エメラルドドラゴンの秘密
はじめに
この記事は、PC88版エメラルドドラゴンの1ファンである筆者が、考察や研究中のテーマをまとめたものです。
筆者は、YouTubeチャンネル「BIZ ANIMATION」の管理人であり、そこではエメラルドドラゴンに関する様々な情報を取り扱っています。
※文章が長くなることを避けるため、言葉の意味や説明を省いている箇所があります。
※さらに関心をお持ちの方は、YouTube再生リスト「エメドらじお」のリンクから動画をご覧いただければ幸いです。
アトルシャンの冒険の目的は「2つ」
エメラルドドラゴンの主人公、アトルシャンの冒険の目的は具体的に2つあります。
タムリンと共に魔軍を倒すため、
・1つ目は「共に戦う仲間」を見つけること。
・2つ目は「エメラルドドラゴンの秘密」を解き明かすことです。
この2つが物語の中心となっています。
エメラルドドラゴンの能力
「共に戦う仲間」とのやりとりに注目が行き過ぎると、2つ目の目的である「エメラルドドラゴンの秘密」を忘れることもしばしば。
エメラルドドラゴンは、エンディングにてたった1度しか登場しませんが「多くの能力」と「秘密」が隠されています。
具体的な能力を列挙すると、
エメラルドドラゴン「2千年前」からの能力
エメラルドドラゴン「復活後」に付加された5つの能力
エメラルドドラゴンの過去
エメラルドドラゴンは2千年前に、ホルス(古代神)の宰相ティリダテスとの熾烈な戦いを経て一度死んでいます。
その時、精神と肉体が分離し、精神の方は「魔剣ヴェンディダード」に自らを封印しました。
一方、肉体は滅んだものの、復活を願ったドラゴンの長老たちが「エメラルドグレイス」と呼ばれるアイテムを準備し、復活を待ちわびています。
エメラルドドラゴン「精神」の秘密
魔剣ヴェンディダードの精神と、エメラルドドラゴンの精神は、厳密にはイコールではありません。
魔剣ヴェンディダード自らが「存在とは、その精神と共に、肉体が伴わなくてはならぬ」と、述べているからです。
さらに続けて「彼は、自らの精神を我の中に納めた」とあるので、エメラルドドラゴン自らが、剣の中に自らの精神を納めて、別人格を形成したと考えられます。
エメラルドドラゴン「肉体」の秘密
次に、エメラルドドラゴンの肉体となるべき「エメラルドグレイス」について概要をお伝えします。
エメラルドグレイスは竜族の長老たちが創ったと考えられます。全部で5つのアイテム(銀の鱗、ドラゴンオーブ、黄金の牙、黒き爪、赤竜の角)に分かれています。
そのうちの1つ「銀の鱗」は、竜族が呪いから自分を守るため、人間に変身するための重要アイテムです。ですが、残り4つのエメラルドグレイスの効力は作中で具体的に明かされていません。
全ての謎は、エメラルドグレイスにある
銀の鱗の創作主であるシルバードラゴン(銀龍)は、アトルシャンたちにこう言います。
「全ての謎は、エメラルド・グレイスにある」
確かに、エンディングの最後にはアヴェスタの呪いは解かれています(エメラルドドラゴン自体、苦しんでいる素振りは見せません)
次の記事では「エメラルド・グレイスの謎」をテーマにお伝えいたします。