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日本語とヘブル語の類似;

ユダヤ人はヘブル語を話す。そして、聖書はヘブル語で書かれている。
今のイスラエル人はヘブル語を話す。だから、彼らこそ、
本物のユダヤ人だと考えやすいのだが、どうも話はそれほど単純なものではないようだ。歴史によるなら、彼らはヨーロッパ黒海あたりのハザール国の人々であり、
8世紀頃国をあげてユダヤ教に改宗した。

そのとき、ユダヤのあらゆる歴史、宗教を取り入れ、言語もヘブルを使用するようになったようである。
その結果、外見は白人であり、ヤペテ人であるが、文化や宗教は
ユダヤ教であるという、不思議な民族ができあがった。

しかし繰り返していうようであるが、彼らはイスラエル、ユダの先祖であるアブラハムとは血族的にはまったく無縁の民族である。端的にいうなら、偽ユダヤ人なのである。
さて、それでは、本物のユダヤ人はどこにいるのか?という問題が起きる。
その問題に関して日本は無縁ではない、というより、日本は非常に関係がある。私の結論をいうなら、本物のユダヤの伝統は日本で保たれており、日本こそ、血族的にも言語的にもその文化、習慣にしてもユダヤにもっとも近い民族であると思えている。

ユダヤ、イスラエルの民は聖書の民であり、その言語はヘブル語である。
そして、日本にはその聖書の習慣がいくつも残されており、その言語にも
ヘブル語の影響が多く現れている。
よく言われていることだが、日本の祭りで用いられる神輿は、
聖書に記録されている契約の箱とそっくりである。また、神社の鳥居は
聖書で言う戸口とかもいの組み合わせた形になっている。
戸口とかもいの組み合わせは、イスラエルの3大祭りのひとつ過ぎこしの祭りと関係しており、それはイスラエルの民がエジプトを出る前に災いがエジプト全土を襲った日を記念する。

その夜エジプト全土が打たれ、どの家でも長子が打たれたが、唯一例外的に
その家の戸口とかもいに羊の血を塗ったイスラエルの家のみその災いを逃れた。
このできごとは聖書的には我々を災いや罰から免れさせてくださる
子羊キリストの犠牲の血の型である。
聖書の祭りのまさに中心的な伝統が日本に残されていることは
日本と聖書との密接な関係をあらわすといえると思う。
さて、このような習慣のみならず、日本語の中にはヘブル語、聖書の原語であるヘブル語の影響が色濃く残っている。以下川森田博士の本から列記する。

 
へブライ語と日本語の対比-覧表-   
 
1行目:ヘブライ語またはアラム語(読み)-その意味、または説明
2行目:日本語-その意味(説明、解釈等〕
アグム(AGUM)-悲しい。悲嘆にくれた
 …あぐむ-いや気がする。困る。もてあます
バレル(BARER)-見つけ出す
 ばれる-見つける。破れて成立しなくなる
ダベル(DABER)-話をする
 だべる-おしゃペりをする。むだな話をする
ダハ (DAHA)-打ちのめす
だは(打破)ー打ちまかす。打ち破る
エフオダ (EPHOD) - は、ヘブライ祭司長が、昔つけた祭司衣裳であった。聖なる
   刻印をきぎんだ胸飾りもつけていた
おふだ〔御札)神社の護符・お守り
ゴイ(GOI)ー非ヘブライ人・外人
ガイ〔外〕ー非日本人もしくは外人につける接頭語
ハガ (HAGA) - ヘブライ以外の祭・
ホウゴ (法語) - 他教の法話(神道を除く)
ハエル (HAER) - 輝く
はえる(映える)ーてり輝く。あざやかに見える
ハカシヤ(HAKASHA) - 拍手
はくしゆ - 拍手
ハラ (HARA)-怒る-
(腹〕_腹を立てる=怒る
 
ヒン(HIN) - 品、美
 ひん-品、優美
(ホレル-HORER) -くり抜く
ほる、掘る、地面に穴をあける、植物の根を取り出す
ヘスル(HESUR) -物の量をへらす
 へずる-盗んで物の量をへらす。けずりとる。かすめとる
ホキ(HOKI) ー法律にかなった
 ほうき〔法規〕-法律上のきまり
インカ (INKA)-のど
 いんこう〔咽喉〕-のど
カバン(KABAN)-包む
 かばん-カバン
                            
コール (KOR) - 寒さ
こおる(凍る)-水がひえて氷になる
                     
カサ (KASA) - 覆う
かさ〔傘〕 - 雨や日光を防ぐために、さしかざすもの
カレル(KARER)-風邪をひく(通常のどの荒れと共に)
かれる(嗄れる) - のどの具合が悪く、声がしわがれる
ケネセト(KNESET) ー会議(現在のイスラエルでは、正式な政府を補佐する国会)
けんせい(憲政〕 - 立憲政治
クニヤ(KNIYA) - 購入、買う、収益
こうにゅう(購入) - 買い入れる
コシ(KOSHI) ー 障害
こしょう(故障)-さしつかえ。さわり
モノ(MONO) - 物.事
もの〔物〕 - 物体.事柄
ミツ(MITS) - 果汁
みつ〔蜜) -ねばねばして甘い液体.甘露。
ミシゲ(MISHGE)ー誤り
みちがい〔見違い〕 -見まちがい。誤り
ナハク(NAHAK) - 泣く。叫ぷ
泣く-泣くこと
ナケル(NAKER)-動かす。とり出す
のける(除ける)ーとりのぞく。どける
 
 
ナシ (NASI)ー長。指導者
 ぬし〔主)-あるじ。長
シナ (SHINA)-寝る。眠る
 しん(寝)-ねどこ。寝る
ヤエ(YAE)-善い。すばらしい
(良い・善い〕-良好な様子。すばらしい
ヤーン (YAAN) - ゆえん。理由
ゆえん(所以〕 - わけ。特別の理由
 
ヤラ(YARA) 一 撃つ。発射する。投げる
いる(射る)-(弓をひいて)矢をとばす
ユルシェ (YURSHE)-許される
ゆるし(許し)-許可。いましめをとく
 ハタル (HATAL) - ぐるぐるにしばる
 ほうたい 〔包帯〕ー傷口などに巻つける絹布

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