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聖書が語るユダヤ人の条件

いくつか今ユダヤ人と呼ばれる人々の出自が怪しいことを書いてきた。
さらにもう一つのことがある。

もし、その民族が正当なユダヤ人、すなわち、聖書に記されたイスラエル南朝のユダ国の国民であると主張するなら、必ず、満たすべき一つの大事なことがらがある。それは何か?というと、他でもない、ダビデを基点とした万世一系の王朝の存在である。
ダビデ以来の王朝?聞きなれないことばだと思う人もいるかもしれないが、
聖書は明確に以下の様に語っている。

エレミヤ
33:17 まことに主はこう仰せられる。「ダビデには、イスラエルの家の王座に着く人が絶えることはない。

ここでは、ユダ国の中心的な存在である、ダビデ王に対して、神が明確に約束を与えておられる。その約束とは、ダビデ王長が代々続くこと、そして
単に王家が続くだけではなく、その王家は、多くの王が入れ替わり、立ち代り、続いていくという形でなく、そうではなく、必ず、ダビデの血筋が続く、ダビデの血筋を継ぐ人物が王の座に座るという
形で継続することを約束しておられるのである。

エレミヤ33:20 「主はこう仰せられる。もし、あなたがたが、昼と結んだわたしの契約と、夜と結んだわたしの契約とを破ることができ、昼と夜とが定まった時に来ないようにすることができるなら、

33:21 わたしのしもべダビデと結んだわたしの契約も破られ、彼には、その王座に着く子がいなくなり、わたしに仕えるレビ人の祭司たちとのわたしの契約も破られよう。

33:22 天の万象が数えきれず、海の砂が量れないように、わたしは、わたしのしもべダビデの子孫と、わたしに仕えるレビ人とをふやす。」

ここでもダビデの王座が継続することが強調されている。
しかもかなり強いことばで強調されている。
それは、昼の後に夜が来る、夜の後に昼が来る、このような明確な法則があるが、その法則に変わりがないように、ダビデの子孫がこのユダ国の王座につくことは決して途絶えることも消え去ることもない、そのように神は約束されておられるのである。

このようにしてある民族が自分たちこそが正当なユダ民族の子孫、すなわち、正しいユダヤ人であると主張するなら、その民族が満たさなければならない、いくつかの資格が存在する。それは、棺単にいえば、

1. セム族すなわち、黄色人種であるアブラハムの子孫として、そのユダヤ人も黄色人種であること。

2 その民族がアブラハムに語られたように、その民族が全世界の祝福の基となっていること。

3 万世一系のダビデ王朝の末裔をいただいていること。

そして結論を言うなら、今中東で自分たちこそ、ユダヤ人である、と主張している人々にはこれらのどの項目をも満たしてはいない、何の証拠も彼らは持っていないのである。であるので、今の結論としては、
彼らこそ、黙示録で言われているユダヤ人であると嘘をついている人々である
可能性が高いのである。

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