間なしと間抜け
『鶴亀』にて。
ノルと書いてある部分がある。
ここはわくわくした感じで、と言われ、よし、わくわく! と思っていたら速すぎたようで、途中から「間なし」になっていると先生。
間なしの反対は間抜け(間があきすぎている)だそうだ。面白い。
最初から通したとき、千代の例乃の數々に……あたりから苦しい苦しいと思っていたが、単に自分で自分の首を絞めていただけだったようだ。もう少し余裕を持って謡うようにしよう。そのためには自然に息継ぎをする必要がある。
ところで、昨日たまたま見つけた東北新社さんのnoteが面白く、早速聴いている。
何より三浦知之さんの穏やかな語りが心地よく、とてもわかりやすかった。海外にいながら日本語でこういうお話が聞けるのは嬉しい。NHKの能関連のテレビとラジオも見たいのだけれど、海外からだと難しい気がする。
ということで、今日も『鶴亀』のおさらいと『熊野』の扇かざしの練習をしよう。
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