため、診断評価に対する実績からは除外します)。


現3歳世代(2021年産)のキャロットクラブの診断成績はどうだったのか?

※2021年産の診断結果はこちらを参照してください。
※2022年産はこちら

診断をおこなったキャロットクラブ現3歳世代は、全体の勝ち上がり率よりも評価Sの同率の成績が若干悪い状況です。正直なところ全然ダメですね。過去4シーズンやってきて成績が下回ったのは初めてのためとても残念です……。

※残念ながら歩様だけでは評価精度に限界があるためか、飛び抜けて良い成績という訳ではありません。ぜひ血統などの評価軸と併せてご利用ください。

そんな中でも「評価S+」に挙げたシュトラウスが重賞を勝ち、一応の成果と言えそうです。
・評価S+ シュトラウス 東京スポーツ杯2歳S(G2)
・評価A シックスペンス スプリングS(G2)

また、現2歳世代はクラブ全体で5勝していますが(2024年8月26日現在)、それぞれ以下のような評価をしていました。

・評価A トータルクラリティ
・評価S ジョリーレーヌ
・評価S クァンタムウェーブ
・評価A グランジョルノ
・評価S+ マイエレメント

新潟2歳Sを勝ったトータルクラリティを評価Sにできませんでしたが、今のところはまずまずな滑り出しといったところです。2歳世代の今後と、2023年産駒の診断結果にもぜひご期待ください!

<キャロットクラブ2021年産> ※2024年8月18日終了時点
クラブ全体 出走79頭、勝利42頭(率53.1%)

評価S 出走42頭、勝利21頭(率50.0%)
評価A 出走12頭、勝利7頭(率58.3%)
評価B 出走20頭、勝利11頭(率55.0%)
評価C 出走3頭、勝利1頭(率33.3%)
評価D 出走2頭、勝利2頭(率100%)

リズム診断成績(他クラブ3歳世代の重賞馬)

※評価S,A以外から重賞馬は誕生せず。過去もほぼ同様傾向です。

■キャロットクラブ
・評価S+ シュトラウス 東京スポーツ杯2歳S(G2)
・評価A シックスペンス スプリングS(G2)

■シルクホースクラブ
・評価S ミアネーロ フラワーC(G3)

以下、参考記録(お試し簡易診断のため)
■社台サラブレッドクラブ
・評価A ジャンタルマンタル 
NHKマイルカップ(G1)など
・評価A イフェイオン 
フェアリーS(G3)

■サンデーサラブレッドクラブ
・評価S
 アスコリピチェーノ 阪神ジュベナイルF(G1)
・評価S クイーンズウォーク クイーンC(G3)
・評価A
 チェルヴィニア 優駿牝馬(G1)など
・評価A
 レガレイラ ホープフルS(G1)

※過去公開してきた各クラブの勝ち上がり率は以下をご覧ください(2024/8/18までの経過・結果を反映させています)。


『リズム診断』とは?(以下定型文)

歩様だけで評価をしている『リズム診断』を取り入れると、過去の実績からも勝ち上がれる馬を凡そ5-7割ほど選別できるようになります(今年度もそうなるとは限りませんが)。

例えば血統や馬体だけの単体評価で、これほどの成績を収めるのはなかなか難しいのではないでしょうか。この点からも募集馬選定のベースとして『リズム診断』を参考にする価値アリと言えそうです。

リズム診断と血統や馬体、きょうだいの成績など別ファクターと掛け合わせて検討いただくと、より精度の高い募集馬選定ができると思います。
例)「評価S」に対し、例えば勝ち上がり率が劣る「体重400kg以下、管囲19cm以下は切り捨てる」などの条件を加えて絞り込む

※もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事を参照。

このnoteでは何度も紹介をしていますが、『リズム診断』の指針となっているのはアーモンドアイの募集時歩様です。このように「すーーー」っと淀みのない歩様を理想としており、これを実現できる出力媒体(骨格・筋力・神経・気性など)であるか?をリズム診断の計算式・評価コメントに組み込んでいます。


本記事のご購入について(現在、無料公開中です)

価格は900円(1頭≒10円)です。誰もやっていない独自情報であるためお金をいただく形式をとっており恐れ入りますが、以下を承諾のうえよろしければご覧ください。

ご注意事項
・本記事は有料です。決済方法は、クレジットカード、キャリア決済、PayPayをご選択いただけます。購入方法はnoteヘルプをご覧ください。

・本記事の提供内容は、独自調査に基づく評価内容のみです。募集馬に対するコメントは統計データの数値を解釈するためのものであり、推奨する意図はありません。

・出資馬の決定、出資は、ご自身の責のもと行うようお願いします。記事ご購入後のクレーム、返金、ご質問など一切応じられません(X/TwitterでのDMもお受けしておりません)。

