滋賀県日野町【御前桜(馬見岡綿向神社)】~この地に移された歴史~
昔この辺りを、村井御前という方をまつる「置目の森」と呼んでいました。その当時、綿向神社は綿向山麓にありました。しかし、延歴15年(796)そこから白雲がたちのぼり、二羽の雁(かりがね)がこの置目の森へ下りたことから、この地に社殿を建て祀られたと伝えられています。
このことから、神社の神紋は「雲に2羽の雁」(かりがねの紋)となっており、この桜の木を「御前桜」と言いご神木とされています。
<所在地> 村井711
<アクセス> 近江鉄道バス「向町」下車 徒歩約1分