waka-localの活動紹介

waka-localって何をしているの?
 こんにちは、Bizjapan内のプロジェクト、waka-localチームリーダーのテブス恵です!この投稿では、waka-localが何を目指しているのかご紹介したいと思います。
 今後私たちの活動について積極的に発信していく予定なので、ぜひマガジンの登録をして活動を追って頂ければと思います!
 waka-localは、「若者と地域を繋ぐプラットフォームを建設する」ことを目指して活動しています。プロジェクトプラットフォームである学生団体Bizjapanから誕生しました。
 私たちは特に「地方創生に興味があるがまだ一歩踏み出せていない若者」と、「若者の力を積極的に活用していきたい自治体」に焦点を当てています。

waka-local創設のきっかけ

 私が高校生の頃、学校の研究活動の時間を活用し、町おこしのプロジェクトを同級生と一緒に立ち上げて活動していました。対象地は、クラスメイトから寂れていると聞いた、彼女の故郷である静岡県のある町にしました。都会生まれ都会育ちの私達には活動先のあてがなく、実際に行ける範囲ということも加味して適当に設定せざるを得ませんでした。
 旅館の方に手当たり次第に電話しての聞き取り調査から始まり、インターネットや市の職員さんのご協力による町の資料収集、町おこし協力隊の方にご協力いただき自作のアンケートを配布、フィールドワーク、手探りで必死で情報を集めていました。
 実際にプロジェクトを始めると地域の人には歓迎してもらえ、充実した活動も出来、最終的にはフィールドワークで思いついたアイデアを元に行政の方への提言もできました。このように自分たちの目標は達成することができた一方で、自分たちが行った活動はその地域の課題意識と合致していたのか、自分たちの自己満足ではなかったのかという疑問が残りました。
 こういった経験を踏まえ、若者の力を求めている地域と地域で活動したい若者が適切に結びつくプラットフォームがあれば良いのではないかと考え、waka-localを設立しました。

waka-localが「まだ活動できていない若者の第一歩」を大切にする理由

 様々なフィールドで、多くの若者が地方創生のフィールドの第一線で活躍しています。しかし、私たちのプラットフォームが一番大切にしているのは、「まだ活動できていない若者の第一歩」をサポートすることです。
なぜなのでしょうか? 
簡潔にまとめると、過去の自分と、私の仲間がペルソナだからです。
 高校の活動の際、前述の自己満足で終わってしまう恐怖以外に悩んだことがあります。そのうちの1つは、そもそも「寂れているから町おこしをしないといけない」というのは、土地は華やかに賑わっているべきだという都会の消費者の押し付けにすぎないのではないか、ということです。真剣に考えれば考えるほど、これは誰のための活動なのか?という問いが大きくなっていきました。でも、間違いなく、活動していなければ私はこのような気づきを得ることは出来ませんでした。実際に地域に足を運んで、色々調べて、沢山考えたからこそ発見できたことです。やってみて、私はこの地方創生という課題は難しいけれど面白い、と感じるようになりました。一方で、興味はあったけど、やってみたら思っていたほどではなかった、という友人もいました。どちらも、まずやってみないと分からないことです。昔の私のように、より多くの「地方創生に興味がある」人がまずは何か1歩を踏み出して試してみることを応援したいという思いがありました。
 元々私の中では既に活動に取り組んでいる若者をwaka-localのターゲットとしてなんとなくイメージしていたのですが、チームメンバーの経験と思いが「若者の一歩を応援する」を全面的に押し出すきっかけとなりました。多くの若者が地方創生に興味はあるけど、なんとなく実際に行動することにハードルを感じている。一歩のハードルを下げることに焦点を当てたら良いのではないか。このような議論を経て、waka-localは「まだ活動できていない若者の第一歩」を大切にしています。やがてその第一歩を超えて「地方創生って面白い、追求したい」という人が増え、地方創生の課題に関わりたいと思う若者の輪が広がるようなプラットフォームにしていきたいと思っています。



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