・今回募集馬に動画が追加されても、募集馬に対するリズム診断は行いません。

・記事内容の編集は基本行いません。仮に行う場合、変更内容の差分を提示のうえ編集いたします。

・おまけ企画は内容や時期を変更する可能性があります(あくまでも本編とは異なるおまけであることをご理解ください)。

・本記事は、全馬満口後の一定期間のち予告なく無料公開をいたします。

おまけ企画①『そくサーチβ』のサンプル画像


■ リズム診断 結果一覧

・赤色が付いているのは牝馬です。

・母優「✔」が付いているのは母馬優先対象馬です。

・筆者が歩様に対して長所・短所が顕著だと感じた場合、「+」「-」という主観の定性評価を付けています。例えば「S+」だと、評価S馬の中でもさらに奇麗に歩けており、動力を効率的によく伝える出力媒体の持ち主であろうことを表します。リズム診断結果は計算式により算出していますが、表現しきれない面があるため「+」「-」という主観要素で補っています。

関東入厩予定馬 No.1~51

関西入厩予定馬 No.52~92

地方入厩予定馬 No.93~96 ※おまけ


■ 個別評価(関東入厩予定馬 No.1~51)

No.1 プライストトゥパーフェクションの2023(メス)

■評価「S+」
とても良い歩様です。軽やかなリズムをキープしたまま、しっかり踏み込み、弾むように地面を蹴り出し、飛節を伸ばせています。前後の動きではまっすぐ歩けており、体幹の良さも感じさせますね。高水準の筋力・骨格・運動神経を持ち合わせていそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.2 イーデンキーの2023(牡)

■評価「C」
脚を出すタイミングはバラつきがあり、動きは硬く、後肢の歩幅がかなり狭いです。踏み込み時は、ほぼ真下に脚を下しているため力が入っておらず、脚を添えているだけのような推進力を生み出しづらい非効率な歩様になっています。歩様的には見どころがありません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
普通(気性的な懸念は少ない?)

No.3 ケイティーズハートの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
まずまず平均的な動きです。やや後肢の歩幅が異なるタイミングはありますが、歩様での懸念点は特にありません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
普通(気性的な懸念は少ない?)

No.4 フロアクラフトの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
本馬もまずまず平均的な動きです。可動域はやや狭めですが、この馬なりに一定した挙動ができており、歩様での懸念点は特にありません。

■耳や尻尾などのようす
やや耳きょろきょろ

■厩務員さんが持つリード
やや短い

No.5 アールブリュットの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
全体的にとても良い動きと言えますが、左後肢が気になります。連続して脚を出すタイミングがずれ、踏み込み位置が浅くなっているため、慢性的な骨格の課題があるのかもしれません。これ以外は活発に動けており、素材として良いものがありそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
短めでやや制御(やや気性的な懸念?)

No.6 ウラヌスチャームの2023(メス)

■評価「S」
四肢それぞれ一定した可動をおこなえており、まずまず良い歩様です。ふわっとした動きでやや力感に欠けている印象ですが、素材は良さそうなため今後の育成によって備わってくることでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.7 シーブルックの2023(牡)

■評価「A」
全体的に動きが不規則です。前肢・後肢を出すタイミングがバラバラになることが多く、歩くテンポがずれています。歩様的に大きく悪い訳でなく、骨格的に癖がある訳でもなさそうなため、気持ちの問題でまだ身体をうまく動かせないのかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
やや耳きょろきょろ

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.8 ラッキーダイムの2023(牡)

■評価「A」
動きの硬さが目立つ歩様です。腰をしっかり動かせていないため可動域が狭く、飛節は伸び切らず、こじんまりとした歩きになっています。馬格の良さを活かすためにも、今後の成長・育成により脚をしっかり動かせるようになると良いのですが。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.9 ラドラーダの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S+」
とても良い歩様です。しっかり歩幅を確保しつつも、リズムよく、規則正しく脚を動かせており、懸念点はなにもありません。
ラドラーダ産駒は共通して気性難が課題となりますが、動画を見る限りでは煩さを感じさせません。厩務員さんはリードを指先で軽く持っているぐらい余裕があるため、気性的な課題も現時点ではなさそうです。心身ともに統制が良くとれた素晴らしいデキと言えるでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.10 カヴァートラブの2023(牡)

■評価「S」
かなり大柄でまだまだ脂肪も多そうですが、脚を均一にしっかり動かせており、歩様自体は軽快ですね。生まれもった骨格や運動神経に良いものがあるということでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや短い(気性的な懸念は少ない?)

No.11 コントラチェックの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
キビキビと動けていますね。軽やかな身のこなしから、水準以上の運動神経の良さを感じさせます。脚を出すタイミングの一致、可動域のキープ、推進力の維持、どれもクリアできています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.12 フェルミオンの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
全体的によく歩けています。かなり均一に脚を出せており、再現性の高い動きができているのが特徴です。ただし、やや硬さがあるため、節々への負荷はそれなりに蓄積されていきそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.13 バウンスシャッセの2023(メス) ※母馬優先

■評価「B」
少々ぎこちなさを感じさせる歩様です。股関節など身体が硬いタイプなのでしょう。踏み込み浅く・飛節が伸び切らないため、しっかり地面を掴めていません。これを脚の回転数で補えれば良いのですが、ややゆっくりした歩様であり、運動効率としては良くありません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.14 ビッグワールドの2023(メス)

■評価「B」
歩様として顕著に悪い訳ではありませんが、左右どちらも脚を出すタイミングが若干ずれ、後肢の踏み込み位置が浅くなるタイミングがあります。立ち姿をみるとトモの細さが目立つこともあり、安定的に脚をしっかり出す筋力が足りていないのかもしれません。

