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学生対談:武蔵野大学大学院のビジネス日本語コースのリアルを語る!

New:大学院の2025年春入学生の入試要項が公開になりました(入試は3回あります)!

【日本国内に居住されている方】
(第1期の出願期間は8/17土~8/30金)
(第2期の出願期間は11/15金~11/22金)
(第3期の出願期間は2/5水~2/14金)

【日本国外に居住されている方】
(出願期間は8/2金~8/19月金)
*詳しくは、記事の最下部のリンクから入試要項をご覧ください。

こんにちは。
こちらは、武蔵野大学大学院の言語文化研究科ビジネス日本語コースの公式noteです。

武蔵野大学の大学院言語文化研究科のビジネス日本語コースは、外国人留学生限定でビジネス日本語を教育研究する日本で唯一の大学院です。

今回は、ビジネス日本語コースの二人の学生に、その大学院での学生生活のリアルを語ってもらいます。

特定課題研究(修士論文相当)の発表を終えて、9月に大学院を修了予定の李さんと陳さんに、いろいろ聞いていきます。

武蔵野大学大学院のビジネス日本語コースをどのようにして知ったのですか?

李さん:わたしは早稲田大学に入学するタイミングで中国から日本に来ました。その卒業後に日本語をもう少し勉強したいと思って「日本語」「外国人」「大学院」でネットを検索していたら、武蔵野大学大学院のビジネス日本語コースが見つかりました。

大学院修士課程2年生 李さん
中国出身。早稲田大学を卒業後、2022年9月に武蔵野大学大学院言語文化研究科ビジネス日本語コースに入学。

陳さん:わたしの場合は、大学が中国の西安外国語大学で、武蔵野大学の協定校だったのでそのつながりです。大学4年生のときに、大学の先生から武蔵野大学大学院のビジネス日本語コースについて教えてもらいました。海外に行って視野を広げたいと思っていたので留学を決めました。

大学院修士課程2年生 陳さん
中国出身。西安外国語大学を卒業後、2022年9月に武蔵野大学大学院言語文化研究科ビジネス日本語コースに入学。

小さい頃の夢はなんでしたか?

陳さん:わたしは映画監督でした。いまでも映画には興味があり、将来は自分で作ってみたい。そのためには、もっといろいろなことを経験して視野を広げたい。なんで、日本語を学んでいるかというと、外国語を学ぶと新たな世界を知れて視野が広がるから。なので、日本語を学ぶのは、わたしにとって世界を知るための手段です。

李さん:日本語を学ぶのは世界を知るための手段、すごいですね(笑)。わたしは小さい頃は、本が大好きで、本ばかり読んでいました。古典からラノベまで。しかし、高校2年生のときに友達にアニメを薦められてはまり、本からアニメに関心が移りました。そして、いつかアニメなどの二次元コンテンツが豊かな日本に行きたいと思うようになりました。

陳さん:わたしも日本に来てからアニメが好きになりました。李さんの影響です(笑)

ぶっちゃけ、大学院に入学したときの印象はどうでしたか?

陳さん:入学した当初は、寂しかったです。初めての海外生活だったので。あと、大学では日本語を学んでいたのですが、いざ大学院に入学してみたら同期の他の学生に比べてわたしは日本語がうまくなかったので。。。

李さん:陳さんの日本語はわたしには上手に感じるので、謙遜ではないかと思います(笑)。わたしは、日本で大学を出ましたが、武蔵野大学の大学院は新鮮でした。なにがかというと、学生と教員の距離が近いこと。大学のキャンパスから駅まで歩くときも、教員の人とたまたま一緒になるとワイワイと話しながら駅に向かう。この学生と教員の距離が近さが新鮮でしたし、楽しかった。

2年間を振り返って話が尽きない二人

陳さん:わたしも、知り合いが増えてどんどん学生生活が楽しくなりました。先生たちがみんなやさしかった。あと、大学院の先輩や同級生たちと遊びに行くのが楽しかった。温泉にも行きましたし、北海道、大阪、沖縄などにも行き、どんどん楽しくなった。

授業や研究の思い出は?

