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第3話 能動的な学びの結果 (英語、英語、英語(続))

・自分の独り言を自分なりに書き記す
・〇〇学院でテリー先生に独り言を直してもらい
・発音もテリー先生に指導してもらう

を徹底した結果は以下の通りです↓
・中3で英語の偏差値が78
・高1で英検準1級、
・高2でTOEFL650点、
・高3で英語のスピーチコンテスト優勝
因みに、自分でもびっくりするほどの結果です(汗)。

しかしながら、テストや試験で良い成績を取っても満足することはありませんでした。
なぜなら成績はよくても、ネイティブレベルには程遠いからです。

いつしか英語に関しては学校で右に出るものはいないと決めた目標が、外国人と対等に会話ができるようになるに変わっていったのでしょうね。

英語はどんどん難しくなりました。
自分の独り言を正しく伝えることができるようになると次はその独り言について質問が飛びます。「キャロラインはなぜそう思ったの?」
「そう思った後でどのような行動を取ったの?」
質問の意味を把握し、自分の頭を整理して説明をします。

会話が始まったのですね。

しばらくすると、テリー先生が「今日は最近の話題を2人で考えてみよう。」と言います。為替相場についてどう思う?日本の医療制度についてどう思う?中学生に聞く質問かどうかはさておき、自分の意見を発言し、先生の意見を聞き、お互いに合意もあれば反対もある中で、意見について言いまかすこともあれば、お互いの領域を見つけることもあります。時事問題を話し合うこともあれば、映画や音楽の話題で話し合うこともありました。

こうして、英語による意思の疎通は双方向で交わり、その双方向を理解するにあたり、お互いの文化について話し合い、大切にしている価値観を共有し、時には見習い合い、時には違う価値観を違うままにすることの尊重についても学び合い、お互いに対する理解を深めていきました。

要約すると能動的英語の学習は言語の発展のみならず、以下の成長を促してくれました。一つの国の言語を学ぶのではなく、「ことば」が自分以外の他者と理解を深め合う手段であることも一緒に学ばせていただいた気持ちです。

・自我のアウトプット
・会話が生まれる
・意思の疎通
・異文化の比較
・融合と距離
・価値の尊重

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