#2 「はい、違います」?「いいえ、違います」?
GCAS面接官の先生の中には日本での英語指導歴が長い方も多くいますが、そのうちの一人の先生がこんなことを言っていました。
日本人の英語学習者にとって、否定疑問文に正しく返答するのはなかなか難しいようだね。YesとNoが日本語の感覚とは逆になるからか、上級者でも間違えてしまう人が多く見られるよ
否定疑問文、学生の頃に習った気がするけれど、どんな文章だったか思い出せない…という方も多いのではないでしょうか。
否定疑問文とは、「~ではないのですか」と尋ねる疑問文です。
(例)
✅ Aren’t you going on a business trip next week?
あなたは来週出張に行く予定ではないのですか?
それでは、上記の例の質問に対して答えてみましょう。
あなたが実際に来週出張に行く予定である場合、答えはYesでしょうか。
それともNoでしょうか。
正解はYesです。
✅ Yes, I am.
いいえ、行く予定です。
逆に、出張に行く予定がなければ、
✅ No, I’m not.
はい、行く予定はありません。
と答えるのが正解です。
日本語の「はい」「いいえ」の感覚とは逆になるため、ついNoと言ってしまいそうですが、英語では相手からの問われ方に関わらず、話の内容的に肯定であればYes、否定であればNoで答えることを覚えておきましょう。
★練習問題にチャレンジ!
以下のそれぞれの質問に答えてみましょう。
1. Don’t you agree with the manager’s idea?
(あなたはマネージャーのアイディアに反対の場合)
2. Were you not assigned to the project?
(あなたはプロジェクトにアサインされた場合)
3. So, the report isn’t due until Wednesday?
(レポートの期限は水曜日である場合)
正解は以下の通りです。
1. No, I don’t.
マネージャーのアイディアに賛成しない、つまり内容的に否定なのでNoで答えるのが正解です。
2. Yes, I was.
プロジェクトにアサインされた、つまり内容的に肯定なのでYesで答えるのが正解です。
3. No, it isn’t.
水曜日が期限ということは、水曜日まで期限が来ないということ。つまり内容的に否定なのでNoで答えるのが正解です。
会話の中で迷わずに正しく応答するためにはある程度慣れが必要かも知れません。英語で会話をする際は意識してみてくださいね!
★GCASに関してはこちらをご参照ください!
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