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実施レポート「文京柔術スパーリング会 vol.3(コンペ編/エンジョイ編)」

 コンペ編、エンジョイ編と初の2部開催で実施しました。各回の参加者は過去回に比べて少なかったものの、マットスペースを広く使うことができ快適にスパーすることができました。参加者が多い方が良いというのは主催者側のもので、参加者目線の適切な人数を考える良い機会になりました。


参加者内訳(コンペ編)

総数(参加者/所属アカデミー)

参加人数:19名(男性16名、女性3名)
所属アカデミー:16

帯色・年齢・体重別の内訳

帯色

年齢

体重

参加者内訳(エンジョイ編)

総数(参加者/所属アカデミー)

参加人数:14名(男性10名、女性4名)
所属アカデミー:11

帯色・年齢・体重別の内訳

帯色

年齢

体重

初の2部開催を終えて

「参加者が少ない」は失敗ではない

 Vol.1、2共に申込み上限(50名)に達するというスタートダッシュを切ってたので、今回の参加者数は少なすぎるかもと懸念を抱いていました。しかし、後述していますがコンペ編での人数に関するアンケート回答は「適切」が100%と思いの外好評でした。私自身もマットを広く使えて快適にスパーできたという感想です。
 参加人数と満足度は必ずしも比例しないということを学べ、主催的にも参加人数に固執していた面があったので少し気が楽になりました。

19名参加のコンペ編。のびのびスパーできました

2部開催は時期尚早

 2部開催のデメリットは、「コンペ編」というワードで参加ハードルを上げてしまい、参加者を分散させてしまったことです。特に女性参加が各回5名を切ってしまったのが申し訳なかったです。
 今後1部開催ではおさまり切らない…となったら、2部開催や月2開催を検討していきます。

男女スパーを考えるきっかけに

 女性参加者にスパー相手がいるかが気になり、今回初めて自分から女性にスパー依頼しました。所属ジム女性以外とのスパー経験がほぼなく、自身で「白帯男性から女性へのスパー依頼を禁止」とルール設定していることもあり、最初の声掛けはちょっと緊張してしまいました…。

 女性目線では手荒な男性と組むのは怖いだろうし、男性目線では自分がそうなってしまったら…というプレッシャーがあるかもしれません。所属ジム内であればその辺りの見極めができますが、練習会では難しいところです。その微妙な溝を埋める作業を今後地道にやっていかねばと思っています。

常連参加者と女性とのスパーは安心して見ていられます

 正解か分かりませんが、私が女性(や帯下男性)とスパーする際に心がけているのは以下です。
・脱力
・腕力や勢いを使わずにガード/パスをする
・相手のガードに入る/技を受ける

 競る練習も大事ですが、シチュエーションごとの対処や練習しているテクニックを試す(精度を確かめる)のも同様に重要です。男性同士で実力が拮抗すると力や勢いに頼ってしまうので、対女性の場合は上記を意識しながらやることで発見や学びがあります。
 …なんて余裕持ったことを言ってしまってますが、クルシフィクスから絞められた時は少し意識薄れていました。。

アンケートで頂いた意見

 10/15夕方時点で15件の回答をいただきました。ご回答いただいた方ありがとうございます!以下、一部抜粋したものを紹介します。
※回答項目はいづれも必須ではなく、すべての回答数が15ではありません。

満足度

 大満足が11、満足が4。ひとまず安心…。

参加人数の印象

「適切」が12、「ちょっと少ない」が2でした。後者はエンジョイ編のみで、コンペ編で頂いた回答はすべて「適切」でした。11月開催は(キャンセルも見込んで)45名上限にしているので、そこでまた反応を見てみます。

参加の決め手

・ガツガツしていないスパー会だったため
・所属ジム外、階級の近い人とスパーできる
・SNSで練習風景を見て楽しそうだった
・友人からのお勧め
・女性の参加者がいる
 ⇒ 今後も参加者内訳を出していきます
・試合デビュー前の女性会員の付き添い
 ⇒ やさしい!

企画案

・体重無差別の練習会
 私もやりたいと思っている企画のひとつです。来年早い時期に!

・テクニック打ち込み会
 Vol.2の後半に女性参加者が技練をやっていました。Vol.2以降は15:00-17:30と18:00-21:00の2枠で会場予約しているので、スパー終了後(スパーが続いていてもすみっこで)有志でやっていただくのが良いかなと思っています。スパーや技練を通して交流してもらえたらうれしいので、私も冒頭のあいさつ時にアナウンスしようと思います。

ToDoリストに追加

備品案

・マウスウォッシュ
 あれば便利そうですがスパー中に必要なものではないので、携帯サイズの物などを各自持ち込んでもらえると幸いです!

・氷嚢
 コールドスプレーの用意を検討しましたが、前回参加いただいた整骨院の先生からこんな意見をいただきました。氷は怪我人が発生した時点で体育館事務局でもらうかコンビニ購入と今のところ考えています。

その他ご意見

「エンジョイ編とコンペ編に分けての開催は目的がはっきりしていて良かったと思います。ただスパー会なのでお互いの熱量次第でコンペとの違いがなくなる感じはしました」

「監視員もつけて、安全面はしっかりしているのでそこは安心出来て良いと思います」

「初参加でとても緊張しましたが、皆さんが優しく声をかけてくださったので人見知りでも楽しく過ごせました。スペースも広く使えたので、ダイナミックな動きも出来て良い経験になりました」

今後の企画

 先述した通り2部構成での開催は時期尚早と感じているので、今後は基本的にVol.1~2と同様に1部で開催予定です。
 スパーリング前に1時間程度の枠でゲストを招いたイベントを何かしらやりたく、先日の開催後にプロジェクターのテストをしていました。実現に向けて企画進めていきます。

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