Notionユーザー必見!新たに追加された便利な3つの関数
Notionは、情報整理、タスク管理、プロジェクト管理など、さまざまな用途で使えるオールインワンツールです。その機能は日々進化しており、週単位でアップデートがされています。
本日、アップデートによりNotionに新たに3つの関数が追加されました!
この3つの関数については、新たに何かができるようになった訳ではなく、これまで複数の関数を使い求めていた値を1つの関数で求めることができるようになりました。
この記事では、3つの関数についての紹介と、特に重宝するtoday関数について実例を用いて詳しく解説していきます。
▼ Notionの新機能:today関数による現在日付の表現
today関数は、現在の日付を返す関数になります。
日常生活において、日付について使われる場面を考えてみましょう。
「明日」「来週」「来月」「来年」
「昨日」「先週」「先月」「昨年」
これらについて、全ての基準は「今日の日付」になります。
したがって、Notionにおいて「今日」を表すtoday関数は、日付を比較するうえで重要な関数になってきます。
非常に便利なtoday関数ですが、現在を表す関数がこれまで存在しなかったわけではありません。実は、now関数というものがありました。
▽ Notionのtoday関数とnow関数の違い
Notionには、today関数と同様に現在の時刻を取得するnow関数も存在します。now関数は、今日の日付だけでなく時間も取得できます。
例:
ここで再び日常生活において、日付について使われる場面を考えてみましょう。
例:1ヶ月後までに体重を1.5kgを落とす(現在:2024/03/27)
「1ヶ月後」から変換される日付として、「2024/04/27」という人が大半であると思います。
例:1ヶ月後までに体重を1.5kgを落とす(現在:2024/03/27 15:00)
「1ヶ月後」から変換される日付として、「2024/04/27 15:00」という人が大半である...ことは決してありません。「2024/04/27」という人が大半であると思います。
このように、日付という値を考えるときに時刻が必要ではない場面が多くあります。
関数というのは、書かれた情報をもとに計算をします。そのため、関数の世界では「2024/03/27 15:00」の1ヶ月後は「2024/04/27 15:00」にしかならないのです。
余談:これまでもtoday関数と同様に、現在の日付を返す方法は存在しました。しかし、now関数と他の関数を複数組み合わせる必要があったため、today関数の登場によりシンプルな表現ができるようになりました。
▽ Notionのtoday関数の実用例:納期を知らせる数式
today関数の理解を深めるために、実例を1つ紹介します。
例:納品日に、「本日納品日」と表示させる数式
上の数式では、「納品日」と「今日」が一致したとき「本日納品日」というアラートを表示させる関数を書いております。
「関数が難しくて書けない…」
そんな方のために、記事の最後に教材を用意してあります。ぜひ最後までご覧ください。
▼ Notionの新機能:mean関数によるリスト内平均値の表現
mean関数は、数値のリストの平均値を返します。
次の関数のために、平均値という言葉について解説します。
▼ Notionの新機能:median関数によるリスト内中央値の表現
median関数は、数値のリストの中央値を返します。
先程の平均値という言葉に対し、中央値は少し馴染みのない言葉という方も少なくないと思います。
余談:平均値と中央値の解説については、全てNotionAIに書いてもらいました。AIによる執筆もできるNotionは、本当に魅力的なツールです。
▼ Notionの新機能対応:関数学習の教材
ここまで、本日登場した3つの関数について解説をしました。しかし、そもそもNotionの関数が分からないという方も多いと思います。(半年ほど前まで、私もその1人でした)
Notion関数を学びたい!そのような方のために「Notion関数【入門編】」という教材を作りました。
関数が単語帳感覚で学べるカードタイプになっています。複製をしたい方はX(旧Twitter)からお問い合わせいただけますと幸いです。
ここまでご覧いただきまして、誠にありがとうございます。これからもNotionについて投稿をしていきますので、よろしくお願いいたします。