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フジテレビの名物プロデューサーの蜜谷浩弥さんを知っていますか?

あなたは、フジテレビの名物プロデューサー、蜜谷浩弥さんを知っていますか。蜜谷浩弥プロデューサーが今までに関わったことがある番組は、「笑う犬」シリーズや「VS嵐」、「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」「ジャンクSPORTS」「すこジャニ?ルールだらけの旅?」「菊池風磨の許せないTV」「もっと評価される審議会」、「HEY!HEY!HEY!」、「爆笑大日本アカン警察・ダウンタウンなう」など、いずれもフジテレビを代表するバラエティ番組ばかりです。こんなに有名番組ばかりに関わっている蜜谷浩弥さんとは、どういう人物なのでしょうか。

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蜜谷浩弥さんの経歴

蜜谷浩弥
実は制作よりもアナウンサーに関心があった?蜜谷浩弥さん

まずは蜜谷浩弥さんの出身地や学生時代の様子などについて見ていきましょう。

蜜谷浩弥さんは石川県の山奥の出身

蜜谷浩弥さんは、石川県の尾口村、現在の白山市の出身です。尾口村は、白山市と合併する前は石川県内で一番人口が少ない村で、2005年2月の人口である692人は、全国でも30番目に人口が少ない村でした。村は起伏の地形であり、集落はわずかな平地の中に点在するような村でした。蜜谷浩弥さんは、こんな過疎の代表である場所に生まれ、育ったのです。

蜜谷浩弥さんの学生時代の目標

そんな過疎な村で育った蜜谷浩弥さんは、慶應義塾大学に入学するために上京します。蜜谷浩弥さんの大学時代の目標は、卒業して官僚になって経験を積んで、将来は政治家となって生まれ故郷に貢献する、でした。バラエティなどには全く興味がなく番組もほとんど見たことない蜜谷浩弥さんの興味は、どちらかというと音楽にあったようです。官僚になる目標を実現するための目標のために、周到な計画を建てた蜜谷浩弥さんは、国家公務員試験の小手試しとして、当時かなり早めに入社試験が実施されていた、フジテレビのアナウンサー試験を受験します。

蜜谷浩弥さんの転機

アナウンサー試験は残念ながら落ちてしまいますが、当時のフジテレビの人事担当者から、「あなたは制作側に向いているようなので、制作側の試験を受けてみませんか?」と誘われます。これ、かなりすごいことだと思います。人事担当者が、受験した職種とは違うとはいえ、試験を受けるようにアドバイスするなんて、一般的にはほとんどありません。人事担当者は、人の能力を見抜くプロ、そんなプロから見て、蜜谷浩弥さんは、将来性がある人物だと見えたのでしょう。今や、フジテレビを代表するプロデューサーなのですが、その眼力は正しかったのではないでしょうか。

蜜谷浩弥さんはフジテレビ入社後にも転機が

それだけではありません。フジテレビ入社後、まだ、どの番組を担当するのかも決まっていない蜜谷浩弥さん、音楽好きだから愕然と音楽番組を担当したいと思っていたところ、上司から「ずっとやりたいと言っていたお笑い番組を割りあてたから」と言われてしまいます。
 
上司は多分、蜜谷浩弥さんの人としての魅力が、お笑い向けだと気づいていたのでしょう。蜜谷浩弥さん本人は、全くお笑いを知らないと言ってもいいくらいで、とても当惑します。担当した番組の現場のみんなはお笑い好きで、お笑い番組のことをよく知っているのに、自分は何も知らない。すごくストレスを感じたそうです。
 
しかし、そこで落ち込まないのが蜜谷浩弥さんです。「日本一お笑いを見ていた」と蜜谷浩弥さん自身が当時を振り返るように、何度もお笑い番組やライブを見て、一生懸命勉強したそうです。ただ、蜜谷浩弥さんが単なるお笑い好きと違うのは、テレビ制作者としての経験のためにお笑いを見ていたという点です。制作者としてのお笑いの知識をたくさん身につけられたのが、その後のディレクター、プロデューサーとしての活動に役立ったのは間違いありません。

