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Day150→再度草津へ。

10月となりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?こちら関東は、ようやく暑さも和らいできた今日この頃、まだまだ秋の訪れとは程遠い昨今。ちょっとばかりストレスフルな自体が続いたもので、また旅へ出ることに。

昨年(2023年)6月にも草津を訪れたとnoteに書いたが、いろいろ調べるうちにまた行きたくなってしまったというのが事の真相で、そこまで大きくない街なのに興味を惹かれてしまった。

以前にも書いた通り、群馬県草津町は新潟・長野に近いやまあいの地域で、長野とはごく僅かに接している。ちなみにお隣のなかじょう町が新潟の湯沢町と接している。

ちょうど休みが休日と重なったので、9月の連休に出掛けることにしたところ、高速道路がまさかの各種割引の適用外。やむを得ず一般道経由にしたのだが、これが時間が掛かるのなんのって。

前回は高速道路経由で3時間少々だったので、多少余裕を見ておくかと思って当地を昼過ぎに出て、着いたのは夕方。早く入れたら、町内をふらっとしようかと思っていたが、とんでもない。寄り道もできなかった。

草津温泉のいいところは、結構いい時間まで賑わっているところ。ほかの観光地はメインターゲットの年配者に合わせて、大体朝早くて夜早い。平日だと特にその傾向がある。

夜の草津温泉湯畑。
滝のように流れる温泉水。
結構いい時間なのに、観光客もたくさん。

前回は大滝おおたきに行ったので、今回は之湯へ。分かりやすく例えるなら、スーパー銭湯が大滝乃湯だとすると、御座之湯は大きめの銭湯。

御座之湯。

山の天気は変わりやすい。当地を出てきたときは晴れだったのに草津は雨。しかも涼しい。宿のオーナーに訊けば、前橋・高崎と比べても10度は違うんだとか。ただ、温泉に入ると結構温まるのであまり寒くない。

今回お世話になったのは「花栞」。気軽に寄れる喫茶店なのだが民泊もやっている。

今回は西の河原まで行こうと思っていたのだが、到着したときには既にいい時間で閉園。というワケで翌日、地元の小中学生が通学する中を、こちらは湯畑へ。

朝の湯畑。さすがに観光客は少ない。
草津温泉の街並み。この奥を進んで行くと、なかなか強引なお饅頭屋さんがあるのでご注意を。
お味はまあ普通。

湯畑から西の河原へ。余談だが、読みは「さいのかわら」または「にしのかわら」。どちらでもいいらしいが、公式には「さいのかわら」としているようだ。

この「西の河原」にある露天風呂は洗い場がなく、屋根もないので雨天時はなかなか辛い。覆いはあるが、すぐ脇には散策路もあるのでちょっとしたスリル。それと、毎週金曜夜は混浴になっているらしい。

西の河原公園の入口。
西の河原露天風呂。誰だよこんなところに竹串置いたのは。笑
「高温につき立入禁止」の規制線。道理で熱いワケだ。
公園内にあるベルツ・スクリバ両博士の胸像。

公園内には、ベルツ・スクリバ両博士の胸像がある。案内板によると、

明治時代に東京帝国大学(現東京大学)で、「内科にベルツ、外科にスクリバあり」といわれて日本近代医学の基礎を築いたのが両博士で、ともに草津温泉を研究してその医学的効能を世界に知らしめた

胸像脇の案内板より一部引用

そうで、草津温泉の恩人として称えられているとのこと。ベルツ・スクリバ両博士の功績は、「道の駅 草津運動茶屋公園」の向かいにある「ベルツ記念館」に展示されている。

ベルツ記念館。この建物の2階。

それと、前回訪れた際には無かった「温泉門」が。2023年10月に完成したそうで、町道(中央通り)への右折車の渋滞緩和策として立体交差にしたついでに、高架橋を「温泉門」として作ったとのこと。

また、その脇には無料駐車場を整備したそうで、道路の狭い中心部まで行かなくても、ここから湯畑へ向かえるので便利かもしれない。初めて来ると戸惑うかも。

温泉門。上は道路。
日中。足湯としても利用可能とのこと。子どもが遊んでいた。
夜はライトアップされている。
温泉門の全景。東京方面へ向かうには上を通る必要がある。

ついでに寄ってきたのが上州湯の湖(品木ダム)。ここに溜められた、強い酸性でもある草津の湯を中和して下流に流す役割があるそうで、中和の際に出た沈殿物は定期的に浚渫しゅんせつしているとのこと。

なお、品木ダムの役割については「環境体験アミューズメント」(学習広報施設)で説明されているそうです。

品木ダムを紹介されている地元在住のnoterさんがいらっしゃったので、詳しくは↓

品木ダムの案内看板。
温泉の湯だけあって、水面がエメラルドグリーン。

そのまま真っ直ぐ帰ってくるのもアレなので、通り道の栃木県足利あしかが市へ。以前から寄ってみたいと思っていた、森高千里さんの歌「わた橋」の碑を見てきた。

「渡良瀬橋」の歌碑。左のボタンを押すと歌が流れる。右奥が渡良瀬橋。
渡良瀬川の河川敷から。

「渡良瀬橋」はどういうところなのだろうか、とは常々思っていたが、実際の場所を訪れてみて、歌詞の世界とリンクする、のどかな場所だなという印象を受けた。

歌詞に出てくる場所については、足利市観光協会が発行しているパンフレットが詳しい。全部回ると結構な距離があるので、徒歩ではなかなかキツいかも。なお、この歌碑の近くに駐車場はないのでご注意を。

ご本人が碑を訪ねるYouTubeが↓

もう一つ寄り道。近くにある「足利織姫神社」へ参拝。様々な縁結びの神様を祀っている神社として知られているとのこと。さて御利益の程は?

足利織姫神社。
足利織姫神社から。中央左が渡良瀬橋。

まだ回り切れていない気がするので、noterの如月桃子さんが記事にされていた花桃の時季にでも、中之条ガーデンズを観ながら草津に行ってみようかなと思う。

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