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日比谷野外音楽堂で蛍光灯デスマッチをやる意味
さて、今週末日曜日は日比谷野外音楽堂大会です。この会場でのプロレスは2回目。1回目も大日本プロレス。要するに大日本プロレスしかプロレスを開催したことがないわけです。その中でメインイベントで蛍光灯デスマッチをやることが決定しました。歴史ある会場で蛍光灯デスマッチをやる意味とはなんなのでしょうか?
1月14日(日)
「野音のプロレス 大日本プロレスin日比谷野外音楽堂」
東京・日比谷公園大音楽堂大会
12:00開場、13:00開始
https://bjw.co.jp/schedule/s2024-01-14/
蛍光灯デスマッチ
読んで字の如く蛍光灯を使用したデスマッチ形式のプロレスです。
過去にもさまざまな会場で蛍光灯デスマッチが行われてきましたが、まさかこの100年の歴史を誇る日比谷野外音楽堂でやることになるとは思ってもいませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1704943257828-FweofpED0p.jpg?width=1200)
蛍光灯デスマッチは大日本プロレスに取って切っても切れない試合形式ではあります。ですが先日ニュースでも取り扱われたように生産が中止の方向に向かうなど時代の流れとしてはいずれ消えゆくものなのかもしれません。
しかしこの4人が見せる蛍光灯デスマッチはノスタルジックでも思い出作りでもなく、今と未来を見せるべく戦いだと思っています。言うなれば過去もですかね。
数々のデスマッチに名前を刻んできたアブドーラ・小林&伊東竜二。
ストロングスタイルとの二刀流を見事に両立させ、ストロング&デスマッチの両タイトルを手に入れてみせた神谷英慶。
そして現在のチャンピオンであり、2023年には成し得なかったいわゆる先輩世代との防衛戦にいよいよ打って出るであろう石川勇希。
それぞれがそれぞれの思いを日比谷に向けて発信し始めています。
/📣バックステージコメント/
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) January 11, 2024
🗓1月10日
🏢横浜市保土ケ谷公会堂大会
タッグマッチ
石川&●小林
vs
関本◯&野村
13分56秒 ラリアット
「プロスポーツ集団なのに
風邪ばっかひきやがって情けないよ
こういう時ほど基本に立ち返り
うがい・手洗い・消毒
適度な睡眠・がっちり食事… pic.twitter.com/nCUUvlYywx
/📣バックステージコメント/
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) January 11, 2024
🗓1月10日
🏢横浜市保土ケ谷公会堂大会
タッグマッチ
石川&●小林
vs
関本◯&野村
13分56秒 ラリアット
石川
「歴史ある会場で特別な試合
見せてやりますよ!」
1月14日日比谷野音大会
対戦カード↓↓https://t.co/TFyaK0JVmZ#bjw pic.twitter.com/slUeCdotjE
デスマッチ開催の意義
先述した通り大日本プロレスに取ってデスマッチは切っても切れない関係。しかしながらライトユーザーや他団体のファンの中からはそれも合って敬遠されている部分も少なからずあるのではないかと思っています。
これだけ広く、知名度もある会場であり、今回は全席自由席の3,000円と言う比較的リーズナブルな値段設定をしていますのでデスマッチなしでたくさんの方に見にきていただく選択肢もあったかもしれません。
そもそもデスマッチを行うには会場の許可が入ります。
我々だけの判断では出来ないですし、そのための綿密な打ち合わせもあります。特に初開催する場合は「壁に穴開けないでくださいね」「備品の椅子を壊したら弁償してもらいます」などなど、当たり前のように言われることも珍しくありません。要するに世間のプロレスへのイメージはそういうことです。歴史が作ってしまった負の遺産でもあると思います。
貸したが故に損を被るようなところには当然貸したくないでしょう。
その中で丁寧にご説明し、貸し出しを許可いただくことで大会が開催できます。そこに輪をかけてデスマッチの話をするわけです。会場イメージなど色々な理由で断られることも少なくありません。
昨年、開催した際にはまだコロナ禍終盤ではありましたが、ルールが厳し目に設定されていました。そのなかで「それじゃ面白くできない」「もっとグッズを売りたい」などワガママを通していたら今回の開催はなかったかもしれません。提示されたルールをしっかり守って開催、会場をお返しできたことで2回目の開催をOKしていただき、さらには信頼をしていただけたことでデスマッチの開催にOKが出たわけです。
何が言いたいかというと大日本プロレスにとって蛍光灯デスマッチを開催できることは会場との信頼関係の賜物であり、そこを認めていただいたことは何よりも嬉しいことであり誇るべきことだと思っています。それは我々だけでなく、会場ルールやゴミの持ち帰りなどご協力いただいたファンの皆様のおかげでもあります。
みんなで作る大日本プロレスはこういうところにも実は現れているのです。
100年の歴史
日比谷野外音楽堂は今年101年を迎えるとともに老朽化による改築のため10月からの使用が休止されます。大型の改装を予定しているらしく、おそらく現状の日比谷野音でのプロレス開催はこれが最後になるのではないかと思います。
その中でプロレスを開催したのは大日本プロレスだけ。
そして会場にご許可いただき蛍光灯デスマッチを開催。
なんともパンクな世界観ではないですか。
声出し可能、小学生以下無料
昨年はできなかった声出しが今回はOKとなっています。
聖地で思いっきりはしゃいで良いわけです。
そして小学生以下の方は当日券が無料になります。
時々「子供にデスマッチを見せるのはね」と言われることがあります。
まぁ、わかります笑
ですがデスマッチに関しては本当に会場で見た方が衝撃が少ないかなと思います。雑誌や映像だとどうしてもその印象の強い場面や血をフォーカスして掲載されますが、会場の方が映画を見ているような感覚でより現実離れして見れると思います。大日本プロレス見たことないんだよなぁという方はぜひこの機会にご観戦いただけたら嬉しいです。
チケット受付中!
大日本プロレスの観戦チケットは当日受け取りで選手・スタッフに依頼することが出来ます(原則事前精算をお願いしております)。
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