ビジサポちーたー🐆のプロフィール[社会不適合女の開き直り人生~寄り道だらけの自由人~」
はじめまして。
ビジサポちーたー🐆(以下「ちーたー」)です。
起業7年目。今でこそ、自分で仕事をしながら、自由気ままに生きているちーたーですが、元々ただの社会不適合者。
会社員時代はこんなポンコツ社員でした。
面倒くさがりで我慢弱い。
その一方で、ふとアイデアが思い浮かび、急に興奮して作業を始め、猛烈な集中力を発揮する…かなりムラのある人間です。
会社員には向かないタイプでしたが、起業してみたら意外とそんな性格が役に立ったところもありました。
何かと社会不適合なちーたーが、どんな経緯で起業して今に至るのか。
今、起業に向けて動き始めている人、既に副業などでビジネスを始めている人、そんな人たちの参考になりそうな内容も散りばめてながら書いてみました。
起業というと難しく聞こえますが、実際は「自分でお金を稼ぐ」というシンプルな話。金額の大小も関係ありません。
・自分で稼いでみたいけど、私にできるのかな
・今はお小遣い程度だけど…
そんな人にこそ、読んでいただきたい内容になっています。
ぜひ気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
①起業を意識したきっかけ
元々ちーたーは、起業とは無縁の人生だと思っていました。
でも、幸か不幸か、我が家に訪れた経済危機が、後にちーたーに起業を意識させるきっかけになったんです。
遥か昔、ちーたーが大学生の時、脱サラして起業した父の会社が、急に倒産の危機に陥りました。
父が行っていた代理店ビジネスの運営元が詐欺的なことをやっていたか何かでそのビジネスが急にストップ。そこからお金が入ってこなくなりました。
不運なことに、父はその会社に大きく再投資をした直後だったので、手元の資金も少ない状態。なのに、支払いだけはたくさん…
・・・
のんきに生きてきたちーたーは、それまであまりお金のことを気にしたことがありませんでした。でも、お金がなくなると、世界は一変。
父と関わりのあった人は急に離れていき、仲の良かった家族関係も悪化。そして、普通に生活することすら厳しくなりました。
そんな経験をしたら、普通なら起業を避けたくなるはず。
でも、ちーたーの場合は逆でした。
父が脱サラした理由のひとつは、「自分が会社に尽くしても、会社にとって自分は駒でしかない」と痛感したこと。
心臓が止まりかけて集中治療室にいる時でも、上司からは「来てくれないと困る」と無情に電話がかかってきます。
自分の命も、会社からしたら取るに足らないもの。
そんな状況をそばで見ていたからこそ、会社というものは、どんなに尽くしても、自分を守ってくれるわけではないと、頭の中にすり込まれていたんです。
父が事業で失敗したのは、
こういったことが原因であるように思いました。
当時のちーたーから見ても、明らかにダメだと思ったんです。
それで
・どうせ会社に頼ることもできない
・ダメダメな父でも途中までは事業が成立していた
・父と同じようなことをしなければ、父よりはマシなはず
ということで、ちーたーの中に起業という選択肢が生まれました。
②興味もないのに〇〇の知識を永遠と学ぶ
中学までは、それなりに優等生として生きていたちーたー。
でも、高校に入った途端、自分の中で抑圧してきた何かがぷつんとなったのか、
おそらくこの頃から本来の自分が出始めました。
気楽なのですが、自制心がなさ過ぎる。
周りが優秀過ぎて歯が立たないので、余計に開き直り。
そんなこんなで全く勉強しないので、当然大学も受からず。
ただ、浪人が決定し、「今から頑張ろう!」と決めてからは自然と勉強に励み、ある程度の成績を収めていました。
…が、試験当日に大きなミスをして結果は惨敗。絶望。
結局、後期で別の大学に受かったものの、志望校に行けなかった悔しさから、今度は資格受験にチャレンジすることに。
しかも安易に「せっかくだから1番難しいやつ」ということで、経済学部だったちーたーは「公認会計士」という、当時聞いたこともない資格の勉強を始めることにしました。
悔しさこそモチベーションでしたが、どんな仕事をするかも知らないし、まったく興味もない。しかも、会計は高校までに学んだ知識と全然関係のない話で、本当にちんぷんかんぷん。
また劣等生に逆戻りでした。
そんな中、我が家に経済危機が訪れます。
「私が受かれば、家族を助けられるかもしれない」そう思って勉強に励むも、いつまで経っても結果が出せない情けない自分。
打たれ弱いちーたーは、バイトと勉強でいっぱいいっぱいでした。
大学を卒業した後も、資格受験を続けていましたが、心身ともに限界に。
結局開き直る形でまったく新しい仕事をすることにし、5~6年近く続けた受験生活はついにここで幕を閉じることになりました。
③ネットの威力を目の当たりにする
資格受験を断念して飛び込んだのは広告業界。職種は営業。
幼少期から人見知りで引っ込み思案だったちーたーが?