※2024/9/3更新:画像の評価リストに評価「A」と書かれていましたが、正しくは「B」のため修正させていただきました(本欄の評価が正となります)。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.15 シーリアの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
特筆点や懸念点は特になく、全体を通して平均的に歩けています。まだ腰高で幼くみえる体型のため、今後の成長と共にメリハリのある良い動きに変わっていくでしょうね。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.16 ダイアナブライトの2023(メス) ※母馬優先

■評価「B」
動きがとても硬く、脚を出すタイミングも歩幅も不規則です。後肢がロボットのようにカクッカクッと動いており、骨格的な課題があるのではと感じさせます。歩様的な見どころはありませんでした。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.17 マリアライトの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
全体をみるとまずまず平均的な歩様です。ただし、右後肢の踏み込みが連続して浅くなっており、そのぶん動きのリズムがずれ、脚を少し引きずっているように見えてしまいます。この母の産駒だけに、脚元へのリスクは織り込んでおいたほうが良いかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.18 ルージュバックの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
可もなく不可もなく、平均的に歩けています。ただし、トモからグッと入ってくるような全身を使った動きがまだできていないため、こじんまりした動き。体高が156.0cmある割には馬格を感じさせず、非力な印象です。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.19 アロマドゥルセの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
やや速い歩様。リズム診断の統計データ的には評価Aとなりますが、歩様自体は良いものがあります。脚の出や歩幅など、この馬なりに一定した動きができています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.20 アディクティドの2023(メス)

■評価「S」
レイデオロ産駒の牝馬で、4/27の遅生まれ、母17歳時の産駒という字面から人気は出ないかもしれませんが、動き自体は良いですよ。まだ腰高の未完成な歩様ながら、脚は均一に出せており、歩幅も充分に確保。一連の動作を素軽く、余裕をもって実現させています。測尺の値も悪くないので穴馬の1頭として面白いかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.21 ディーパワンサの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S+」
とても良い歩様です。均一な歩幅と一定の推進力を保ちつつ、軽やかに、規則正しく脚を動かせています。全体的に質の高い動きと言えるでしょう。

■耳や尻尾などのようす
やや耳きょろきょろ

■厩務員さんが持つリード
やや短め(気性懸念ややあり?)

No.22 ランズエッジの2023(牡)

■評価「B」
やや遅い歩様。広い歩幅でしっかり歩けています。ただし、大腿部を引き戻すスピードがやや遅いため、飛節が伸びていると言うよりは筋力不足により脚が流れてしまっている面もありそうです。素材は良さそうなので、遅生まれながら既に馬格はあるため今後の育成で大きく良化するかもしれませんね。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.23 ライフフォーセールの2023(牡)

■評価「S」
まずまず良い歩様です。脚は凡そ均一に動かせており、前後から見ても真っすぐに歩けています。歩様からみて特に懸念は無さそうですね。ただし、全体的に力感に乏しく、大人しい性格なのか覇気もあまり感じられません。今後の成長・育成により、馬格の大きさを活かした動きに期待です。

■耳や尻尾などのようす
耳きょろきょろ

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.24 ピースエンブレムの2023(メス) ※母馬優先

■評価「B」
やや速度が遅いものの、全体的にまずまず良い歩様です。ただし、右後肢の踏み込みが浅く、均一した歩幅で歩けていないタイミングがあります(横からの歩様、左→右の画面で右後肢が前に出るときの歩幅が狭い)。気にするレベルではありませんが、動きとしてはやや不安定と捉えました。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.25 シャンブルドットの2023(牡)

■評価「S」
良い歩様です。馬格あり、幅広いストライドでありながら重苦しさはなく、むしろ柔らかみをもって、しっかり歩けています。平均以上の筋力や骨格の良さを持ち合わせているのでしょうね。前後からみると蹄の着地がバラつきがあるため、そのぶん踏み込み位置が不規則になっている面はありますが、それを差し引いてもよく動けていると言えます。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.26 ピンクアリエスの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
同じアルアイン産駒では「No.25 シャンブルドットの2023」のほうが良く見せますが、まずまずな歩様です。歩幅はやや広めであるものの不規則なため、動きの再現性という意味では少し減点です。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.27 セレナズヴォイスの2023(牡) ※母馬優先

■評価「B」
やや遅めの歩様なため、リズム診断の統計データ的に「評価B」となりますが、動き自体は悪くありません。歩幅はやや狭いものの、この馬なりに規則正しい歩きができています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.28 カイカヨソウの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。動きがやや硬めのため地味に映るかもしれませんが、脚を出すタイミング・踏み込み位置や歩幅・スピード感の維持など、かなり統率がとられています。ほど良い活気もあり、それがキビキビした動きにも繋がっているようで好印象です。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
やや短い(気性的な懸念ややある?)

No.29 ランウェイデビューの2023(メス)

■評価「A」
やや速い歩様、歩幅は狭いです。これを紐解くと、前後から見ると前肢はかなり分かりやすい外弧歩様です。前肢の蹄の着地が少し遠回りしているため、歩くうえでバランスを取るために後肢を速く動かし、歩幅を狭くするしかないのでしょう。脚の出などはこの馬なりに均一しており全体的に悪くはありませんが、前述事項などにより「評価A」となります。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.30 ウルクラフトの2023(牡)

■評価「A」
やや右後肢の出が悪くなるタイミングがあり、歩幅は不安定です。やや速い歩きのため「評価A」になりますが、全体的によく動けています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
軽く制御(やや気性的な懸念あり?)

