サブスクモデル
3年前の記事だけど、大変参考になったため備忘のため記録。
サブスク=定額制と定義すると、決して新しいビジネスモデルではない。
新聞購読は、利用頻度、サービスの質、付帯オプションに関わらず定額。
全国紙は、全国に販売店を置いて、安い労働力で、サービスを提供かつ集金。基本サービス内容(記事)は全ユーザ同じで地域ごとにカスタム(地方欄や折込チラシ)。
近年のサブスクモデルの大成功は、ビジネスモデルが新しいからではなく、サブスクモデルと相性の良い、新しい環境と製品、サービスが生まれたおかげ。
新しい環境とは高速インターネット、PC・モバイル端末の普及であり、新しい製品・サービスとはSaaSやプラットフォームなどの各種ソフト・アプリになる。
大成功にあやかるため、定額ではない従量課金制のサービスや、リースといった既存モデルもサブスクを名乗りだしている。
そのため、どんな製品でもサブスクにできる、サブスクにすれば儲かるはず、と錯覚している人がいるが、そうではない。