かき氷ひとつ買えずに妹を頼っていたちーたーが?
営業なんて考えたこともありませんでしたが、転職エージェントの人に「起業家を多く輩出している会社ですよ」と超大手の営業会社を薦められ、既に失うものもなかったので、捨て身でチャレンジすることに。
それまでは地元の中小企業で経理の仕事をしていましたが、超大手となると、何でも規模感が違う。
研修もシステムも広告もイベントも、お金のかけ方が尋常じゃない。
ちなみに、ちーたーが「ちーたー」になったのもこの会社です。
ちーたーの前に入社した先輩が「たいがー」さんだったので、その続きで「ちーたー」と命名されただけ。実際の名前には一切関係なし。
でも、それまであだ名というあだ名もなかったので、これはこれで使い勝手がよく、愛着を持って今でも使っています。
・・・
ちーたーがその会社にいた頃は、ちょうど広告が紙面からネットに切り替わっていく過渡期。
事業もサービスも市場も、相当なスピードで変化していきました。
システムがどんどん改修されて、CMがバンバン流れ、キャンペーンでポイントが大量にバラまかれて、ネット予約がものすごい勢いで増える。
(バラまきを警戒する人もいると思いますが、この会社にいて「バラマキに乗っかるってトクでしかない」と気付きました。)
途中からは会計の機能も入ってきて、もはや広告の領域を超え始めていました。今はさらなる進化を遂げ、決済事業も相当な規模です。
この会社はプラットフォームビジネスの先駆けとなり、今では立派なIT企業になってしまいました。
昔からの噂どおり仕事はハードでしたが、扱っているサービスは当時も今も大好きです。間近で時代が変わっていく様子を見れたのは、ものすごく刺激的な経験でした。
何者でもないちーたーを拾ってくれたあの会社には感謝しかありません。
ただ、残念ながら、やはりちーたーは営業向きではなかったので、会社にとってはお荷物だったと思います。
一方で、この会社にいる間に、ちーたーは本や動画やセミナーで個人的にマーケティングを学んでいました。学んだ内容を原稿に反映させ、データを見ながら集客を改善するのが楽しくて、勝手に精を出していたんです。
そしてこのマーケティングへの興味が次の仕事に繋がることになりました。
④WEBマーケティングの実態に衝撃を受ける
たまたま友人の友人がWEBマーケティングの会社を経営しており、今度はそちらの会社にお世話になることに。
社長は元々SEOアフィリエイトに強く、当時あの与沢翼さんや小玉歩さんに並んでランキング入りするほどの実績を出している人でした。
前職でネットの世界を見てきたはずですが、こちらで見聞きする話は初耳のものだらけ。大手ではなく、個人サイトの実態を知ることになりました。
たとえば、昔よく目にしたさまざまなランキングサイトや体験談のサイト。
あぁいったサイトを参考にお買い物をしたことがある人は、たくさんいると思います。
それらの裏側を知ってショックを受けました。
実際のランキングはそのサイト運営者が受け取る報酬で順位付けされているという…。
それまでちーたーは、サイトに掲載されている情報は、ある程度信憑性のあるものだと思っていました。
でも実際は、個人の利益のために作られたあやしいサイトが大量に存在するということだったのです。
しかもその当時は、そんなサイトがあたり前に上位表示されている時代でした。
その社長はマジメなタイプで、信念をもって良いサイトを作っている人でしたが、周りの話は聞けば聞くほどグレー。
そしてものすごく巧妙です。
以前、有名なマーケティング会社の社長さんが「個人のマーケターは大手企業の社員より圧倒的に優秀」とセミナーで話していましたが、実際みんな天才の域。
何より熱量が違います。
確かにグレーな部分もありますが、ものすごく細かいことまで徹底してやり込んでいます。
それで、たった1人で1か月に2億円の売上を立てたりとかするんです。
多額の予算ありきで、決まった時間だけ作業をしている会社員とは、明らかに差があります。
・・・
昔は大企業でハードワークをしたり、起業して会社を大きくしないと、大きなお金は稼げないと思っていました。