No.31 エンジェルフォールの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
数字分類として機械的に「評価A」となりますが、あまり良い歩様と言えません。しっかり踏み込めておらず、歩幅は狭いです。かつ後肢で踏み出すときにほぼ真下に下しているため推進力を損ねています。横からの動画「右→左」のとき、ガチャガチャした歩きになっているように見えるのはこのためです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.32 ポロンナルワの2023(メス)

■評価「C-」
かなり速い歩様。脚を出すタイミングや歩幅もバラバラで、勢いだけで闇雲に歩いているような気ままな動きです。歩様的な見どころはありませんでした。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.33 ヴィータアレグリアの2023(メス) ※母馬優先

■評価「B-」
パッと見で分かるほどの不安定な歩様です。常に右後肢の動きが悪いです。可動域が狭く、硬い棒歩きのような状態のため、脚を引きずっているようにも見えています。右後肢を補うために、左後肢が不規則な動きをせざるを得なく、脚元への負荷蓄積が懸念されます。故障リスクは織り込んでおいたほうが良いかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.34 アトミカオロの2023(メス)

■評価「S」
平均的に動けています。ただし、アクションが硬く、単調なため、「評価S」ですがプラスαの強調点を見いだしづらいです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.35 リラヴァティの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
速い歩様。脚の回転数はあるものの歩幅は狭く、後肢の踏み込み位置をほぼ真下に下しているため効率的な推進力を生み出せていません。これ以外は平均的な動きができています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.36 エリスライトの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
まずまず良く動けています。ほど良く活気を乗せ、一定したテンポのまま脚を動かせていますね。トータルで見て大きな懸念点はなく、一定水準以上の動きだと思われます。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.37 ブリガアルタの2023(牡)

■評価「S」
まずまず良い歩様です。腕節などの部位の作りが太く、やや硬い動きですが、脚の運び自体は軽快です。前後から見ても動きは問題ありません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.38 ローガンサファイアの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
やや速い歩様。うまく腰を使えておらず、勢いで歩いているような状態のため、踏み込み位置は浅くてアバウト。歩幅も統一されていません。大きく課題がある訳ではありませんが、やや非効率な動きになっています。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.39 メリートの2023(牡)

■評価「S+」
とても良い歩様です。かなり広い歩幅を保ちながら歩けていますよね。それでいながら淀みなくグイグイと脚を運べていることから、一定水準以上の筋力や運動センスを持ち合わせているのでしょう。前後から見てもまっすぐに歩けており良いですね。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.40 ネオフレグランスの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
まずまず良い歩様です。やや硬さは感じられますが、一定のリズムと歩幅を保ったまま歩けています。一定水準以上の骨格、筋力を持ち合わせていそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.41 コンダクトレスの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S+」
とても良い歩様です。ほかのお馬さんでも述べていますが、広い歩幅をキープしたまま、一定した速度で脚を淀みなく出し続けられるのは、水準以上の筋力と運動センスを持ち合わせているからでしょう。軽やかにスイスイと進んでいるように見えるのは、動きに無駄がなく、効率よく推進力を得られているからと言えそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.42 デスティノアーラの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S-」
常に左後肢の可動域が狭いですね。潜在的な骨格の課題を抱えていると推測され、故障リスクを懸念します。それ以外の動き、特に左後肢の可動域の広さとその脚の運びはとても良いのですが、左後肢の懸念に対してマイナス評価としました。右前肢が外弧ぎみなのと、厩務員さんの様子から気性的な懸念もありそうです。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.43 サバンナズチョイスの2023(牡)

■評価「B」
ややゆっくり目の速度ですが、まずまず良い歩様です。歩幅はやや狭いものの、等間隔を保ったまましっかり歩けています。リズム診断的にはゆっくり目の歩様=筋力不足と捉えていますが、これ以外で気になる点は特にありません。
※右ひばらのあたりにボツボツした皮膚炎が見られますね。ブルブル揺らしたり、尻尾でそのあたりはたいたり、痒いのかな……。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.44 プラチナブロンドの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様ですね。脚を出すタイミング・踏み込みの深さ・歩幅のキープ・飛節の伸び、といった一連の動作をリズムよく、全身運動のなかで無駄なく成立させています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや短い(気性的な懸念ややあり?)

