見出し画像

Biz Forwardで働く仲間たち 〜CTO鈴木信太郎編〜

2021年8月にマネーフォワードと三菱UFJ銀行(以下MUFG)によって設立された合弁会社Biz Forward。そこで働いている人はどんな人?銀行の方と一緒に働くって実際どうなの?などなど、素朴な疑問をBiz ForwardのCTOである鈴木さんに伺ってみました。

画像3

(Biz Forwardの今と未来を語る鈴木さん)

鈴木さんプロフィール
1980年代生まれ。2015年マネーフォワード入社、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』(当時:マネーフォワード)の開発に携わる。2017年マネーフォワードケッサイにて開発を担当。そして2021年、Biz ForwardのCTOとしてオンライン型ファクタリングサービス『SHIKIN+』開発の要を担う。

インタビュアー・執筆:Hitoki
Biz Forwardにて採用を担当。社内外への発信も行っている。

カメラマン・ガヤ:添谷
Biz Forwardにて採用を担当。『マネーフォワード ME』のエンジニア、マネーフォワードベトナムの立ち上げを経験。

仕事に対する誠実な姿勢とバランス感覚

➖ Hitoki(インタビュアー):本日は宜しくお願いします。対面では初めてまして、ですね。

そうですね、初めまして。こちらこそ本日は宜しくお願いします。
なんでもウェルカムですよ!

➖ Hitoki:ありがとうございます!では早速ですが、マネーフォワードに入社後、マネーフォワードケッサイ、そしてBiz Forwardへ関わることになった経緯を教えてください。

マネーフォワードへ入社してからしばらくの間は、『マネーフォワード ME』の開発に携わっていました。その後、新卒第一号の得真くんにマネーフォワードケッサイの立ち上げに誘ってもらい、このタイミングでGoなどの新しい技術を経験しておくといいかなという想いから、参加することに。

Biz Forwardは、マネーフォワードケッサイでやっている事業をベースに、MUFGさんと一緒に新たな金融サービスを提供していきましょう、という会社です。全体のバランスを見て誰が行くべきか、というときに私となりました。

➖Hitoki:Biz ForwardではCTOを務めることになりましたが、何か変化はありましたか?

私としては仕事に対して誠実に向き合っていると思いますし、困っている人がいるときに自身がどう対応するかというのは意識しています。しかしCTOとして仕事をしているというよりも、いちエンジニアという気持ちが強く、正直私以外にも適任がいるのではと思っています。ただ創業して間もないこともあり、100%エンジニアではいられないので、ここが今までとは異なる点だと思っています。

以前はわたし以外に構想を組み立てる人がいて、開発に集中していました。でも今は仕事の範囲が広がって、何をどう試してゆくのか、事業として成長してゆくためにどういうアクションをとってゆくか、自らも積極的に考えなければならなくなりました。経験上、状況に応じて不足している部分を担うのが、自分の持ち味だと思います。

➖添谷(ガヤ):鈴木さんはマネーフォワードケッサイでカスタマーサポート(以下:CS)の業務を改善するためにどうしたらいいかという時、自らCSの中へ入り、課題を見つけて解決していきました。組織の課題やフェーズの変化を察知して、積極的に技術面で貢献する動きができる人がCTOになるのは自然な流れであり、なるべくしてなったと思います。

➖Hitoki:エンジニアの業界は変化が速いと伺いましたが、そのあたりはどう対応されていますか?

変化については日々意識していて、仕事の中で必要となったタイミングで学び、それを実践の場で試すことが多いです。実際動かしてみたときにどのような問題が出るか、運用してゆく中で良し悪しが見えてくるし、実践で使えることが大事。だから慣れている手段もあるけれど、新しい手段とのバランスをみながら、常にチャレンジもしています。全体のバランスは組織としても、事業としても大事ですね。
小さく作って、試してリリース。そしてフィードバックをもらって、また小さく作る、その繰り返しです。

裁量とスピード感を併せ持ったBiz Forward

➖ Hitoki:現在Biz Forwardではどんなことに取り組んでいますか?

