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#408 冬の熊本旅(10)~球磨川とダム建設~

 ブルートレインで迎えた最終日。気づけば東京に着いていました…。

おはようございます
(2023/2/18)

 ていうのは冗談です。朝っぱらから酷いジョークをかましてしまい、誠に申し訳ございません(笑)。

ブルートレインとはお別れ
(2023/2/18)

 本日はまず昨日も訪れた人吉に向かう予定ですが、昨晩くま川鉄道に乗った後輩が羨ましかったので、今度は私が途中まで鉄道に乗って移動することにしました(笑)。

多良木駅
(2023/2/18)

 多良木駅から乗車しまして、昨日訪れたおかどめ幸福駅まで向かいます。

多良木駅→おかどめ幸福駅
(2023/2/18)
オシャレな駅名標
(2023/2/18)
くま川鉄道に乗車
(2023/2/18)
車両内部のデザインは水戸岡鋭治氏が
(2023/2/18)

 これにて(1050)熊本県多良木町、制覇!

No.1050 熊本県多良木町(28/45)

 15分ほどの乗車を終えまして、おかどめ幸福駅で下車。多良木駅から運転してきた後輩と合流しまして、人吉市内へ目指します。

 それなら人吉駅まで乗車すればいいのでは?と思った人も多いでかもしれません。しかし、2020年の大雨の影響でくま川鉄道は現在人吉周辺で運休となっています。完全復旧は2025年度ごろを予定しているようですが、起点の人吉駅で接続するJR肥薩線も現在絶賛運休中となっており、こちらは再開の目途が立っておりません。万一、JR線が廃線となった場合、くま川鉄道は完全な孤立路線となってしまいます。果たして、くま川鉄道が人吉、さらには熊本市と鉄道で繋がる日は再び来るのでしょうか…?

 そうこうしていると、昨日振りの人吉市に到着です。再び人吉を訪れた目的は、ずばり温泉です!人吉には温泉もあるのです…。

人吉温泉 元湯
80年以上の歴史を誇る木造の公衆浴場
(2023/2/18)

 人吉は2020年の大雨で甚大な被害を受けました。鉄道だけではなく、こちらの温泉も浸水等の被害を受けましたが、クラウドファンディングによって見事完全復活を遂げました。

 お湯はアツアツでツルツルな泉質です。我々観光客2名に加え、地元の方も朝風呂を満喫されていました。地元民憩いの場が災害を乗り越えて復活したっていうのは実に感慨深いものですね。

 朝風呂を満喫してスッキリした後は、市内のパン屋さんで朝食を調達。

BonBonベーカリー
(2023/2/18)

 ラッキーなことに本日はセールの日ということで、すべてのパンが100円という破格の値段で販売されていました(笑)。これは爆買い必至ですね!

100円セール万歳
クロワッサンは3つで100円
(2023/2/18)

 パンと温泉を満喫したところで、(1044)熊本県人吉市、再訪!

 ここからは北上して空港方面に少しずつ戻っていきたいと思います。

相良村に突入
(2023/2/18)
左の小さな山の中にあるのが雨宮神社
(2023/2/18)

 相良村をさらに進んでいくと、山深くなってきました。

山深くなってきた
(2023/2/18)
五木村に突入
(2023/2/18)
五木ひろしとは無関係らしい
(2023/2/18)

 五木村に入りまして、村の中心部近くの道の駅で一旦ひと休みすることに。

道の駅 子守唄の里·五木
(2023/2/18)
子守唄で推している模様
(2023/2/18)
五木の子守唄
熊本県民謡らしい(初耳)
(2023/2/18)
道の駅限定(?)のお茶を調達
(2023/2/18)
立派な架橋
(2023/2/18)

 今いる場所は五木村の新市街地にあたる場所で、ダム建設に伴って水没予定の旧市街地から移転してきたものです。現在、五木村および相良村には川辺川ダムが建設中ですが、長らく工事の中断が続いていました。そのため、同じく工事の中断によってダム建設が長期化した「八ッ場ダム」と並んで、「東の八ッ場、西の川辺」と呼ばれることもありました。
 しかし、2020年に下流部にあたる人吉周辺に甚大な被害をもたらしたことをきっかけにダム建設の再開が決定。近いうちに工事が再開し、2035年度の完成を目指しているそうです。ちなみに相方の八ッ場ダムは一足先に工事が再開され、2020年に無事完成しました。

 ダム建設にあたっては、地元住民の集団移転を余儀なくされるケースが多く、工事への反対が出やすいのも事実です。しかしその一方で、下流域の治水や電力供給といったいい面もたくさんあるわけですから、やはりなかなか難しい問題なのかなと素人ながら思う次第です。

 五木村の中心部からさらに北上しまして、山奥にある大滝を目指します。

かなり山奥に来た
ケータイの電波は届くらしい
流石はdocomo
(2023/2/18)

 駐車場から渓流沿いを歩いて滝を目指します。一応遊歩道はあるのですが、ほとんど意味をなしていません(笑)。

渓流沿いを進む
(2023/2/18)
BGMが心地よい
(2023/2/18)

 10分ほど渓流を進むと大滝に到着です。

大滝
(2023/2/18)

 迫力満点の滝です!渓流沿いを歩いて来た甲斐がありました。

長時間露光ver.
(2023/2/18)
気を付けて帰ろう
(2023/2/18)
渓流を長時間露光で撮影してみた
(2023/2/18)

 マイナスイオン(概念)をたっぷり感じまして、(1051)熊本県五木村、制覇!

No.1051 熊本県五木村(29/45)
球磨地方コンプリート

 キリがいいので今回はこの辺で失礼します。



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