No.45 ローズノーブルの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。本馬も脚を出すタイミングなど、一連の動きをかなり均一に、軽やかにおこなえています。前後から見ると、後肢をまっすぐに出せているためか、前肢が外弧歩様でありながらも蹄の着地位置があまり乱れていません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.46 パドゥヴァルスの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。とてもリズミカルに、のびやかに、きれいな型をキープしたまま動けています。骨格的、運動神経的にも申し分ないと言えるでしょう。
※ポエティックフレア産駒は、本馬のようにきれいな歩きができていることが多いです。母系ではなく、父の良さを引き出すタイプの種牡馬かもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.47 クロウエアの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
やや速い歩様。どこかが大きく悪い訳では無さそうですが、歩幅の不一致さが目立ち、前肢・後肢の連携もできていません。歩様レベルとはいえ、この時点で安定したパフォーマンスをしづらい、再現性の低い動きになっています。歩様以外の要素(血統等)を重視して検討したほうが良いかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.48 ベルクワイアの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
本馬も歩きが速く、バタバタとアクションの大きい歩様になっています。勢い任せのような歩様ですが、狭いものの歩幅は一定しているので、骨格的には問題なさそうですね。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.49 アップライトスピンの2023(牡) ※母馬優先

■評価「B+」
ややゆっくり目の歩様のため分類的に「評価B」となりますが、動き自体は良いですね。脚を出すタイミング、歩幅などを均一に揃え、リズミカルにしっかりと歩けています。トータルで見て特に懸念点はなく、一定水準以上の動きだと思われます。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.50 オリエンタルステップの2023(牡)

■評価「B+」
本馬も「No.49 アップライトスピンの2023」同様に、ややゆっくりした歩様のため「評価B」。ですが、テンポよく、安定的に脚を出せておりやはり動きは良いですね。これを表現するために「+」を付けます(※)。

※こうした矛盾の解決と精度向上のため、来年のリズム診断はブラッシュアップした計算式を組み込む予定です。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.51 トゥープレシャスの2023(メス)

■評価「S」
良い歩様です。やや歩幅が狭くなるタイミングはありますが、かなり広いストライドを保ったまま、テンポを乱さずにしっかり歩けています。前肢の捌きも素軽く、後肢との連携も取れた動きができています。
体重は410kgとまだ少ないものの、体高は156cmあるため、470kgぐらいでデビューできるぐらいには育ってきそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

■個別評価(関西入厩予定馬 No.52~92)

No.52 フィルムフェストの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S+」
とても良い歩様です。軽やかに、余力をもって、すいすいと歩けています。秀でた筋力・骨格・運動神経を持っているため、このような無駄のない動きを実現できているのでしょうね。前後から見てもまっすぐ歩けており、懸念点はなにもありません。
なお、小柄な初仔の勝ち上がり率は劣ってしまいますが、本馬は測尺が良いためほど良い大きさに育ちそう。初仔であることは気にしないで良いでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.53 ムーンティアーズの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。キタサンブラック産駒らしいすらっとした脚を伸ばし、一定の歩幅をキープしたまましっかり歩けています。動きはやや硬さが見られ、後肢の着地のタッチは少し強め。後ろから見ると着地のタイミングで飛節のブレが生じており、それなりに負荷は溜まっていきそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.54 レッチェバロックの2023(メス)

■評価「A」
まずまずの歩様です。ただし、後肢の歩幅は狭く、踏み込みの深さが足りていません。後肢を前へと運ぶための、腰やトモの筋力が足りていないのでしょう。効率的な運動という面で課題がありそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.55 マジックアティテュードの2023(牡)

■評価「C」
勢いだけで歩いてしまっています。歩様のスピードが途中で変わり、歩幅は不一致、歩きながら口をモゴモゴして舌を出すなど幼さが全面に出ているようです。今後、精神面の課題が付きまとうかもしれませんね。

■耳や尻尾などのようす
顔きょろきょろ、口もごもご、尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.56 シンハライトの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
不安定な歩様です。脚を出すタイミング、歩幅、リズム感などがどれも不一致。腰も使えていないため、しっかり踏み込めていません。一応はスピードを保って歩けており水準レベルの筋力はありそうですが……。これだけ動きがぎこちないのは、股関節あたりに潜在的な課題を持ち合わせているのでしょうか。

■耳や尻尾などのようす
耳きょろきょろ

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念はややあり?)

No.57 リスグラシューの2023(メス) ※母馬優先

■評価「B」
ややゆっくり目な速度で、歩幅は広くなく、全体的には平均的な歩様です。動きに気になる癖がある訳ではないのですが、逆に強調点もありません。歩様以外の要素(血統など)で特筆点があれば、そこを主軸に検討を進めたほうが良いかもしれませんね。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.58 サークリングIIの2023(牡)

■評価「S」
良い歩様です。一定の歩幅、ほど良い力感を保ったままリズミカルに歩けています。
東サラの2021年産に同配合であるレッドラウル(未勝利、故障引退)がおり出資していたのですが、この馬も歩様をよく見せていました。ただし2023年産のほうがスピードの乗りが良いというか、推進力の維持に長けていそうな動きをしています。2021年産はデビュー時536kgという重さもネックになったようですが、2023年産は恐らく470kg前後でデビューするであろう測尺。きょうだいがあまり走っていない懸念はありますが、本馬ならこの動きの良さを活かせるかもしれないと期待を抱かせます。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.59 マラコスタムブラダの2023(牡)

