東北(岩手県)のワイナリーをドライブしてみた
もうすぐ節分、旧暦でも年が変わるな、何か2023年でやり残したことはないかな、と思ったら、結構、いっぱいあったのだけれども、その中でも、すっかり忘れていたことを思い出しました。
2023年6月28日に「北海道のワイナリーをドライブしてみた」という記事を上げたのだけれども、その帰り道に、寄れるところだけだけれども、東北のワイナリーもドライブしていたのだけれども、それを後でアップしようと思っていて、すっかり忘れていました。
ということで、アップしてみます。
その前に、前提としてのおさらい。
2023年のワイン教本、正式には、『(一社)日本ソムリエ協会教本2023』に掲載されている東北のワイン産地は、県で言えば、岩手県(11)、山形県(18)、そしてその他として、秋田県(4)、青森県(8)、宮城県(6)、福島県(9)が紹介されている(カッコ内はワイナリー数)。もともと、ブドウを作っていたエリアはあったが、ワイナリーということで言うと、基本的には、2011年の震災以降に設立されたワイナリーが多く、数も増えているようです。
これだけのワイナリーを帰りに巡るのは、さすがに無理があったので、今回は岩手県の3つのワイナリーをめぐってみました。
エーデルワイン
開店と同時に訪問。まさにこの地域のワイン作り発祥と言ってもいいワイナリー。何より展示が楽しく素晴らしく、観光地化をめざす全てのワイナリーさんが参考に訪問されてはどうか、と思います。山梨から来た、と言うと、めちゃ歓迎されました。
ここは写真多めで紹介します。
と、ここで見学の時間になりましたので、そちらに移動。
まだまだコロナ中ということでほとんど貸切でしたが、みなさん、親切でとても暖かく、もっと賑わうと良いなーと思いました。
さて、続いて訪問したのはこちら。
自園自醸ワイン紫波
割と近くにありました。いわゆる農作物のお土産物を買うような道の駅風の建物の上の山道を少し登ったところ。自園自醸というのは、つまりは自社畑で作ったブドウのみで自分でワインを作る、ということで、いわゆるドメーヌ型という奴ですね。
さて、その後、一路、太平洋側へ移動し、最後のワイナリーさん。震災後、大船渡でワイナリーがいくつかできたうち、もともと昔からブドウ農家さんだったというこちら。
神田葡萄園
というわけで、結局、岩手県の特徴的なワイナリーさんを3件まわるのでせいいっぱいでしたが、岩手のワイナリーさんは北海道とはまた違って、それぞれがこだわりのブドウ品種で生産している、という印象でした。岩手県のワインの特徴としては、教本にはヤマブドウを生かしたワイン造りとありましたが、もちろん、過去の歴史はリスペクトしつつも、新しいチャレンジを続けているという印象でした。
そして昔から、市や地域と共同して産業を盛り上げていこう、という雰囲気が良いですねー。
現場からは以上です。