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HSPだの繊細さんだの言うな、「絶対感覚」と呼べ。

私は小学生の頃から気が当たり前に存在する世界にいました。
絶対音感の感覚版だと思っています。

最近になってHSPや繊細さんという言葉を目にするようになりました。
その度に、感覚が鋭い人のことを病名みたいに呼ぶな、「絶対感覚」と呼べと思っています。

そもそも感覚って何?

感覚というのは五感の仲間でしかありません。
味覚、嗅覚、聴覚、触覚、視覚と一緒。感覚。

別に感覚が鋭いから人間的にすごいわけではないです。
でもそのことをやれ霊感があるので自分はすごい、だの言って特別のように囃し立て、そうでない人を見下すような商業的な流れにアレルギー反応を起こしたりもします。

感覚というのは、誰でも持っているものです。
特別でもなんでもない。

味覚に例えるとわかりやすいですね。

バカ舌や味音痴と呼ばれる人がいる。
板前さんやワインソムリエさんのように味覚が鋭い人もいる。
その人たちの中にも、もともと味覚が鋭かった人と、修行を積んでいく中で鋭くなっていった人がいる。

感覚も一緒。
元々鋭い人と自覚して、感じて言語化していくなかで鋭くなっていく人がいる。

私たち気功師も、気というものをあると自覚してツールの一つとして使っているだけに過ぎません。オイルを使っているとか、マシンを使っているとかとなんら変わりない。

気を使って施術している、それだけのことです。
特別な伝授とか必要なく、知って、やっていけば誰でもできます。

感覚が鈍くなった現代社会

「気」という言葉が使われている東洋の文化圏にある以上、気を感じることができる人種が多くいるのは間違いないでしょう。

本来ならば「僕繊細さんの気持ちわからないんで」って顔しているような人たちこそ健康面から見たら異常な状態にあります。

まず他でもない自分の体の感覚、体の声が聞こえなくなっている状態というのは不健康です。

東洋医学の理論では、頭痛や胃痛、肩こりやアトピー、むくみもニキビも全て体が現在の状態を知らせるサインという考え方をします。

その症状のことを「証」と呼びます。
病気未満って意味で「未病」とか、一定じゃないけど訴えかけるものって意味で「不定愁訴」とか呼ばれることもありますね。

体に熱が溜まっている状態や、冷えが溜まっている状態など、とにかく過剰になったり不足したりとどちらかに偏ってしまうのが不健康という考え方をします。

逆に健康は中庸を保つこと、つまりほどほどにちょうどいい状態であることです。

そういう自分の体の状態を拾えない状態は、自分と繋がれていない証拠だと私は思うんです。

科学信仰と資本主義社会

こうなってしまったのは「科学信仰」と「資本主義社会思想」が過剰になった結果だと思います。

まず科学というのは、現代で一番信仰者の多い宗教です。

科学というのは「エビデンスをもとにした唯物的思想」だと認識しています。
目に見えないけど確かにそうというものを否定したがる人は多いですね。そういう人を「科学教徒」だと思っています。

資本主義社会は物を消費していくことで成り立っているので、唯物的な科学教と相性がいい。だからきっと両輪の歯車のように発展してきたのかなと。

これは肌感でしかないけれど、今、この思想は成熟どころか過剰になっていて、限界を迎えている気がします。

私たち感覚で生きてきた東洋人的感覚・マインドフルネスの重要性に先に諸外国が気がついており、発信元であるはずの日本人の多くが感覚を捨てた生き方をしている現状は何かおかしいです。

結局水は何リットル飲めばいいのか

不調のケアも、異常に対してそれを抑える薬を飲む治療ではなく、なぜその異常が起きているのか考えて、その原因である生活を変えていき全体的にバランスの良い状態になることをもっと伝えていきたいと常々考えています。

自分で自分の健康を管理できる人を一人でも多く増やすことが使命の一つだって勝手に思っている強火の健康オタクです。

でもそれをやると一人一人の体質に合わせて提案していく形になるからわかりにくく、そしてビジネスになりにくいんです。

「水は1日2L飲め!」と言った方がわかりやすいし、それによって何リットルかのメモリがついている水筒が売られたりしている現状を見て、ビジネスとしては正解だなと思います。

水の飲む量は胃腸の水分代謝によって一人一人違う。
胃腸が今の生活によってどのような状態にあるのかも違う。

朝ヨーグルトで納豆も健康のために毎日食べている人は、冷えていてむくみが強いです。ドロドロしたものやネバネバしたものは胃腸での消化に負担がかかるから。

冷えた内臓を温めるために気力を消費するので、気力不足であることも多いですね。弱った胃腸は回復のために芋やかぼちゃなどの甘味を好むので、一生懸命に「甘いものを食べて!」と脳に信号を発信していますが、脳はアホなので「甘いものね!OK!」とスイーツを手に取るよう促します。

そんな悪循環の中にある人がダイエットのためと一生懸命に水を飲みまくる。

痩せているのに顔や手足がむくんでぱんぱんな人間の完成です。
実は水分には取り方があります。

横浜・桜木町の【美妖庵-ヘッド・小顔 調整サロン-】

弊サロン・美妖庵は「いえーい!小顔矯正サロンでーす!ダブルピース!」というわかりやすい外面を晒しながら、中身は強火の健康オタクの経営する健康改善サロンです。

人の健康は「心・体・気」の全てが整うこと。
体は物理的な施術によって、気はエネルギー体への気功施術によって、心はカウンセリングによって、全てに手の届くのがこのエステサロンという業種だと感じています。

色々な偶然が重なってこの場を開くことができて本当に運がよかった。

「小顔矯正サロンだと思って迷い込んだ人間を(もちろん顔も変えつつ)全員健康にしてやる…」というのがオーナー楠木の秘めたる野望です。

みんなもっと健康になれ。自由に生きろ。
健康になったらどんどんやりたいように生きられるようになるから、まずはその人生のベース、自己基盤を作りにおいで。

そういう思いでいつも生きています。

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