陳さん:「ビジネスプロジェクト」の授業が好きでした。ビジネスプロジェクトでは実際に日本の企業の方々に提案する機会があるのですが、留学生の視点を活かして提案を考えるというのは、自分自身について見つめなおすきっかけになる。あと、思考力も鍛えられて、ロジカルに考えることの訓練にもなった。

ビジネスプロジェクトでチームを組んでプレゼンする二人

李さん:ビジネス系科目の授業でも日本語系科目の授業でも、ビジネス日本語コースの授業ではプレゼンテーションをすることが多く、それらには鍛えられた。スライドづくりのテクニックだけじゃなくて、そもそもスライドを使ってなんでプレゼンテーションするのかというところから考えさせられた。大学院を修了後に社会に出てから役に立ちそうなスキルを学生の内に先んじて学べる。これは、言い方があっているかわからないけど「お得」だったという印象です。授業で学ぶ内容が社会に直結している。

陳さん:研究は大変でした。特定課題研究の中間発表の直前にテーマを大幅に見直しました(笑)

特定課題研究(修士論文相当)を発表する陳さん
特定課題研究(修士論文相当)を発表する李さん

李さん:わたしは研究は楽しかった。特定課題研究は学会向けに論文を書くための研究ではないので、実社会に通じる幅広いテーマの中から自由に研究したいことを選べる。それが自分には合っていて楽しかった。

最後にビジネス日本語コースへの入学を考えている人にひとこと

李さん:わたしが強調したいのは、繰り返しになるが、この大学院は社会に出て働きたいと思っている外国人留学生にとって「お得」なこと。実践的なことを学べるから。社会に出てから、日本語を使う仕事に就くこと目標にする人にはとても良いところだと、心の底から思う。学ぶことが直結している。

陳さん:わたしは日本語での会話力を高めたい人におススメしたい。ビジネス日本語コースでは、グループワークやプレゼンテーションの課題がたくさんあって、みんな日本語レベルが高いのでそこの輪の中で議論していくことで、とにかく日本語での会話力が向上する。

李さん:ほんとそう。学術研究に特化した大学院に行っている友人もいるけど、そういうところだと日本語での会話力はここまで伸びないと思う。日本語でグループワークやプレゼンテーションなどをする機会が少ないので。ここのビジネス日本語コースほど日本語でのコミュニケーション能力が上がる大学院はないと思っている。

二人と東京有明のキャンパス6号館の前にて

陳さん:あとは、コースのカリキュラム全体が実社会に出ることにつながるように作られているのはポイントだと思います。日本での就職とか。

李さん:就活についてだと、企業でESや面接の段階で、ビジネス日本語コースでの学びや授業でやったことを話題に出したら、すごい興味を持ってもらえた。それがきっかけに話が弾んで面接全体がうまくいったようなことが何度もありました。採用側の人間(外資、日系企業問わず)から見てもやはり武蔵野大学大学院のビジネス日本語コースのカリキュラムは差別化されていて興味深く感じるみたいです。それがそのまま自分への評価に繋がったときもあったような気がします。

陳さん:日本で就職したい外国人留学生におススメですね。

李さん:ビジネス日本語コースは日本語が上手な外国人留学生ばかりですが、日本語がさらに上手くなることも最後に強調したい。自分から求めれば、より高度な日本語表現やコミュニケーションの仕方が学べる。たとえば、日本語の文法だけではなく、相手の気持ちなどのコンテキストや日本文化を踏まえてのコミュニケーションの仕方やその必要性も理解できる。大学院で学んだことは、実社会に出たときにとても活きてくる気がしています。



武蔵野大学大学院言語文化研究科ビジネス日本語コースの教育研究に興味をお持ちの方で出願も検討される方は、こちらの入試案内もご確認ください。

ビジネス日本語コースでは、春入学(4月)と秋入学(9月入学)があります。
ぜひ、ご覧ください。

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