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#438 埼玉日帰りドライブ2023夏(1)~ベニバナとトマトと醤油~

 梅雨期間中の貴重な晴れ間を狙いまして、サークルの先輩と埼玉方面へドライブしてきました!今回は埼玉県内の未制覇自治体を中心に巡っていけたらと思います。

 まず向かったのは桶川市。ベニバナのまちとして知られています。

ベニバナウォーク桶川
商業施設名にもベニバナが使われる徹底ぶり
(2023/6/18)
道の駅建設中
(2023/6/18)

 そんな桶川の特産品でもあるベニバナですが、今がまさに見頃を迎えております。

べに花の郷・桶川
(2023/6/18)
一面に広がるベニバナ畑
(2023/6/18)
赤というよりもオレンジ色の花
(2023/6/18)

 見頃の時期に合わせまして、桶川べに花まつりも開催中です。

桶川べに花まつり
(2023/6/18)
メイン会場の城山公園
(2023/6/18)
ご当地の「桶川牛乳」
(2023/6/18)

 桶川におけるベニバナ生産は江戸時代にまで遡ります。最盛期となった幕末期には、山形の「最上紅花」に次いで全国で二番目の生産量を誇りました。背景には、最上地方では7月に収穫するのに対し、気候が温暖な桶川ではひと足早い6月に収穫することができるため、「はやばもの」としてベニバナ商人に歓迎されたようです。

 続きましては、そんなベニバナをはじめとする農作物の集散地兼宿場町として栄えた中山道・桶川宿へ向かいます。

中山道・桶川宿
(2023/6/18)

 すっかり市街地化して昔ながらの町並みは殆ど残っていませんが、随所にかつて宿場町だった名残を見ることができます。

新しく整備された道しるべ
(2023/6/18)
防災用のポンプ?
(2023/6/18)
桶川宿本陣跡
(2023/6/18)
本陣の門
降嫁のため京都を出発した皇女和宮が宿泊した
(2023/6/18)
中山道宿場館
(2023/6/18)
ベニバナコーナー
(2023/6/18)
桶川市ご当地マンホール
(2023/6/18)

 これにて(1086)埼玉県桶川市、制覇!

No.1086 埼玉県桶川市(57/63)

 そのまま中山道を北上しまして北本市に入りました。

北本市に突入
(2023/6/18)

 いい感じの時間になりましたので、お昼は北本発のご当地グルメ「北本トマトカレー」をいただきます。トマトが特産となっている北本市ならでは逸品で、うちの近所のスーパーにもレトルトで売ってるぐらいには知名度があるようです。

北本トマトカレー(@あさひ庵)
(2023/6/18)

 ルーのコクとトマトの酸味が織りなすハーモニー!ごちそうさまでした。

近所のスーパーでも絶賛販売中
(2023/6/21)

 これにて(1087)埼玉県桶川市、制覇!

No.1087 埼玉県北本市(58/63)
ラスト5!

 続きましては荒川を渡りまして、川島町の金笛しょうゆパークへ。

荒川
(2023/6/18)

 金笛しょうゆパークは名前の通り、醤油のテーマパークとなっています。パーク内には現役の醤油工場もあり、無料の見学ツアーも実施中です!

金笛しょうゆパーク
(2023/6/18)

 見学ツアー「金笛しょうゆ楽校」は予約優先ですが、当日に空きがあれば飛び入り参加が可能です。今回は空きがあったので飛び入り参加してきました。醤油工場見学は小学校の校外学習以来なので、ちょっとわくわくです(笑)。

 それでは、「金笛しょうゆ楽校」へレッツゴー!

金笛しょうゆ楽校
(2023/6/18)
前蔵
(2023/6/18)

 「金笛しょうゆ楽校」は醤油ができるまでの工程を学校の授業科目(ここでは国語、社会、理科の3科目)になぞらえて学べるツアーとなっています。ツアーの案内を務めるのは、まさかの社長だったりします(笑)。

 ところでみなさん、醤油がどうやってできるかご存じでしょうか?

 せっかくなのでツアー中の写真を交えながら簡単にご説明します。基本的に醤油の主な原材料は、大豆、小麦、食塩の3つです。

蔵の内部
大豆、小麦、食塩が主な原料
(2023/6/18)

 まずは蒸した大豆と炒った小麦を混ぜ合わせてから、麹菌を加えて「麹」をつくります。 次に麹と食塩水を混ぜて発酵させ、ゆっくりと熟成させると「もろみ」ができます。

木製の仕込み桶
(2023/6/18)
もろみ
麹と塩水を混ぜたもの
(2023/6/18)
もろみを発酵・熟成中
(2023/6/18)

 そして「もろみ」を圧搾して液汁と粕に分け、液汁をろ過したものが生揚げ醤油となります。

醤油のしぼり粕
圧搾後に残った固形物は家畜の飼料に有効活用
(2023/6/18)

 なんだか校外学習を思い出すような懐かしいツアーでしたね(笑)。途中、社長による実演コーナーもあるので必見です!

 さて、醤油のいい香りが鼻に充満してきたところで、しょうゆパーク名物の醤油ソフトクリームをいただきましょう!

レストラン・売店コーナー
(2023/6/18)
醤油ソフトクリーム
(2023/6/18)

 味はなんとなく予想しておりましたが、要するにみたらしだんごです(笑)。甘じょっぱくてコクのある味わいでした。

 こちらの金笛しょうゆパークは見学無料ですので、是非ドライブがてら立ち寄ってみてください!大人から子供まで楽しめる穴場スポットとして大変おすすめです!

 これにて(1088)埼玉県川島町、制覇!

No.1088 埼玉県川島町(59/63)

 本日はまだまだ続きますが、一旦こちらで区切りま~す。

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