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スローライフを生きる

クラファンが無事に目標金額を達成しました。御協力いただいた皆様、ありがとうございます。

クラファンの経緯につきましては、プロジェクト・オーナーであるこの方の記事が素晴らしいので、シェアしておきます。

さて、私自身のことで言えば、あるきっかけから、人生で繰り返している良くないパターンに気付き、そのパターンを脱却するためにどうしたらいいのか、ともがき始めたのが2019年の初め頃。そこからばたばたといろいろなことが変化していき、それに追われて走り回って1年が終わった。

2020年からはいわゆる厄年や大殺界と言われる年になるということで、ここで人生を変化させないと、一生、このままの人生で終わってしまう、ということで、様々な助けを借りて、何をどのように変化させるのが良いか、ということを探究し始めた。

簡単に言うと私の人生は、どうも、小学4年生の時に死にかけたときから、自分の人生を生きていないんではないか、というのが、様々な人の見立てだった。

それでは、そろそろ自分の人生を生きるために、何をすべきか?

それはやはり、住むところを変えることだ、というのが、結論だった。

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確かに住環境というのは私は大事に思ってきた。就職、進学、転職、人生のフェイズが変わる毎に引越しをして、新しい人生のステージに合わせてきた。当時、母を亡くしたことをきっかけに実家に戻ってきていたが、2020年で3回忌も終え、そろそろここでのミッションも終わりだな、と思っていた。

そこでお盆に家族と話し合い、既に東京で暮らし始めていた父はそのまま東京に住み、まだ家に置いてあった母の遺骨はお寺に納骨し、家具や家は処分。同時に父も引退し、退職金も含めて老後の備えの資金を持っておく形にして、すっきりさせよう、ということになった。

父も弟も実家に住んでいないので、そっからはいかに25年以上も住んでいる家を片付けるか、ということが私のタスクになった。

ここで様々な仲間が手伝ってくれた。

特に、母が趣味としてやっていたお茶やお華、水彩などは、興味のない我々にとっては、価値もまったくわからないものだった。そのほか、家具や食器のこだわりなども、よくわからないものだった。そこで、特に知人の女性たちに呼びかけたところ、価値を感じてくださり、いろいろ引き取ってくださることになった。

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そのほか、父が健康のためにといろいろ買い込んだグッズなどは、初めて使ったジモティーに出したらすぐに貰い手が決まり、老親のプレゼントにしたい、というご夫婦にも会えて、ああ、良いことしたなーと思ったりもした。

そんなこんなしている中で、山梨の物件に特殊な条件(家賃なし、管理費のみ支払い、ただし、家主がリフォーム費用を負担しないので、好きにやってくれて構わない)で借りることが決まり、家主の希望とこちらの家の処分の都合もあって年末ぎりぎりに山梨に移住してきた。(ここでもいくつか事件が発生したが、それはまた別の機会に。)

こちらが見学時の状態。

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が、実際に引っ越してみたら、まさかの、電灯無し、ガス無し、風呂無し。

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2021年1月から、この状態からのサバイバル生活が始まった。とりあえず年末にネット環境だけは整えておいたので、最低限、仕事はできるようにして、カセットコンロを出して食事は確保。正月が明けたら近所のパーソナル・ジムと契約してとりあえずシャワーできる機会を確保。上のプロジェクト・オーナーとデザイナーが1月にぎっくり腰になったり、工事を開始しようとしたら管理組合に提出した書類に不備があり、急遽ストップするなど、まあ、いろいろなことがあった。それでも、1月2月は仕事が立て込んで忙しく、それに忙殺されていたので、ちょうど良かったのかもしれない。

とはいえ、工事がまったく進まないのと、パーソナルジムにいつまでも通ってられないということで、3月には、足の確保ということで車を購入して近くの銭湯(温泉)に行けるようにした。これで生活レベルはかなり改善された。

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下記はイオンにて。山梨の空はいつも美しい。

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その後、工事を進めるためには荷物が邪魔ということで、4月から近くのトランクルームを借りて荷物を運搬。

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結局、工事が再開されたのは5月。

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で、予算が足りず、基礎工事だけ終わってクラファン、という流れだった。

気づけば、家族会議をしたお盆からちょうどまる1年になる。振り返るといろいろなことがあったが、当初の目的である「自分の人生を生きる」というところまでたどり着いているのか、ということについてはいまいち自信がない。

ただ、パーソナルジムのトレーナーとスタイリストさんと美容師さんのおかげで見た目は多分、かなり若返ったこともあり、こっから新しい人生が始まるんだろうな、という予感はしている。

下記は、パーソナルジムの担当トレーナーと最終日の記念写真。

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スタイリストさんと。

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美容師さんと。

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これからリフォーム工事が再開され、完成するのはおそらく秋。ちょうど引っ越してから1年になる年末には、ちょっと落ち着いているのではないかと思っている。

現状はまだまだこんな感じ。

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リフォーム工事が完了するまでには、まだ時間がある。それまでに、自分自身の望む、自分らしい生き方というものを、模索したい。

これまでを振り返って、そのためにすべきこと、というのは、やはり「モノを捨てること」と、「自分の身体反応に正直になる」ということだと思った。

私には、ついつい仕事だと思うと、無理してでもなんとかしようと思ってしまう傾向があり、誰かの期待に応えなければ、というスイッチが発動する。

それが悪いわけではないが、自分の「ワガママ」をそこで封じ込めてしまう可能性がある。

自分が今、本当にやりたいこと、というのは何なのか?

そこにフォーカスする。

で、実はそれに制約条件を規定してしまうのが、「物」ではないかと思っている。いわゆる「所有物」に「心」の動きが制約されてしまう状態。

そこから自由になるためには、できるだけ「物」を少なく、シンプルにしておく。

くだらない話だが、先日、過去の決算書類を探したとき、結構、不要な書類も保管していて、それで書類の量が倍になっていることがわかった。で、即捨てたらすっきりした。

8月は、仕事の量はほどほどにして、ほったらかしだった倉庫の荷物の整理に着手して、少しずつでもいいからすっきりさせていこうかと思う。ちょっと頑張ってきたので、ここいらでゆっくりして、次の人生のステージに備えたいと思う。

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このサバイバル生活に入ってから、お酒の量も増え気味なので、それもちょっと解消したいなぁ。

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まあ、山梨のワインが美味しすぎるというのもありますが…。

とりあえず、現場からは以上です。

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