Biz Forwardでは次の3点、「サービスを開始すること」(※)、「売り上げを出すこと」、そして「システムを改善してゆくこと」に取り組んでいます。売上が計画通りか、それを上回るようにマーケティング戦略を試し、サービス自体も、ユーザーの方からフィードバックをもらってブラッシュアップしていきたいなと思っています。

またMUFGの方々とサービスのプロトタイプを作って、ユーザーインタビューを行っています。多くのスタートアップが行っていることを、我々も同様にスピード感を持って進めています。

➖ Hitoki:銀行の方と一緒に働いてみてどうですか?

何かを決めるにあたっても、銀行ならではの厳しい規制やルールの中で行っているので、様々な方々が色々な目線で意見を述べて決まってゆくのだなということを、改めて感じました。

Biz Forwardは合弁企業ということもあり、動きが鈍くなるのではないかと思われることもありますが、裁量とスピード感を兼ね備えた組織だと感じています。ゼロベースでサービスを開発しているので、今までの反省を踏まえた上で色々試すことができる楽しさもあります。

一方で大変なこともあります。特にコミュニケーション面において、コロナ禍ということもあり、リモートで異なる文化の人と初対面で仕事するのは大変でした。長い付き合いなら言わずとも分かるというのが一切ないので、私はこう思っていると表現したり、相手がどう思っているのか分からないときはそれを伝えるなど、言葉で表現することを意識して大事にしています。

➖ Hitoki:コロナ禍での変化は企業にとっても、個人の生活にとっても大きな変化でしたね。

私自身もプライベート面では、家から出なくなりましたね。なので外に出た時の空気感や、気分転換を大事にしています。あとは以前から睡眠に課題を感じていたのもあり、リング型の睡眠トラッカーを導入して生活リズムを整えています。そのおかげもあり、朝から始動するようになりました。早く寝れば早く起きられる、それだけのことですが(笑)

画像2

(早く寝れば早く起きられると力説する鈴木さん)

Biz Forwardで共に新しい金融サービスを

➖ Hitoki:最後に、Biz Forwardに興味をお持ちの方へメッセージをお願いします。

今はまだ小さな組織なので、プロアクティブに動いてくれる人にジョインしていただけると嬉しいです。何をやればいいかわかる状況のほうが組織としては働きやすいし、そういう環境を作ることも大事だと思っています。
しかし今は開発体制などを整えてゆく段階なので、整備してゆくぞ!という気概を持った人、どうすればよいか自ら考え、それを実現してゆける人と一緒に仕事をしたいです。

➖ Hitoki:ありがとうございます。今後共にBiz Forwardの未来をつくるプロアクティブな仲間が増えてゆくと嬉しいですね。今はまだ小さな組織ですが、マネーフォワード及びMUFGと共に大きく成長してゆくのを楽しみにしています。本日はどうもありがとうございます。

※インタビュー時点では、まだサービス開始前

編集後記

リモートワークの中で入社した私は、このインタビュー当日が鈴木さんと初対面!まだ直接お会いしたことがない中でも、インタビューを快く承諾して頂き、当日もどれだけ話してもらえるかな?と多少の不安を抱きつつも、そんな不安はなんのその。どんな質問にも丁寧に、オープンに、そしてお言葉通り誠実に答えて下さいました。
鈴木さんならこれからもきっと、誠実な姿勢で仕事に取り組んでゆくのだろうなと思わせて下さる、そんな素敵なお人柄でした。

下記、Biz Forwardで提供しているサービスや過去のインタビュー記事、及び採用情報を記載しておりますので、ご参照頂けますと幸いです。


近日中のイベント


Biz Forwardの提供サービス


鈴木さんの過去のインタビュー記事



Biz Forwardで共に新しい金融サービスをつくる仲間を募集しています!