Day59→変わってほしいもの。
容姿批評問題。
先日、インターネットで調べ物をしていたのだが、「BPO(放送倫理・番組向上機構)」という、放送への苦情や放送倫理問題に対応する第三者機関のWebサイトが引っかかった。
その中にある「2021年8月に視聴者から寄せられた意見」で、こんな意見があった。
ダイエット&整形番組で、ブスとか怪物とか人の容姿をばかにする事を肯定するような当番組のあり方に異を唱えたい。イジメに繋がるといった想像力は無いのか。あのように容姿を化け物などと揶揄するのは「女性は容姿のみ」とする女性差別どころか、彼女達に似た人物が同じ酷い言葉に晒され、心を傷つけられ、最悪は自殺も考えられる。心が未熟な若い世代には影響が大きい。
私はテレビを観ないので何の番組かは分からないし、調べるつもりもないのだが、端的に言って、他人の容姿を批評し、とやかく言うような番組はとんでもなく「下衆い」と思う。
下衆いだけならまだしも、容姿をからかいの対象にして良いと思い込ませたり、逆に容姿に自信が持てない人への焦燥感を煽ることになるのではないのだろうか。
以前も書いたが、容姿に対する「イジり」など最悪である。
価値観は一つではない。
世の中、価値観が一つだったら絶対的な何かがあるのだろうけど、残念ながらそんなワケは無い。美醜問題なんてその尤もたるもので、何が良くて何が良くないのか、基準が無い分野。
時代の流れで、いわゆる「ミスコン」といった、容姿を競うようなものは廃れてきたし、「蓼食う虫も好き好き」なんていうくらいだから、傾向的なものはあるにしても、意外と分からない。
上で挙げた「意見」は女性に対してのものであるが、男性に対しては、ある程度容姿をイジってもいいとされる文化がまだまだ根強い。言うまでも無いが、男女どちらであってもしてはいけないし、止めて欲しい。
人々が抱えるコンプレックスを最大限に「利用」したのが「煽り広告」であり、不安につけ込んでワケの分からないものを売り込む「霊感商法」のようなものだろうか。YouTobeをはじめとした動画広告で大量に流されている。
「景品表示法」に触れたりする違法のものから、何となく不安を煽るだけのものまでいろいろあるが、そういった「煽り広告」について、自主規制を始める業者も現れたようだ。
刺激的に煽ってくるから、受け止めないとダメなように思ってしまう。しかし、本質はそこではないし、必ずしも「みんないっしょ」である必要はない時代になったのかもしれない。
「○○しなければダメ」が減って、少数派のストレスが減っていく世の中。それはそれでいい事なのでは。それを嫌う人たちもいるようだが、寛容性が広がっていくことを願う。
アレの話。
充分な期間が経ったので、そろそろ軽くバラしてしまおう。
運営に訊けば良いのだろうが、ブラックボックスと化していたアレの詳細が新聞に載っていた。記事によれば、現在の会員が1,600人、新サービス開始以降の「お見合い」が700回、「交際」が300組程度と書かれていた。
私調べでは、プロフィールを公開している女性が400人程度なので、期間内に複数回チャレンジしている女性がいるという事なのだろう。私は散々書いている通り、全く成果なし。
これが結構ユルいサービスで、オフィシャルで複数人と「交際」が可能な一方、「お見合い」までは一切やりとり不可。盛られた写真と書いてあるプロフィールのみで、先に進むかを「判断」しなければならない。
言い方を変えれば、私みたいに箸にも棒にもかからない層が一定数いる一方、若い世代を中心に、そこそこの成果を挙げているようだ。実際のところもこのnoteに書いた通り、なのだろう。
ある程度の公平性を担保しないといけないのは承知の上だが、放っておいても何とかなる層よりも、困難な層へのフォローを手厚くして欲しいと感じる今日この頃。そろそろ次を考えたほうがいいのだろうか。あー悔しい。
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「ほしいもの」で思いついたが、「ほしいものが全て手に入る」という触れ込みの「ほしいも神社」に行ってしばらく経つが、今のところ御利益は無い。そんなに都合のいいものは無いということか。
どうでもいいけど干し芋美味い。丸干しがオススメ。最盛期は極寒の2月頃だからシーズンオフだけど。