見出し画像

滋賀県高島市【藤樹書院】

中江藤樹が、生家に開いた近世最古の私塾です。
藤樹の自宅が狭くなったために、彼が没する半年前の
正和5年(1648)に、門弟や村人たちの協力で建てられました。
ここで熊沢蕃山、渕岡山といった逸材が育ちました。
寛政8年(1796)には、光格天皇から「徳本堂」の堂号が
下賜されました。明治時代に消失しましたが、その後再建されました。
大正11年(1922)には、国史跡の指定をうけました。
藤樹直筆の「知良致」の書をはじめ、遺品・遺物が数多く
展示されています。
敷地内には、「藤樹」という名前の由来となった、
大きな藤の木もあります。

<所在地>  高島市安曇川町上小川211
<アクセス> JR安曇川駅下車徒歩約20分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?