蜜谷浩弥さんは根っからのお笑い好きじゃないから新しいお笑いを作れる

蜜谷浩弥
新しいお笑いの世界を作った蜜谷浩弥さん

蜜谷浩弥さんは根っからのお笑い好きじゃないから新しいお笑いを作れる

お笑い番組に配属され、番組制作者という目でお笑いを見まくった蜜谷浩弥さん。お笑いを楽しむ立場ではなく、楽しんでもらう立場としての能力が開花します。一般的なお笑いではなく、今までのお笑いにない感覚で、お笑い番組を制作していきます。
 
例えば、蜜谷浩弥自身が企画した番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」などはその最たる例でしょう。「ドッキリ」は、出演者をいろいろな手段で引っ掛けて楽しむという番組です。この手の番組は、番組制作者が企画会議などを経てネタを仕込んで出演者を騙す、という方法が一般的です。
 
しかし蜜谷浩弥さんの企画した「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」は、だいぶ違っています。それは、芸能人がドッキリの仕掛けを考えるという、今までにはない観点でのドッキリ番組だったのです。これであれば、ドッキリを仕掛ける方も芸能人としてのプライドから、なるべく面白いネタ、今までになかったネタを考えるようになるでしょう。
 
今まででは考えられないネタを考えれば、仕掛け人としての名前が残り、芸能人としての経験値が上がるわけです。もちろん、引っかかった芸能人は、番組を楽しくさせる目的を達成できます。
 
引っ掛ける方、引っかかった方、双方にとってメリットがあるのが、「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」です。こんな番組、今まで誰も考えたことがなかったはずです。

蜜谷浩弥さんなら真面目な番組がお笑いになる

蜜谷浩弥さんが演出に関わった「環境野郎Dチーム」も、とても独特な番組です。題名が、アメリカのコメディドラマ「特攻野郎Aチーム」からきているだけでも、お笑いの雰囲気満々なのですが、フジテレビ内では当初「環境番組」と上司に嘘をついて始めたのだといいます。
 
団塊世代の俳優が環境問題を語り合うという体裁でいて、実際は出鱈目な話に終始するコント番組になっていました。現在であれば、コンプライアンスとかガバナンスとか色々と言われて放送できないような内容でしたが、今のようにインターネットやYouTubeなどがない世の中ですから、深夜にこっそりと実験的な破天荒な番組を放送できる時代でした。
 
今でも蜜谷浩弥さんは、知り合いの芸能人に「あれは面白かったですね」と言われるそうです。

蜜谷浩弥さんは実行する!やり遂げる!

蜜谷浩弥
実験的な番組に挑戦した蜜谷浩弥さん

蜜谷浩弥さんは社内のさまざまな障壁を乗り越え、これまでに多くの話題になった人気お笑い番組を作ってこられました。その実現には多くの障壁があったはずです。どうやって解決したのでしょうか。そしてなぜ解決できたのでしょうか。
 
インターネット前の深夜のテレビ放送は、さまざまな実験的な番組がありました。のちにゴールデンタイムで有名になる番組でも、深夜舗装枠で放送してウケが良かったからゴールデンタイムに昇格した、なんて番組がたくさんありました。
 
深夜放送は、倫理的な問題や法律的問題に抵触しなければ、破天荒な番組が放送できていました。しかし、そんな環境でも、放送局も会社組織ですから、上司の決裁をとって、予算を獲得して番組を制作しなければなりません。
 
蜜谷浩弥さんが演出として参加した「環境野郎Dチーム」では、上司に嘘を言って決裁を得ていました。どんな実験的な放送ができる環境であっても、やっぱり制作する側にはそれなりに覚悟が必要だし、それを乗り越えられるのは、それなり行動力がある人ではければできないでしょう。
 
そして、その実行力のためには、協力者がついてくる、人間的に魅力がある人である必要があります。

蜜谷浩弥さんの人間性が魅力

人間的に魅力がある人には、有能な人がついてきます。人間的に魅力がある人には、さまざまなコネクションがあり、いろいろな可能性を試せます。フジテレビという、超有名企業の人事担当者に可能性を見出され試験を受けた蜜谷浩弥さんは、まさに人間的な魅力がある人と言えるでしょう。どんなことがあっても、人間的な魅力は焦ることはありません。
 
蜜谷浩弥さんは、これからも、人間性を最大に活かして、たくさんの面白い番組を制作してくれるでしょう。これからも蜜谷浩弥さんが作る番組から目が離せません!

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