参考になった本 局所性ジストニアハンドブック
こちらはタイトルの通り、局所性(フォーカル)ジストニアの方、もしくはその方々を指導される方向けの、専門的な書なのではと思います。
ただ専門といえども、著者の方がおっしゃるように
高校生でもわかるようにとしるされている本のようで
聞き慣れない言葉に抵抗を感じやすい自分でも
すごく理解しやすく、引き込まれるように読みました。
局所性ジストニアのどうしてというところ、
感じてはいるけど明確に言葉にできないもどかしさ
みたいなことを、
しっかり言語化してくれていて、
なるほど〜の連続でした。
また一つの楽器等にしぼらず、いくつかの局所性ジストニアに共通することについて解説されているので
稀な楽器で局所性ジストニアの症状が現れている自分にも当てはめやすかったです。
ただ自分の場合は、例として紹介されているような
手だけが原因だけではない気がするので
こちらの本で得た知識を、実践でいかに自分の症状に当てはめて、改善への道を考えていけるか
1回読んだだけでは、ほー!と感心するだけでしたので
繰り返し読んで、練習中にこれは、あの時読んだ
あれのことだよねって思うぐらい
読み込んでいけたらなーと思います。
あと大前提のことですが
健康に気をつかうこと、身体が硬くならないようにすること、それすらもできていなかったので
私は局所性ジストニアになる確率を高めてしまった。
ということは、とにかくずっと思うこと。
一つ要望があるとすれば、図の解説がカラー前提となっていて
ペーパーバックという性質上、モノクロなのはしょうがないのでしょうが
カラー画像が見ることができるリンクとか
あったらいいなと思いました。
とても参考になる書籍でした☆