■評価「A-」
この母の産駒にしては、頼りない印象の歩様ですね。しっかり踏み込めておらず、着地位置が常に異なっています。歩幅のキープもできておらず、筋力不足・骨格的な課題が懸念されます。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.60 クルミネイトの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
全体的には「まぁまぁ」といったところの歩様です。ただし股関節の可動域が狭いためか、かなりの頻度で右後肢がうまく前へ出ておらず、歩幅をキープできていません。動きも硬いため、ロードカナロア産駒特有のすらっとした脚を軽やかに運ぶといった印象は得られませんでした。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.61 ココファンタジアの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
まずまず良い歩様です。評価Sでないのは、リズム診断の現在の統計分類の都合上だけであり、歩くスピードがやや速いためです。前後から見ても脚をまっすぐに出せており、全体的に懸念のない動きをしています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.62 ミリッサの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。やや歩幅が合わないタイミングはありますが、全体的にしっかり歩けています。首をうまく使い、グイグイと進む気持ちの前向きさもありそうですね。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.63 リカビトスの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
まずまずな歩様です。身体全体を使った動きをするタイプではなく、硬さも見られるためあまり見映えはしませんが、全体的にこの馬なりに一律した動きができています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.64 ベルディーヴァの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。脚を出すタイミングや歩幅など、均一に動けています。柔らかいタッチで地面を掴めているため、後ろから見ても飛節のブレが見られません。無駄のない、負荷の少ない歩きを心得ているかのようです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.65 エリティエールの2023(メス) ※母馬優先

■評価「C」
かなり速い歩様です。こういったお馬さんは歩幅を狭くしてチョコチョコ歩きがちですが、本馬はある程度の歩幅をキープしています。ある程度の歩幅がありながら脚を速く動かすには相応の筋力と運動神経がないと実現できないと思われ、この意味では面白い存在かもしれませんんね。歩様は速度以外は大きく悪いところは無さそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.66 マルシュロレーヌの2023(メス) ※母馬優先

■評価「C」
かなり速い歩様。厩務員さんが持つリードをグッと制御している場面が複数回あることから、本馬は気持ちが入ってしまうタイプかもしれませんね。いわゆるかかった状態のため歩様のスピードが速いのだと思われます。歩幅などはバラバラなため、まだ身体をコントロールできるほどの余裕がないのでしょう。心身が伴った成長が待たれます。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.67 ブランシェクールの2023(メス) ※母馬優先

■評価「C」
ややゆっくり目の歩様。動きも硬さがあり、全体的にのんびりした印象を抱かせます。動き自体は悪いところなく、全体的にまずまずといったところです。

※2024/8/30更新:
本欄に評価「S」と書かれていましたが、正しくは「C」のため修正させていただきました。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.68 オーロトラジェの2023(牡)

■評価「S」
良い歩様です。まだ体重が405kgということもあり線が細い印象ですが、良い動きですよ。脚を出すタイミング、踏み込み位置、歩幅、飛節の伸びといった一連の動きを、かなり均一におこなえています。前後から見てもまっすぐに脚を出せており、トータルで見て特に懸念点はありません。体高が155cmあり、まだまだ腰高。これからグングン成長してきそうなため、現時点で体重が無いことはさほど気にしないで大丈夫でしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.69 ヴィルデローゼの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
全体的に良く歩けています。やや速い歩様ですが、脚さばきは雑になっていません。柔らかさを保ちつつ、この馬なりに一定した動きができています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.70 リャスナの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。やや歩幅が揃わなくなるタイミングがありますが、推進力とリズム感をキープしたまま、余力をもって動けています。前から見るとやや内向っぽいですが、程度は軽いものでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.71 ベルプラージュの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
馬体重は481kg。4月生まれで体高153.0cmということを考えると、かなり体重超過ですね。このため全体的にもっさりした印象ですが、脚を動き自体は軽やかさがあり悪くありません。今後のシェイプアップ&パンプアップと共に、キビキビした動きを見せてくれそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.72 ブルーメンクローネの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
パッと見は勢いもあってすごく良さそうですが、よく見ると右後肢の踏み込みが浅い。複数回見られることから、潜在的に骨格的な課題を持ち合わせていそうです。これが改善され、左後肢ぐらいの歩幅を両脚でキープできるようになるとバランスの良い歩様になりそうです。改善されず、負荷蓄積が慢性化されてしまうかもしれませんが……。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.73 トゥリフォーの2023(メス)

■評価「A」
やや速い歩様。こういった馬によく見られる、歩幅を狭くして脚の回転数を上げるタイプのようです。言い換えると広い歩幅をキープする筋力があまりないとも捉えており、リズム診断的には減点評価です。それ以外の全体的な動きは大きな懸念はありません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.74 パッシングスルーの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
No.73に続き、本馬もやや速い歩様。ですが、本馬のほうがある程度の歩幅を保った動きができていますね。脚の回転は速いのですが、均一した可動ができており、歩様的にはまずまず良さそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.75 クルークハイトの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A」
やや速い歩様ですが、全体的に動きがふわっとしていますね。あまり腰を使えていないためしっかり踏み込めておらず、身体が起き上がった状態のまま歩いているためそう見えるのでしょう。踏み込み位置はほぼ真下に着地しているため地面を掴み切れておらず棒歩きのような状態になっています。体重が476kgと馬格ありそうに見えますが、これは日ごろから身体を使った運動ができていない状態を表しているのかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.76 ヒカルアモーレの2023(メス)

