3年目から最短で院長になる3つのポイント！
美容医療業界にキャリアチェンジする医師には、初めから院長を目指し入職する方が多くいらっしゃいます。美容医療は、院長に見合った実力があれば年功序列ではなく大きな夢を達成できる可能性が高い業界です。実際に、入職してわずか10ヶ月で院長に就任した事例もあるくらいです。
そこで、「最短で院長になるために何が必要か」を調べてみようと思います。
Point_1 ひたすら知識と経験を積む
【知識と技術スキルの習得】
美容医療Dr.として知識と技術スキルは、外せない基本の一つです。特に美容外科医・美容皮膚科医の場合は習得すべき知識や技術が多く、例え形成外科や皮膚科から転科された医師でも、一人前になるためには一からの研鑽を積む必要があります。
大手美容クリニックの場合、研修制度に力を入れていて専任の医師育成チームによって最新の知識や技術、手技などを指導していきます。また、医師同士の情報共有や経験豊富な医師からのアドバイスをいつでももらえるサポート体制も整っていて、若手医師にとっては、着実にスキルアップができる環境にあります。また、複数のクリニックを周りながら、様々な現場スタッフの働き方やお客様との接し方などを肌で感じることで、必要なノウハウを得ることも多いはずです。
そして、中小美容クリニックの場合は、深い見識と独自の治療を確立している院長から直接指導を受けることが可能なので、より貴重な研鑽が積めることと思います。
【経験から学ぶこと】
始めから院長を目指して入職される医師は、情熱とやる気を持ってどんどんスキルアップしていく方がほとんどです。
美容医療は、お客様のニーズに最適な施術と満足を提供するサービス業です。そのためには丁寧なカウンセリングや知識や経験が必要なのですが、まだ経験の浅い若手医師の場合どうすればいいか？
「周りの成功している医師のやり方を徹底的に真似てみる」これをひたすら続けていく強い熱意と実行力が必要です。知識や経験を自分のものにするにはある程度の時間が必要です。柔軟な感性で優秀な先輩医師から学ぶことは、若い医師にとって貴重な経験になり、スキルアップへの近道になるかもしれません。
Point_2 自己ブランディングとSNS
【自分の一番を見つける】
若手医師はあらゆるニーズに応えられるように、まずは知識や技術を幅広く研鑽している方が多いと思います。
大手美容クリニックの場合、すでに企業ブランドが確立され症例数も多いので、お客様が安心して治療を受け、症例数も増やしていける利点があります。反面、ライバルの医師も多くなりますから、他の医師との差別化が必要になります。そのため、研鑽してきた治療の中から、自分の感性や特性を活かせる一番得意とする治療を見つける「自己ブランディング」を確立することがとても重要になります。
自己ブランディングが確立できると、お客様は自分の希望に合う医師を見つけ易くなり、満足してもらえる結果に繋がっていきます。お客様に喜んでもらえることは、医師にとって一番嬉しいことでもありモチベーションに繋がって、より症例数を増やしていけるプラス要因になっていきます。
【自己ブランディングを活かすSNS】
さて、“自分というブランド”が確立できたら、次はどのようにアピールしていったらいいのか？を考えてみましょう。今や、自分で自分をプロモーションすることが可能な時代です。手軽に旬な情報を発信できるSNSは大事な集客ツールのひとつです。
優秀な医師ほど、自身の施述した症例写真や情報を日々ブログやSNSでアップし続けています。InstagramやTwitter、Line、YouTubeなど無料で発信できる手段は沢山あります。特にInstagramは、写真や動画配信によって見る側にイメージが伝えやすいので、活用している医師が多いようです。また、Twitterの拡散力はその最たるものです。クリニックを選ぶお客様の側は、絶えず情報がリアルで信憑性のあるものをチェックしていますから、業務の一環として集客に繋がるSNSの活用は外せないポイントとの一つになっています。
Point_3 信頼関係を築ける人柄とマネージメント力
【お客様とスタッフとのコミュニケーション力】
初めてクリニックを訪れるお客様は、美しくなりたい願望と同時に不安や緊張感を抱えて相談に来ています。スタッフの細やかな対応や医師の丁寧なカウンセリングなど、現場の雰囲気や態度をとても敏感に感じ取っているのではないでしょうか。
お客様との良いコミュニケーションが取れていると、施述の提案やリスクの説明など十分なインフォームドコンセントが可能になります。特に美容外科の場合は、結果によってはクレームに繋がる事例も多いので気をつけなければなりません。そのためにも、お客様と医師、スタッフのコミュニケーションはとても重要になります。
【最強チームをつくるマネージメント力】
ほとんどの仕事は人との信頼関係によって成り立っています。日頃からスタッフと和気あいあいとした人間関係ができていると、それぞれの立場での意見交換や、お客様の情報共有からアフターケアまで、最強のチームワークで充実した美容医療を提供していけます。
大型院の場合、1日平均80人以上のお客様の来院があり、スタッフの数も20人前後が従事しています。その中心となってチームをまとめ、問題が起きれば迅速に対処していける医師の存在は必要不可欠になります。関わるスタッフの人数が多い分、スタッフと一緒に気持ちよく働ける環境を作っていく事も重要な業務になります。
【まとめ】
最短で院長になるための外せないポイントは、
▶︎ひたすら知識と経験を積む努力
▶︎自己ブランディングの確立とSNSの利用
▶︎信頼関係を築ける人柄とマネージメント力
院長を目指すドクターなら、きっと持ち前の熱意と行動力で、お客様に『次もまたこのDr.にやってもらいたい』と思ってもらえる医師を目指して、真摯に学び成長していこうという気持ちで取り組めば、必ず実力に繋がっていけるはずです。
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