広告ならビズパと言われる未来を創る ~開発担当者のキャリアと大切にしていること~
こんにちは。ビズパnote編集部です。
先週に引き続き、今週も、ビズパメンバーを紹介していきたいと思います!
これまでご紹介したメンバーの記事は下のマガジンから読んでいただけますので、ぜひ見てみて下さい!
今日、ご紹介するのは、プロダクト開発部に所属する山口さんです。山口さんは、2019年10月にビズパにジョインし、BIZPA正式版の開発から関わっているエンジニアです。
それでは山口さん、よろしくお願いします!
※山口さんのプロフィールはこちらでご紹介しています
こんにちは。山口です。
今日は、私自身のこれまでのキャリアや、仕事に対する価値観・考え方についてお話ししていこうと思います。
共感できる部分や、参考になる部分がありましたら幸いです。
苦しい時期もあった。いろんなものを乗り越えてエンジニアに。
私はいま、30代半ばなのですが、割と幼いころから、パソコンも家にあって、抵抗なく触っていました。また、スーパーファミコン全盛期で、ゲームに慣れ親しんでいたこともあって、機械に触れることへの抵抗は全くなかったです。IT系の道に進んだのはこの影響が大きかったのかもしれません。
ただ、エンジニアになる道をずっと目指していたかというと、そうではありません。
元々高校は高専の土木工学課でした。明確にやりたいことがあったわけではなく漠然と高専に行きたいという思いがあり機械工学科を受験、結果転科合格という形で土木工学に入りました。
結局明確な目標もなかったせいか、留年含め4年で辞めてしまいIT系の専門学校に入りなおしました。
IT系の学校を選んだ理由ですが元々PCやITが好きだったこと、高専時代に軽く授業で触ったプログラミングが面白く本格的にやってみたいという思いがあったことがきっかけです。
当初はゲーム業界に興味があり新卒の募集要項を見ると応用情報技術者(当時はまだ第一種情報処理技術者試験・ソフトウェア開発技術者の名称でした)必要であったため専門学校はベストな選択でした。
ただ入学していくつか実際のゲームを作る中でゲームプログラミングの難しさや業界の現実を知り私には向いていないことに気づき改めて将来について考えました。
そんなとき授業で作成していたWebアプリケーションに深い興味をもちました。ちょうどWebの全盛期でHTML・CSS・Javascriptによる表現の進化、データベースでのINPUT・OUTPUTのパズルをやるような感覚は自分に向いていると思いました。
このときがシステムエンジニアの道に進もうと決めた瞬間だと思います。
専門学校を卒業後は医療系のソフトを開発する会社に入社しましたが、自分自身の力不足もあって、体調を崩してしまい、半年で退職しました。
その後、周囲の支えもあって、体調は徐々に回復したのですが、そこからのキャリアについてはかなり悩みました。
ただ、自分自身の未熟ゆえに上手くいかなかったところもあったので、もう一度アーキテクチャから情報工学を学びなおそうと一念発起し、大学に編入しなおしました。
大学卒業後は、上京してSIerやSESとしてテレビ局や公益財団法人、アパレル業界などの様々な業界の業務システムをサポートしてきました。
いろいろありましたが、ここで社会人としてのキャリアを新たに歩みだします。
個々の能力を活かしてシナジーを生み出したい。
テレビ局や公益財団法人、アパレル業界などの様々な業界でSIer、SESを経験して、ビズパは4社目です。
エンジニアの仕事に就いて10年以上経っていますが、他の職種に転向しようとは考えたこともありません。むしろ、他の職種は出来ないなぁと思ってしまいます。
それに、やっぱりエンジニアの仕事が好きですね。
文句言いながらやってる時もありますけど(笑)
今後は、エンジニアとしてプロフェッショナルを目指してスキルを磨いていくことはもちろんですが、プロジェクトリーディングはやっていきたいと考えています。
以前、SESをしていた時に開発部隊をつくったことがあったのですが、その時に調整役やコーチング等をやって、すごくやりがいを感じたんです。
また、性格上、自分が活躍するよりも人が活躍してくれるほうが、自分自身のモチベーションもあがるんです。自分がマネジメントすることで、個々の能力をつなぎ合わせながらシナジーを生み出していって、一つの大きな成果を創ることがしたいと考えています。
マネジメントというわけではないですけど、日頃から、より良い組織づくりのためにコミュニケーションには気をつかうようにしています。
例えば、相手へのリアクションはすぐに返したり、チャットコミュニケーション上ではフランクな表現で返事をすることで相手が萎縮しないようにするなど気をつけています。
他にも「ごめんなさい・すみませんでした」より「ありがとう」を使うなども意識してますね。