なのに実際は、こんなにも身軽に、自分の頭を頼りに信じられないほどの売上を叩き出している人がいる。
しかも、やる時はやるけれども、基本的には自由で、何の作業をしていない間も、尋常ではない金額を稼いでいる。
当時のちーたーにとっては、異次元の話でした。
ただ、この世界はものすごく変化が激しい。
Googleのアップデートや広告規制が変わるたびに、いろいろな人の生活があっという間に変わってしまう状況を目の当たりにしました。
特に検索エンジンや制度の穴をついてテクニック的な方法で戦っていた人たちは、みんな吹き飛ばれていきました。
結局のところ、社長の言うとおり「本質的であれ」。
本質的なものはやはり強いです。
その会社では、途中からクライアントワークも始まり、ホームページなど他社の制作も手掛けるようになりましたが、リアルな集客も俄然強い。
問い合わせ数や新規集客数を何倍にも増やし、圏外に飛ばされていたサイトも、原因を取り除いて上位表示させてしまいます。
今となっては実業で超有名な方も、元々アフィリエイト出身。
アフィリエイトで蓄積した知識をリアルな事業に活かしたのが始まりだったり(昔、その人にアフィリエイトのアドバイスをしてたのがその社長でした)。
元アフィリエイターのマーケティングスキルはかなり強力です。
人間の行動心理学なども、熟知しています。
結局、本質的な知識は、いつの時代もどの業界でも通用するようです。
「マーケティングのスキルは、どんな事業とも相性がいい」とその社長が言っていましたが、実際問題、集客や売る技術はどのビジネスにおいても必要です。
自分が起業する上で、絶対にはずしてはいけない視点を学んだ時期でした。
⑤低リスクな方法で独立を実現
いつか独立したいと思いながらも、なかなか実現できずにいたちーたー。
昔、父から「経営の3本柱は、製造・営業・総務だ」と聞いていましたが、結局独立できないのは、ちーたーに「製造」の部分がないから。
会社でイメージするとわかりやすいですが、会社の部門はざっくりと
①商品・サービスを作る「製造」部門
②商品・サービスを売る「営業」部門
③ヒト・モノ・カネ・情報の管理と運営を行う「総務」部門
にわけられます。
カンタンに説明すれば、
「製造」は「何を売るのか」を考え、
「営業」は「どのように売るのか」を考え、
「総務」は「どのように管理・運営するのか」を考えます。
ちーたーは、それまでの経験で、「営業」と「総務」はそれなりに知識とスキルを身に付けました。
WEBマーケティングの会社では、経理だけでなく労務の部分も任せてもらえたので、事務的な話もひととおりのことはわかるようになりました。
ただ、売るものがない。一体どうしたら独立できるのか。
そしてある時、思いつきました。
「働き方を変えれば、実現できる」と。
・・・
何をしたかというと、雇用から外注にしてほしいと社長に打診したんです。
元々パソコンがあれば、どこでもできる仕事。
会社としても、今までどおり仕事はこなしてくれて、その上、社会保険や雇用保険の負担もなくなるなら、悪くはない話です。
そうしてちーたーは、ついに念願の独立を果たしたのでした。
一般的な起業・独立のイメージとはだいぶ違うと思います。
何のかっこよさも華やかさもありません。
でも、どんなにちっぽけでしょぼくても、被雇用者と事業主は明らかに違います。
最近では、多くの業界で業務委託という働き方が増えました。
制約は会社や職種などによって異なると思いますが、事業主であることに間違いはありません。
責任も生まれますが、自由も生まれます。
昔から、「やることはやるから自由にやらせて」というスタンスだったちーたーにとっては、時間や場所を拘束されなくなったことが何よりの喜びでした。
⑥自分のビジネスを始める
最初は以前の勤め先と協業という形で集客や制作関連の仕事をさせてもらっていたちーたー。でも、形式的ではあっても独立体ではあるため、自分個人にも仕事の話が回ってくるようになってきます。