■評価「B」
ややゆっくりした歩様。やや接地時間が長いため、グイグイ動けるぐらいの筋力が現時点でなさそうですが、動き自体は良いものを持っていそうです。歩幅を広くとり、飛節もよく伸び、可動域は問題なし。今後の筋力強化と共に良い動きになってきそうです。前肢の軽い外弧歩様は好き嫌いが分かれそうですが。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.77 マルケッサの2023(メス)

■評価「A-」
やや速い歩様。力感があまりなく、脚を出すタイミング、歩幅もバラバラ。自らの意思ではなく歩かされているような印象です。歩様的な見どころはあまりありませんでした。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.78 スペクトロライトの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。やや歩幅にバラツキはありますが、ほど良い柔らかさとスピード感を維持しながら歩けています。無駄のない動きができていますね。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.79 グリューヴァインの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
精神的に幼さそうですね。首の位置は安定せず、上体をぐにゃぐにゃさせるような動きで、脚を出すタイミングはバラツキあり……今回募集馬のなかで一番落ち着きがない印象です。体つきなど素材自体は良さそうなため、育成の過程でどこかで良いほうにスイッチが入ったらまとまり感が出るのかもしれませんね。

■耳や尻尾などのようす
全体的に落ち着きがない

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.80 ティールグリーンの2023(牡)

■評価「S+」
とても良い歩様です。無駄のないフォームで四肢の動きに安定感があり、推進力を維持したまま軽やかにスイスイと歩けています。また、これだけ広い歩幅をキープしながらも、滑らかに次の脚を展開できるのも素晴らしい。かなり良い質の筋力・骨格・運動神経の持ち主でないとここまでの動きは実現できないでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.81 コルコバードの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S+」
かなり良い歩様です。脚を出すタイミングの一致・広い歩幅のキープ・飛節の伸びといった一連の動作を、のびのびと、全身運動のなかで無駄なく成立させています。本馬も基礎能力が高そうです。ただし、前から見るとスピードを外に逃がすと言われる“広踏”ぎみであり、ここだけ走りを邪魔しないか心配しています。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.82 スウィートショットの2023(牡)

■評価「S」
まずまず良い歩様です。ダイワメジャー~アドマイヤマーズの系譜らしい腕節などの部位の太さであるため重い動きに見えますが、動き自体は堅実で、規則性のある脚運びができています。ただし、前肢が1本の線上を通るような内向。成長と共に悪化すると節々への負荷蓄積にも繋がるようなため、そのあたりは織り込んでおいたほうが良いかもしれません。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.83 アドヴェントスの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。横から見るとその均一した脚運びの安定さがあり、前後から見てもまっすぐに脚を出せているのがよく分かります。全体を通して特に懸念点はなく、一定水準以上の動きと言えるでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.84 リリカルホワイトの2023(牡)

■評価「A」
やや速い歩様。脚どり自体は軽快なものの、大型馬らしく一歩一歩に重みを感じさせますね。このあたりは、芝の単距離やパワーが問われるダートも問題ないと言われている父シスキン産駒らしさが表れているのでしょうか。特に懸念点はなく、まずまず良い動きです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
やや制御(気性的な懸念ややあり?)

No.85 プルメリアスターの2023(牡) ※母馬優先

■評価「S」
まずまず良い歩様です。横からの動画「左→右」の途中で少しもたつく場面があるものの、歩幅はキープできており、前肢・後肢の連動(いずれかの脚がすぐ着地できる態勢)もうまくできています。体幹が良いのでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.86 エールデュレーヴの2023(メス) ※母馬優先

■評価「S」
良い歩様です。広い歩幅を保ったまま、グイッと大腿部を引き寄せて次の動作にしっかり入れているようすから、一定水準以上の筋肉の質と柔軟性を持ち合わせていそうです。ほど良く気合も乗っている活発さを感じさせる動きですよね。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.87 ムーングロウの2023(メス)

■評価「S」
良い歩様です。全体的に線が細く、力強さでは他馬比較で見劣りしてしまう面はあります。ただし、これだけ広い歩幅を保ったままこれだけ軽快に脚を繰り出せるのは、生まれ持った機敏さ・運動センスが秀でているからに他ならないでしょう。快速スプリンター枠の候補として面白そうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.88 ティンバレスの2023(メス) ※母馬優先

■評価「B」
ゆっくりした歩様であり、かなり減量が必要そうな、重々しい動きですよね。ただし、脚の運び自体は良く、広い歩幅をキープしたまま歩けています。この動きの良さを活かすためにも、仕上がりに時間はかかるかもしれませんがシェイプアップに期待です。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.89 レオパルディナの2023(牡) ※母馬優先

■評価「A-」
左後肢に比べ、右後肢の踏み込みが浅いです。これが常時であるため、右後肢の可動域に大きな課題が生じているかもしれません。出資検討の際は、これを起因とする故障の懸念は織り込んでおいたほうが良いかもしれません。この点以外の動きはまずまずであり「評価A」、これに右後肢への懸念で「-」を付けます。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.90 外)レディオブパーシャの2023(牡)

■評価「S」
軽やかに、リズミカルに、きれいな型をキープしたまま動けています。前後から見てもまっすぐ歩けています。骨格、運動神経ともに申し分ないと言えるでしょう。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.91 ヴォーセルの2023(メス)

■評価「S+」
とても良い歩様です。腰をよく動かし、幅広いストライドを維持したまま、軽やかに一連の動作を展開できています。この再現性の高い無駄のない動きにより、効率的な推進力も生み出せているのでしょう。背面からの静止画を見ると各部位の筋肉のメリハリがまた凄い。
なお、現在かなり低人気のようですが(一口馬主DBで79位)、隠し玉としてかなり面白そうな存在です。血統は知識ないんですが、父Saxon Warrior(父父ディープインパクト)やGalileoのクロスが日本の馬場には重いと思われているんですかね?

