【症例解説㉒】自毛植毛 アルモHi-STANDARD法 頭頂部800グラフト 術後半年後 〜頭頂部・前頭部症例〜
こんにちは。アルモ形成クリニック 院長の内田直宏です。
今回は症例解説シリーズの第22段で頭頂部・前頭部のモニター様となります。
患者様は20代の男性で、頭頂部から前頭部にかけての中央部の密度が以前に比べて少なくなってきたのが気になるということでご来院されました。
通常男性の植毛は生え際が多く、前頭部から頭頂部にかけてのモニター症例はあまりないのでお悩みの方もご参考にしていただけましたら幸いです。
既存毛間植毛が手術のポイントになります。
頭頂部と前頭部に対して自毛植毛800グラフト アルモHi-STANDARD法の手術を行っております。術前、術直後、術後半年後の写真をご覧ください。
まず、術前写真からです。
800グラフトを慎重に採取、選定しました。
すでにある毛髪を損傷しないように、かつ、一定の毛間距離を保ちつつスリット作成と移植手術を行っております。
いかがでしょうか。
術前に比べて黒黒していることがおわかりではないでしょうか。
今回のモニター様はドナー後頭部が細い毛髪が多かったため、マイクロホールスリットをメインで用いて、太い2,3本毛を多く選定し、移植しております。
傷に関しては、1年後ではかなり目立たなくなり、ボリュームも出やすい特徴があります。特に頭頂部の時には私は有用と考えております。
頭頂部から前頭部にかけてはショックロスの高リスク部位であることは以前から度々お話ししております。
手術時に既存毛の損傷を最小限に工夫することで、術後半年の時点でショックロスが少なく、ボリュームが出ていることがわかります。
ショックロスを抑える工夫について気になる方はカウンセリング時にお尋ねください。
まだ術後半年のため、毛髪伸長も少なく、既存毛との長さの差がありますが、もっと密度感、ボリュームを実感していただけるかと思います。
それではまたお会いしましょう。
秋葉原アルモ形成クリニックはお陰様で開院1年2ヶ月が経過しております。
カウンセリングは無料です。お悩みでしたらお気軽にご相談ください。
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