ビズパはマネジメントと経営が40代で、メンバーは20代が多く、30代が少ない状況です。
年齢の幅があるからこそ、真ん中の年代にいる自分が雰囲気をつくることで、若いメンバーも発言や反応がしやすくなるといいなと思っています。
ラフに考えることで心に余裕ができた。
上で、体調を崩して半年で会社を退職した話に触れましたが、上手く眠れなくなったりして、当時はとても苦しい思いをしていました。
でも、家族や友達がすごく支えてくれたんです。ゆっくりでいいから頑張れって。
本当に自分は周りに恵まれていると思いました。
だから、自分も周りの人を大事にしたいと思っています。
もちろん、相手に媚びたり何でもかんでも肯定したりということではなくて、相手をリスペクト・尊重する、人格を否定しない。そんな基本的なことこそ常に大切にすべきだと考えています。
ただ、人や仕事との向き合い方という点では、少し自分の中で変化してきた部分もあって、いい意味で割り切れるようになってきました。
昔は、責任感が強くて気負ってしまって、上手くいかないのは自分のせいだと思って抱えこむところがありました。それが、年齢を重ねて交流の幅が広がって、経験も増えてきたことで考え方が変わってきました。
いまは、何事も、最終的にはどうにでもなる。そう考えるようになりました。
タスクを抱え込んでしまうのは、その担当者のせいだと思ってしまうかもしれないですが、そんなことはないんです。遅れているなら遅延状況を周囲にちゃんと伝えて、全体でどう攻略するかが大切です。
出来ないのは、本人のスキルの問題もゼロではないかもしれませんが、環境が不健全という要因が大きいと思います。責任は分散するものですし、周りに頼るのもスキルです。
経験を重ねることで、もっと周りに頼るとか、ラフに考えることの大切さに気づきました。そのおかげで、心にも余裕が出来てきて、視野もひろがりました。
もし、いま、自分で抱え込んでしまっている人がいたら、もっとラフに考えていいんだよと伝えたいです。
広告ならビズパと言われる世界に。
少し、キャリアの話に戻ると、ビズパに入社を決めたのは、広告業界を希望していたからではありません。
SIer、SESを経験して、技術的なスキルアップを目指したときに、やっぱり自社サービスをつくりたいと思って、求人を探していました。
スタートアップ企業はどこも、派手な印象があったのですが、ビズパは、経営陣が経験豊富かつ大人な雰囲気で、自分にフィットするんじゃないかと思い、エントリーしました。
そして、面談で事業の話を聞いてみると、広告のプラットフォームってありそうでなかったなと思いましたし、このサービスが完成したら、すごいマーケットができるのではとワクワクしたことを覚えています。
入社して3年経ちまだまだやることがいっぱいある状況ですが、将来的には、広告ならビズパと認識されているような世界を、本気で目指しています。
いまはまだ、サービスの質も広告の数も成長している過程です。
ビズパで商品を探した後、比較検討のため他のサイトを探すハメになったり、問い合わせに対してもエスカレーションや手戻りが発生するなどまだまだワンストップじゃない状態だと思います。
広告を探そうと思ったら深く意思しなくとも真っ先にビズパを見るような、そんな世界にしていきたいです。
そのためにも、広告商品を増やしていくのはもちろんですが、人力車や人そのものが広告媒体になっているようなユニークな商品があることや、人気エリア・媒体でも実は低価格で実施できる商品が沢山あることももっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。
私は鹿児島県出身なのですが、実家に帰ると野立て看板が目立ちます。
広告を出稿したい側からすると、地方の野立て看板をまとめて探せるというのはとても価値のあることだと思うんです。様々なカテゴリーの広告をまとめて検索して比較できる、しかもユニークな商品もある。この価値をもっともっと知ってもらいたいですね。
ちなみになる話。
余談ですが、趣味でロードバイクに乗っています。他にも、ゲーム・漫画・読書・動画視聴など、趣味はいろいろあるのですが、アクティブな趣味だとロードバイクです。
ロードバイクはコロナで一時期乗るのをやめていたのですが、最近また復活しました。
風を切って遠くへ行ける。疲労もあるけど圧倒的な爽快感を味わえるのが魅力だと思っています。
ちなみに、今乗っているのはTorek Domane SL6です。
ロングライド向きで気ままに色々なところへ連れて行ってくれる相棒感が気に入っています。
趣味についてでも構いませんので、もし、もう少し話を聞いてみたいと思ってくださる方がいらっしゃれば、是非、採用HPをご覧ください。カジュアル面談も大歓迎です!
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