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【近況】ポメラを卒業してみた

お久しぶりです。今日は、創作活動の近況を報告したいと思います。

今取りかかっているのは、公募用中編小説(予定)とnote用短編(もしくは中編)小説。公募用に関しては、どこの賞に出すのか決めていないのですが、締め切りと枚数を見て、合いそうな場所に出そうかなと。できれば、文學界や群像に出したいですね。間に合えば、ですが。

note用短編は、前に書いた短編小説(「彼の身の上話」)のスピンオフという形で今作成中です。学園モノの恋愛小説で、文学作品よりライトな感じに仕上げたいと思っています。こちらは、書いていて楽しいです。

話は変わりますが、今まで「ポメラ」という機器で執筆していたのですが、それをパソコンに変えました。いろいろ理由はあるのですが、ひとつは目の疲れが改善されたこと(ポメラは目に優しい画面でした)、そしてもうひとつはWordのほうが、本の活字に近い文字のフォントを選べる※こと。これらから、「パソコンのほうが捗るかな。気分的に」と、試験的にパソコンでの執筆に切り替えています。

※筆者のポメラは書体を選べないのです……

確かにWordのほうが、視覚的にはよいね……。ただ、ポメラと違って光りが強いので、疲れることは疲れます。昨夜、一時間ちょっと作業していたら、疲れたせいか、今朝起きたのが10時……、朝ヨガをはしょりましたよ。およそ、11時間ほど寝ていたようです。休日でよかったけども。

とはいえ、いちおう(2週間くらいは)書き続けられているので「まったく小説が書けない……!」と悩んでいた春から、少しは脱出できた模様です。

世の中的には、芥川賞候補も発表されて、そのなかに同世代のひともいるけど、半数がわたしよりも年下なので、焦る気持ちがあります。そもそも、芥川賞の前に新人賞も獲っていないし、選考にも通っていないので“焦る”というのは何か勘違いしているようですが……。つまり“焦る”わけは、行動できていないのに、気がつけば時代は流れていっていた、という事実ですね。速いよ。

そういう理由(若い世代に焦る)ではないのですが、最近の日本文学はあまり読めておらず。もっぱら海外文学を読み漁っています。この間読み終えてよかったな、と感じたのはアリ・スミスの「冬」※。読みながら、さまざまな絵画を目にしているような、不思議な感覚を味わいました。これはわたし個人の感じ方ですが、(おもに会話主体ですが)詩的な表現が散りばめられていて、イメージが喚起される書き方だな、と。

そこからヒントを得て、今の作品に取り組んでいます。アリ・スミス氏のような気の利いた言葉はとても書けないけど、彼女が書くものの雰囲気に魅せられ、影響を受けています。

※ちなみにアリ・スミスの「冬」は四季シリーズです。ほかにも春・夏・秋があって、それらは少し関連しているよう。

というまあ、とりとめなく近況を書きました。前までは新人賞を目指していたけど、今では「ひと作品を完成させる」が目標です。note用の短編も、書き上げたら公開しますね。※

※公開されなかったら、書き上げられなかったものと思ってください……(なんというオチ

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