見出し画像

Claude Sonnet 3.7はミドルエンジニア

こんにちは
BizDB CTOの松崎です

先日Anthropicより待望の新モデルClaude Sonnet 3.7がリリースされました。皆さん使ってますか?

自分もCursorとClaude Sonnet 3.7でKachiluを開発しておりその所感をまとめます。

実装プロンプト作成


実装プロンプトはこの良記事のようなものを与えたいですが、いざ要件定義の内容から書き起こす作業ってだるいですよね?
実装プロンプトもSonnet 3.7(think)に作ってもらえばいいんです。
完璧ってわけではないですが、ここの精度が3.5から比べて上がったなという所感があります。

フロントエンド


弊社はfigmaでデザイン作ってそれを見ながらコードにするというプロセスをとっています。なのでfigmaのデザインを理解させそれを既存のコードベースに当てはめるということが必要なのですがそこはまだ精度が低いのかなと感じます。(ここができたらいよいよかなとはずっと思ってる)
ただ3.5より体感精度は高いかなとは感じます。
Xを見てるといい感じのプロダクトがプロンプト一発でできてたりしますが、これは作りたいUIと既存コードとのマッピングの必要がなく生成AI都合で作れているからなのだと思います。
精度改善のために弊社の開発プロセスを生成AI寄りにしていくか、新しいモデルを待つかは悩ましいところです。
出してみないとわからない領域でとりあえず反応見るためにプロダクトが必要とかいうのであれば本当に生成AIに要件投げて作ってもらってそのまま運用するとかいう時代になってる気がします。

バックエンド


バックエンドに関してはフロントエンドとことなり言語化しにくい領域がないので8割程度、いい時には9割くらいの精度でコードを生成してくる気がします。
プロンプトを的確に書けば完全体がでてくるのでしょうが当然めんどくさいので、そこは自分で手直しする手間とのトレードオフかなと思います。

おわりに


いや、まいりましたねこれ
ちょうど採用でジュニア(未経験OK)としてたんですがさすがに生成AIの成果物をレビューできるミドル層(ミドルよりのジュニア)だよなぁって

ということでミドル層のかた一緒にAI使っていろいろ開発しましょう!



いいなと思ったら応援しよう!