agrevobio株式会社のアグレボ農法とは？事業内容から神バナナの評判まで徹底調査します
一斉を風靡したタピオカミルクティーがブームの落ち着きを見せ始め、次に注目されているのがバナナジュース専門店です。都内を中心に出店ラッシュで、行列ができているお店も見かけますよね。
バナナは、身近な、そして栄養価の高い果物として朝食に欠かせないという方も多いのではないでしょうか。総務省「家計調査」によると、果実国内需要の中で生鮮用として438万7000トンが消費され、そのうちの96万トン、約20％程度がバナナだといいます。バナナジュースの人気の背景には、バナナ自体が愛されていることもさることながら、バナナのもつ、栄養価が高く健康的なイメージや効能が、「甘い」印象のタピオカドリンクからヘルシー感を強めた訴求力があるのかもしれません。
しかし、それだけ親しまれているバナナも、消費される99.9％が輸入品という実情があります。ですが、国産バナナで作られたバナナジュースもあるのです。バナナジュースに使用される高級バナナの研究・生産を行ってるagrevobio株式会社について、調査しました。
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agrevobio株式会社とは？
「日本から世界へ農業革命を巻き起こす」、agrevobio株式会社はこの理念を掲げている企業です。同社は研究開発を行っているアグレボ農法で人類にとって理想の食物四大属性である「安心・安全」「栄養機能」「健康機能」「食感機能」を備えた高機能農作物の生産・販売の実現、そして世界の農業に貢献し、人類の食糧問題・地球環境問題の解決の実現を目指しています。
正しい農業のあり方を追求するagrevobio
agrevobio株式会社は人体に悪影響を及ぼすとされる作物を乱造するような、間違った農法などを用いることなく、正しい農業のあり方を追求していく会社です。
agrevobioはアグレボ農法の研究開発が主要事業
agrevobio株式会社は同社の研究センターである「アグレボバイオテクノロジーセンター」におけるアグレボ農法の確立やアグレボ農法を活用した農作物の研究開発が軸となっています。また、アグレボ農法に基づいて生育した植物による健康食品・酒造・繊維加工の新商品開発や生産販売事業を行っていくことを主要事業としています。このほか、原子状炭素（アトミックカーボン）の研究・商品開発・販売事業も展開しています。
agrevobio株式会社のアグレボ農法とは？
agrevobio株式会社が進めているアグレボ農法について調査しました。同社を傘下におさめる共生バンクのWEBサイトによると「アグレボ農法」は土壌を中心に生態を還元させ、精密栽培によって栄養価の高い農作物の生産性を向上させることや、栄養価の高い農作物を摂取することで得られる「免疫向上」「生活習慣病予防」「アンチエイジング」などの薬膳菜果としての役割を目指す農作物の実現を目指しているといいます。
農食健一体化システムの確立目指す
agrevobio株式会社は研究開発に取り組んでいるアグレボ農法について次のように説明しています。
先進的バイオテクノロジーを用いた施肥手法による高機能作物栽培法で土壌の生態系を修復し、作物の免疫力を強大化することで 機能性(免疫力向上、生活習慣病予防、アンチエイジング効果)の高い農作物の生産性を向上させる農法を確立し、追究・進化させて参ります。
これが同社が取り組む「農食健一体化システム」なのだそうです。
agrevobio株式会社がアグレボ農法の技術開発に取り組み始めた背景
また、agrevobio株式会社はアグレボ農法に取り組んだ背景について次のように説明しています。
植物は本来、自らを病気や害虫から身を守る免疫力を持っています。一方で、野生の植物は量産に向いていなかったり、味に甘味が少なかったり、あるいは苦味があったり、食用にするには食味が良くありません。
現代の農業は、先人たちが多くの試行錯誤とともに行ってきた品種改良と農薬・肥料の研究の歴史と言っても過言ではありません。人口が一気に増えた戦後の日本においても、近代農業が、大量消費を支える大量生産と、農家に安定した収入をもたらしてきました。
しかしながら、それと引き換えに植物は自ら持つ免疫力を失い、人が農薬で 手助けしないと病害虫に襲われひとたまりもありません。
日本の残留農薬の基準はEUよりも緩く、EU諸国では流通できない数値の野菜も日本では流通しています。また、過剰な肥料の与えすぎによる硝酸態窒素も、ヨーロッパでは厳しい規制がありますが、日本では規制が緩く、安全性が懸念されています。
アグレボ農法は持続可能な農業の実現を目指す
アグレボ農法は最新の科学の力を使うことで、無農薬でありながら植物が持つ本来の免疫力を最大限に引き出す農法だということです。病害虫の被害を最小限に抑え、 農家にとってのリスクの軽減を図っていくことを狙いとした農法だそうです。
農薬の不使用により消費者の健康が担保されても、農家が常に一か八かの
危険と隣合わせでは、産業として成り立たない事でしょう。アグレボ農法が目指すのは、消費者も農家もそして環境も、それぞれに恩恵を享受する事ができる、持続可能な農業です。
アグレボバイオテクノロジーセンター
agrevobio株式会社は北九州に種苗生産、育苗事業、および販売を主眼とするアグレボバイオテクノロジーセンターを開設しています。このセンターは120万株の種苗を生産し、最終的には1000万株まで増産を目指しているそうです。
agrevobio株式会社が研究開発している「アグレボ農法」で生産している評判のバナナとは？
agrevobio株式会社が生産している、国産として注目を集めているバナナについて調査しました。
ともいきバナナについて
agrevobio株式会社が研究開発に取り組んでいるアグレボ農法で作られたバナナが「ともいきバナナ」です。このバナナはどんなバナナなのでしょうか。
皮ごと食べられる濃厚で甘味の強い国産バナナ
「ともいきバナナ」は、「アグレボ農法」によって、日本国内（鹿児島県/三重県）で育成されたバナナ。ともいきふぁーむ株式会社が生産、販売しています。このバナナは糖度が高く、香りもよく、無農薬で栽培しているため皮ごと食べることができるというのが特徴として挙げられるのだそうです。日持ちはおよそ１週間〜10日程度とのこと。
ともいきバナナは公式サイトで購入可能
「ともいきバナナ」は公式サイトで購入可能です。収穫時期であれば４〜７営業日程度、収穫時期以外であれば、予約受付後、届け予定の時期を連絡してくれるそうです。ただし、2024年8月分については各週の収穫量の大幅増減が予想されるそうで、注文状況によっては届く日が遅くなる場合があるとか。
バナナの神様ではともいきバナナを使ったスイーツ
東京・原宿や天空橋、大阪・難波、さらにはキッチンカーなどでショップ展開しているバナナの神様では「ともいきバナナ」を使ったスイーツが提供されています。バナナスムージーやバナナパフェ、はらじゅくバウムなどで、ともいきバナナを楽しむことができます。
まとめ
agrevobio株式会社と、ともいきバナナについて調査した結果をご紹介しました。日本の農業を思う会社の姿勢が分かりました。農作物の栽培方法を変えるというアグレボ農法には今後も注目していきたいですね。
会社概要
会社名：agrevobio株式会社
本店所在地：〒102- 0083 東京都千代田区麹町二丁目５番地4 第２押田ビル２階
設立：2017年（平成29）年12月7日
代表：代表取締役 栁瀨 健一
事業目的：アグレボ農法に基づく耐寒性植物の研究・開発・生産・販売及び輸出入
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