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.92 エトワールIIIの2023(メス)

■評価「S+」
かなり良い歩様です。一定したリズムを刻みながら、同じタイミングで脚を出す・広い歩幅を保つ・飛節を伸ばすといった動作をブレることなくおこなえています。高い水準の運動するための素養は備わっていそうですね。
やや顔を上げ下げし、口をパクパクさせるなど集中力に課題がありそうですが、本馬の場合は動きに影響を与えるほどではないので気にする必要はないでしょう。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり、口パクパク

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

■個別評価(地方予定馬 No.93~96)※おまけ

リズム診断は“中央勝ち上がり”をコンセプトとしており、地方競馬のデータ収集は行っていないため、診断理論が当てはまるのか未知数です。あくまでも参考内容としてご覧ください(診断評価に対する実績からも除外します)。

No.93 ジルズパレスの2023(牡)

■評価「S」
地方入厩予定のダート馬と考えるとトモの薄さ、素軽さ・力強さに欠ける点が気になりますが、良い歩様だと思います。広い歩幅を保ったまま歩けており、水準レベルの可動域、筋力が備わっていそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.94 ペニーウェディングの2023(メス)

■評価「S」
まずまずの歩様です。しっかり地面を捉えて歩けていますね。本馬ぐらい動きに多少の硬さがありつつ、球節などの節々の存在感があったほうがダートに合いそうな印象です。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

No.95 バイラオーラの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
動きはかなり硬く、ぎこちない、やや速い歩様。厩務員さんがリードに力を入れて制御しているようなため、気性的な懸念は持ち合わせていそうです。この一本調子といった印象の動きは、気性的にかかった状態なんでしょうね。

■耳や尻尾などのようす
尻尾ふりふり

■厩務員さんが持つリード
がっちり制御(気性的な懸念ややあり?)

No.96 シシリアンブリーズの2023(メス) ※母馬優先

■評価「A」
ダートで大丈夫かな……と感じてしまうような線の細い馬体。動きも軽さがあり、パワー寄りという印象はあまり抱けません。やや速い歩様ですが、全体を通して動き自体は悪くなさそうです。

■耳や尻尾などのようす
普通(特に懸念なし)

■厩務員さんが持つリード
余裕あり(気性的な懸念は少ない?)

今年度、最も歩様が良く見えた馬

  • No.80 ティールグリーンの2023(牡) 評価S+

次に歩様が良く見えた10頭

  • No.52 フィルムフェストの2023(牡) 評価S+

  • No.39 メリートの2023(牡) 評価S+

  • No.41 コンダクトレスの2023(牡) 評価S+

  • No.1 プライストトゥパーフェクションの2023(メス) 評価S+

  • No.9 ラドラーダの2023(牡) 評価S+

  • No.91 ヴォーセルの2023(メス) 評価S+

  • No.92 エトワールⅢの2023(メス) 評価S+

  • No.21 ディーパワンサの2023(牡) 評価S+

  • No.81 コルコバードの2023(牡) 評価S+

  • No.25 シャンブルドットの2023(牡) 評価S

総評

最も歩様が良く見えた馬は、No.80 ティールグリーンの2023でした!(この判定基準は完全に印象です)
正直なところ上位はどのお馬さんも良くて迷いましたが、一番動きが活発であり、ほどよく気持ちが乗っているように感じました。馬体のバランス感も良く、「このまま各部位に必要な筋肉が備わっていくんだろうな」とイメージもしやすかったのも好感が持てました(以外は個別評価をご覧ください)。

全体としては、例年どおりのレベル感に思えました(あくまでも歩様だけを見ての個人的感想です)。上で挙げた以外でも良いお馬さんはたくさんいたので、キャロットクラブ22年産駒も好成績に期待できそうです。

なお、本年度のキャロットの診断結果はこの記事だけではありません! あくまでもテスト版なんですが、全ての募集馬に対して“新しい指数”を算出してみました。“新しい指数”とは、来期に導入できれば良いなと考えている新しい評価方法です。以下記事で簡単に紹介しており、リズム診断はどうやって展開しているのか?の核心部分に少し触れている内容になっているので、よろしければご覧ください。

※以下記事は有料です(以前ご購入いただいた方は引き続きご覧いただけます)。

それでは本年度もお買い求め・ご覧いただきありがとうございました。有料診断は色々ご意見をいただいてしまうのですが、来年も歩様の研究結果をご報告できると嬉しいです。

今後、出資時に役立つデータ紹介やコラムなど無料記事なども展開していきます。よろしければこの『リズム診断』&『筆者のX(Twittere)アカウント』のフォローと、本記事へのスキをお願いします。

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