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#450 東北夏祭り紀行(1)~日本のブラジルへ~
日帰りの銚子ドライブを終え、その日のうちにつくばから電車で船橋まで移動して高校の友人と飲んだくれ、船橋駅近くの快活クラブにて1泊。そして8月に突入した翌朝…。
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(2023/8/1)
船橋からおはようございます!本日から2023年の夏休み一大プロジェクトが始動いたします。題して「東北夏祭り紀行」です。
具体的には、本日から8日間かけて東北地方の各県で開催される夏祭りを鉄道を使っていい感じに巡っていきます。東北を代表する夏祭りといえば、青森のねぶた、秋田の竿燈、仙台の七夕などが挙げられますが、いずれも毎年8月上旬の数日間にわたって開催されます。そのため、「その気」になればこれらの祭りを一気に見て回ることができちゃうわけです(笑)。
この構想、実は昨年(ここでは2022年)の長岡花火に行った際に思いついたもので、1年の時を経てこの旅実施できる運びとなりました!
それではここで行程を簡単にご説明します。まず、本日は前哨戦として群馬県は桐生市まで移動します。そして、翌日からは「北海道&東日本パス」という切符を使って、長岡花火、秋田竿燈、五所川原立佞武多、青森ねぶた、仙台七夕、山形花笠と1日1祭りのペースで移動していき、最終的につくばへ帰還するという流れです。かなり過酷な行程ですので、果たして体力が持つのかという感じです(笑)。
船橋駅から東武線でひたすら北上し、まずは館林駅のひとつ手前の茂林寺前駅を目指します。
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船橋市公式キャラクター
非公認の「ふなっしー」とはライバル関係!?
(2023/8/1)
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(2023/8/1)
7時半に船橋駅を出発して2時間半弱ほど電車に揺られ、10時前に館林市の茂林寺前駅に到着しました。
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(2023/8/1)
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(2023/8/1)
駅名にもなっている茂林寺までは歩いて10分ほどの距離です。
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ちょっとした土産物屋が立ち並ぶ
(2023/8/1)
茂林寺は昔話で有名な「分福茶釜」の舞台となった由緒あるお寺です。あらすじはみなさん知ってますよね?
そんなわけで境内にはたくさんのたぬきの像が置かれています。
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(2023/8/1)
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(2023/8/1)
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(2023/8/1)
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(2023/8/1)
物語に登場する茶釜は現在も茂林寺が所蔵しています。もしかしたら、今も時折たぬきに化けているのでしょうか?
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(2023/8/1)
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茂林寺北側には豊かな自然が残る
(2023/8/1)
これにて(213)群馬県館林市、再訪!
再び駅に戻りまして、お次は大泉町の西小泉駅に向かいます。途中の館林駅では以前訪れた日清製粉の工場が見えました。あれからもう1年半ですか~。早いものですね。
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(2023/8/1)
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(2023/8/1)
茂林寺前駅から30分ほどで西小泉駅に到着しました。
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(2023/8/1)
駅舎がちょっと派手な色合いですが、これはブラジルをイメージしたものになっています。
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(2023/8/1)
なぜブラジルかと言いますと、ここ大泉町は人口の2割が外国人となっており、さらにその半数がブラジル人です。そんなわけで、大泉町は「日本のブラジル」とも呼ばれるエスニックタウンとして知られています。
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(2023/8/1)
まずは腹ごしらえから。せっかく来たのでブラジル料理にでも挑戦してみようと思います。「日本のブラジル」ということで、町内にはブラジル料理屋が結構ありますが、今回は大泉町のブラジル料理界隈のパイオニアとされる「レストランブラジル」に行って来ました!
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(2023/8/1)
人生初のブラジル料理という事で、何から頼んでいいやらさっぱりでしたが、とりあえず「コメルシャルのランチセット」を注文しました。
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(2023/8/1)
「コメルシャル」はガーリックチップが乗ったステーキのことで、肉々しい食感が楽しめました。やわらかくて脂身の多い和牛もいいんですけど、たまにはこうした歯ごたえがある肉らしい食感のステーキも食べたくなるものです(笑)。
セットについている汁ものは「フェイジョン」という料理でして、塩味のきいた豆煮込みです。ブラジルでは日本でいうお味噌汁のような感覚で食べられているようで、ここに肉類が加わると「フェジョアーダ」に進化します。
ブラジル料理と言えば「シュラスコ」が有名ですが、いいお値段がしたのでまたの機会ということで…。
エスニック料理には昔から抵抗があったのですが、どれも美味しく頂けました。やはり食わず嫌いはよくないですので、今後も積極的にチャレンジしていけたらと思います!
食後は大泉の市街地を散策していきましょ~。
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街灯がブラジル仕様に
(2023/8/1)
大泉町にブラジル人をはじめとした外国人が多い理由としては、周辺にSUBARUをはじめとした数多くの工場が立地していることと関係します。1990年代以降、人手不足に陥った大泉町はかつてブラジルに移住した日系ブラジル人を多く受け入れ、労働力を確保したことがきっかけとなりました。
今ではすっかり日本のエスニックタウンの先駆け的なまちになりましたが、その過程では様々な課題もあったようで、現在は完全に克服したとはいえないようです。
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(2023/8/1)
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日本の道100選にもなっている
(2023/8/1)
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日本各地に見られる緑道の先駆けの一つ
(2023/8/1)
そろそろ時間なので、西小泉駅に戻ります。ちなみに大泉町にあるのに「小泉」なのは、大泉町が「小泉町」と「大川村」の合併でできた地名だからです。なんとも紛らわしい…(笑)。
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ブラジルに生息するオニオオハシのイラスト
(2023/8/1)
これにて(150)群馬県大泉町、再訪!実は小学校の校外学習でこの辺りに一度来ているんですよね(笑)。さすがにブラジル料理は食べませんでしたけど…。
この続きは次回にしたいと思います。