田舎と都会と夏休み
2日間のワークショップを終え、珍しく夜にnoteを書いています。
今回のワークショップでは、しっくいを使って手で壁を塗る、という活動をしました。今回が2回目ですが、もう一回くらいでだいたい全体が塗れるかな、というところ。
ワークショップも2回目ということで、それぞれが真面目に塗るというだけではなく、いかに個性を出して「表現」をするのか、という場になっていて、皆さん、暑さと臭いに苦しみながらも、なんとかやり上げた達成感で温泉に行って帰路につかれました。
野菜を収穫し、桃を食べ、スイカを食べ、ホットプレートで肉を焼き、焼うどんを食べ、夕立に驚き、温泉から沈みゆく夕日を見て、大きな月を見て驚き、キャンプ用具で寝る。
誰もが、ああ、夏休みだなぁ、という実感を味わう2日間となりました。
私はもともと家が転勤族で、ひとところで暮らしたという経験があまりありませんが、いわゆる田舎で、ずっと一緒のところで生活していると、いつかこんなところは出ていってやる、と思ってしまうのは仕方がないことかもしれません。
今回、聞いて面白かった話は、田舎では誰と誰がどうしたこうした、みたいな話がすぐ広まる、と。誰と誰が浮気の関係とかも知れ渡る、とのこと。子どもが思春期にでもなれば、こんなところは出て行って、都会でもっと自由を味わいたい、と思うのが普通かもしれません。しかし、都会は都会で辛いことも大変なこともあったはずです。
そもそも、田舎には、都会ではないところ、という意味と、帰ることが出来るふるさと、という2つの意味があるように思います。この2つの意味が混じって、いわゆる田舎育ちの人に複雑な感情を抱かせる。
しかし、間違いなく、田舎には夏休みの本質がある。それは子どもの頃の、何も考えなく毎日がキラキラしていた楽しかった思い出でもある。
そんな楽しかった記憶だけを蘇らせることが、いろいろ理解できる大人だからこそ、できる。
そんないわば、田舎の本質の、蘇りの場を創っているのだなぁ、と実感した2日間でした。
あと6日となりました。クラファン、よろしければ応援よろしくお願い致します。
現場からは以上です。
おまけ。8/7には花火大会があるようです。ベランダから見えるかも?
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