そうやって少しずつ自分1人で仕事をするということに慣れてきた頃、集客の仕事で出入りしていたクライアントからある相談を受けました。
そのクライアントは、フランチャイズビジネスを大々的に展開していて、そこには業務委託という形でお仕事をしている大勢の個人事業主のスタッフさんがいます。
少し前にちらっと税務に関する話をしたことがあったのですが、そこから派生して、「スタッフたちの記帳と確定申告をまとめて請け負ってくれないか?」という話がふっと湧いたのです。
急な話で驚きましたが、安定継続的な収入の入ってくるビジネスをしたいというのは、かつてからの望みだったので、その場で「なんとかします!」とひとつ返事で受けることにしました。
そして、一緒にサービスの提供をしてくれる税理士の先生を見つけ、サービスのしくみを考え、会計ソフトやら何やらを大急ぎで準備して、数日間にわたり、数百人に向けて説明会を開催。
一瞬にして、最初からお客さんがいるビジネスが爆誕。
こうしてちーたーは、予期せず、かつて学んだ知識を活かす事業を始めることになったのです。
家庭内の経済危機も営業への転身も、一気に人生が変わりましたが、この流れもまさにミラクル。人生って何が起こるか本当にわかりません。
⑦自分が何をしたいのか考えた
事業が安定してくると、「今度は何をしようかな」と、考え始めます。
元々面倒くさがりで我慢弱いタイプ。
そんなちーたーでもできること。
というより、むしろそんなちーたーだからこそできること。
そういえば、ちーたーがいつも自発的に取り組んでいるのは「楽するしくみを作ること」。
胸を張って言うことじゃないかもしれませんが、ここはちーたーが情熱を持っていると自信を持って言える部分です。
極力、脳みそも時間も使わず、手間もかけずに作業を完了させる方法を追求することに精を出しています。
ただ、意外と几帳面で不安症なので、完成度が高くないと納得しません。
ずぼらなくせに完璧主義という、ちょっと厄介なタイプなんです。
そんなこんなで、これまでしくみやらマニュアルやらを、散々手間をかけて作ってきました。
ちーたーは大して仕事ができるタイプでもないですが、この部分はスタッフや周りの関係者からも褒められる部分です。
少し前には、記帳・確定申告代行サービスで蓄積したノウハウをもとに、講座を作って販売を始めました。
ずばり「ひとり起業家(個人事業主)のための記帳・確定申告攻略講座」です。自分1人で記帳から確定申告までバッチリできるようになります。
我ながら自信作なので、どこかのタイミングでご紹介したいと思います。
・・・
最近ちょうど友人が起業するということで、準備に関する相談を受けました。
お節介なちーたーは、ぺらぺらとしゃべり出すわけですが、我ながら「これを知っているか知らないか」って大きな差だよなと思う部分がいろいろあったりします。
それで思いついたのが、「起業を目指す人に楽をさせる」。
これをnoteを通してやってみたいと思いました。
せっかくなので、名前はただの「ちーたー」ではなく、ちょっと進化させて「ビジサポちーたー🐆」に。
これまでちーたーが自身の起業やビジネスを通して蓄積してきたノウハウや知識を公開していきたいと思っています。
メインは、ちーたーが詳しい会計・税務の分野と集客・マーケティングに関する内容になると思います。
あとは、便利ツールの使い方とかも。
起業と言っても、大々的に融資を受けて始める大掛かりな起業ではなく、どっちかと言うと、自分1人でフリーランスや副業から始めるゆるい起業が中心です。
ご興味のある方は、ぜひ覗いていただけると嬉しいです。
長くなりましたが、ビジサポちーたー🐆のプロフィール[社会不適合女の開き直り人生~寄り道だらけの自由人~」は以上となります。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました♡
それでは、今後ともビジサポちーたー🐆をよろしくお願いいたします。
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