近江へ、そして雲に乗る練習
節まわしフラッシュカードが功を奏したのか
何となく記号を見たときの「初めまして」感が少しだけ減った気がするこの頃。
しかし、『吉野天人』。
先日のお稽古で、先生はあろうことか最後まで飛ばしていってしまい、私の方はまだ天人さんが筋斗雲に乗りきれていない状態である。
来週までに雲に乗れるだろうか。
ところで、今度日本に帰ったら行きたいところがたくさんある。
そのひとつが竹生島である。
『近江の能』という本を読んでいたら
そういえば子どもの頃に竹生島に行ったのを思い出したからだ。
しかし、肝心の竹生島についてはほとんど覚えておらず、船に乗ったことぐらいしか記憶にない。
竹生島は琵琶湖に浮かぶ島である。
琵琶湖と言えば龍神伝説。万城目学の『偉大なる、しゅららぼん』にも龍が出てきたのを思い出した。
能の『竹生島』でも弁才天や龍神が出てくるという。
是非一度見てみたい。
この本を読んでいるだけでも、
近江は能と関係が深い場所だということがわかった。
あれはいつだったか、叔父に案内してもらった石山寺、祖母と行った三井寺、太郎坊宮などのことが思い出され懐かしい。能と関連のある場所だったなんて、全然知らなかった!
ぜひもう一度行ってみたい。
そのときはこの本を持っていくのだ。
謡と仕舞を習い始めたことを叔父に伝えたら、
近江猿楽のことなどが書かれたメールが届いた。
今度叔父に会ったら聞きたいことがたくさんある。
今からメモしておこう。
それでは雲に乗る練習に戻る。
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