11月8日　日記

昨日母と父が来て、わたしの残りの荷物と、賞味期限切れのケーキを持ってきた。そう、賞味期限が切れていた。しかも、5日過ぎ。クリームもあるし、どうしようか……とためらいつつも、ためつすがめつ見て朝と昼に食す。風味が変わっているような気がしたけど、今のところお腹に異常は見られない。意外と大丈夫みたい。

意外と大丈夫。このことは、完全にひとり暮らしをしてから感じていることでもある。はじめのうちは、家事全般できるかどうか……と不安に思っていたが、案外やれている。すごく豪華なごちそうを作るとか、とくに家事のスキルが高いわけではないけど、意外と物事がうまく回っていることに驚く。こんなに適応力があったんだ、わたし。

とはいえ、お金のことは心配なので、できるだけ節約を試みている。前まではマウントレーニアとか缶コーヒーが好きでよく買っていたのだけど、今は牛乳とインスタントのコーヒーだけ。野菜は買ってきたらすべてを使わず、切ってジップロックに詰め、冷凍している。今日もにんじんが3本108円で安かったので買ってきて、味噌汁やスープ用と、きんぴらとか炒める用に切り分け冷凍しておいた。そのほか冷凍庫には、ネギ、ほうれん草、きのこ類が収納されている。これだけあれば、味噌汁の具に困ることはない。

節約、と思い、ご飯も少なめに小分けて冷凍していたら、案の定お腹が空いてしまった。やっぱりご飯をケチるのはよくないみたい。空腹で料理をしているうちに、思考もネガティブに。母から言われたことをくよくよ思い返していたら、創作のヒントを得る。今まで考えていた構想第1案が、書けそうになかったので、これはありがたい！！　と、一気に気分が好転してしまう。なんていうチョロさ。

完全にひとり暮らしになってから、まともに創作ができていないので、そろそろ本腰を入れたいところだ。