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Notionマスターへの道!他ツールとの違いは?Notionの構成要素を徹底解説

12月13日(金)にNotionコミュニティが開催する年末恒例のアドベントカレンダーイベントに参加することになりました。アドベントカレンダーということで、記事のサムネイルもクリスマス仕様にしてみました🎅

コミュニティメンバーと一緒に、Notionに関する知見を共有できることを楽しみにしています。

私からは、『Notionプロパティの機能と活用方法について徹底解説した記事』を投稿する予定です。

それに先立ち、Notionの基本的な概念や使い方を理解していただくため、「Notionマスターへの道!」シリーズとして順次投稿していきます。

この記事では、Notionの構成について解説します。


▼ なぜNotionを使うのか? 他ツールとの違いを解説

Notionは、近年注目を集めているオールインワンワークスペースです。

従来の情報管理ツール(例:Google DriveやDropbox)は、「フォルダ」の中に「ファイル」を保存するという階層構造が一般的です。

従来の情報管理ツール(Google DriveやDropboxなど)の階層構造を示す画像です。これは「フォルダ」の中に「ファイル」を保存する伝統的な構造を視覚的に表現しています。
従来の情報管理ツールの『階層構造』

一方、Notionは「ワークスペース」の中に「ページ」があり、その中に様々な「ブロック」を配置して情報を構築していくという、より自由度の高い構造になっています。

Notionの階層構造を示す画像です。「ワークスペース」の中に「ページ」があり、その中に様々な「ブロック」を配置できる、より柔軟な構造を図示しています。
Notionの『階層構造』

▽ Notionの構成要素:ワークスペース、ページ、ブロック

Notionを使いこなすには、「ワークスペース」「ページ」「ブロック」という3つの構成要素を理解することが重要です。

この画像はNotionのワークスペース構造を示すスクリーンショットです。主に以下の要素が表示されています:

- 画面上部:ユーザー名「HαYo」とワークスペース切り替えドロップダウン
- 左サイドバー:
    - 検索機能
    - ホーム
    - 受信トレイ
    - 設定
    - お気に入り
- メインエリア:
    - チームスペース(「HαYo」と「Notionスクール教材一覧」を含む)
    - プライベートスペース(「HOME」と「HαYo | Notionクリエイター」を含む)

この画像は、Notionのワークスペースがチームスペースとプライベートスペースに分かれており、それぞれのスペース内でページを階層的に管理できる構造を視覚的に示しています。
Notionのサイドバー:ワークスペース

▽ ワークスペース: あなたの作業場

Notionでの作業はすべて、特定の『ワークスペース』内で行われます。
Notionの左側にあるサイドバー全体がワークスペースとなり、ここに『ページ』を配置して情報を整理します。

また、ワークスペースは「チームスペース」と「プライベートスペース」の2種類に分けることもできます。

  • チームスペース: 複数人でNotionを利用する場合に作成します。プロジェクトや部署ごとにワークスペースを作成し、メンバーと情報を共有できます。

  • プライベートスペース: 個人でNotionを利用する場合に作成します。個人的なメモやタスク管理など、自分だけがアクセスできる情報スペースとして活用できます。

▽ ページ: 情報をまとめるキャンバス

「ページ」は、Notionで情報をまとめるための基本単位です。 ページは、いわば無限に広がるキャンバスのようなもので、テキスト、画像、動画、表、データベースなど、さまざまな種類の情報を自由に配置できます。

例えば、以下のような情報をページとして作成・管理できます。

・会議の議事録
・プロジェクトの進捗管理表
・旅行の計画
・レシピ集
・アイデアノート
・読書記録

Notionページの使用例

▽ ブロック: 情報の最小単位

Notionでは、すべてのコンテンツが「ブロック」と呼ばれる単位で構成されています。 ブロックは、Notionにおける情報の最小単位であり、テキストの一行一行、画像、チェックボックス、表など、あらゆる要素がブロックとして扱われます。

ブロックの最大の特徴は、その柔軟性です。ブロックは自由に移動、複製、リンクできるため、ページレイアウトを思い通りにカスタマイズできます。

Notionの「ワークスペース」、「ページ」、「ブロック」という3つの構成要素を理解することで、Notionをより効果的に活用し、自分だけの情報管理システムを構築することができます。

次に、Notionと他ツールとの階層構造の違いをメリット・デメリットという観点でまとめていきます。

▽ Notionの構成(メリット・デメリット)

柔軟性が高い:階層構造にとらわれず、ページ内に様々なブロックを自由に配置できるため、情報整理の自由度が高い
多機能性:データベース、カレンダー、カンバンなど、多様な機能を備えており、1つのツールで様々な用途に対応できる
カスタマイズ性が高い:機能を組み合わせることで、自分だけのワークスペースを構築できる

Notionの構成:メリット

慣れるまで時間がかかる:自由度が高い反面、従来のツールとは異なる操作  体系に慣れるまで時間を要する可能性がある

Notionの構成:デメリット

▽ 他ツールの構成(メリット・デメリット)

操作がシンプル:フォルダとファイルという分かりやすい階層構造で、直感的に操作できる
慣れ親しんでいる:多くの人が従来のツールに慣れ親しんでいるため、学習コストが低い

他ツールの構成:メリット

機能が限定的:ツールによっては、メモやファイル保存など、機能が限定されている場合がある
柔軟性が低い:階層構造が固定されているため、情報整理の自由度が低い
ツールを使い分ける必要がある:複数の機能を利用する場合、ツールを使い分ける必要があり、管理が煩雑になる

他ツールの構成:デメリット

▼ あなたはNotionを使いこなせるか?自由な情報管理と学習コストのバランス

Notionの魅力は、従来のツールにはない自由度の高さにあります。フォルダやファイルといった固定概念にとらわれず、まるで無限のキャンバスにアイデアを描き出すように、情報を自由に配置し、つなげていくことができます。

データベース、カレンダー、タスクリスト、Webサイトまでも、Notion一つで管理できる柔軟性は、まさに「オールインワンワークスペース」の名にふさわしいと言えるでしょう。

しかし、その自由度の高さゆえに、Notionを使いこなすには、ある程度の学習コストが必要となります。従来のツールに慣れ親しんだユーザーにとっては、Notionの操作体系や概念を理解するまで、戸惑いを感じるかもしれません。

▽ 「Notionは自分に合っているのか?」

Notionの自由度と学習コストのバランスをどう捉えるかによって決まります。もし、Notionの可能性に魅力を感じ、新しいツールに挑戦する意欲があるなら、ぜひNotionの世界に飛び込んでみてください!

▽ 「Notionに触れてみたが、やはり自分に合っていない…」

そう感じる方も多いかもしれません。しかし、適切な学習手順を踏めば、Notionの習得は決して難しくありません。

まずは基本的な機能から始めて、徐々に応用的な使い方に移行していくことで、学習の負担を大幅に減らすことができます。例えば、最初はシンプルなメモ作成から始めて、慣れてきたらデータベースやリレーションの活用に挑戦するといった具合です。

Notionの真価は、使い込むほどに実感できるものです。最初は戸惑うかもしれませんが、諦めてしまってはもったいません。一歩一歩、着実に学んでいけば、必ず使いこなせるようになります!

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