おいしくできますように
プロフィールにも書いたのだが、ホットクック(SHARP)を使っている。
ホットクックって何!?って方のために一言で説明すると「自動調理鍋」である。
自動調理といっても食材の調達と下ごしらえはもちろん手作業なので(笑)自動で煮込み&かき混ぜ鍋といった方が良いのかもしれないが。
この鍋、正直お高い。
ヤ○ダ電器で数年前に6万円くらいだっただろうか、、、(過去の記憶はすぐに曖昧になる)
一般家庭が鍋に6万とか、もちろん勇気がいる。
それはもう、清水寺の舞台から飛び降りる覚悟とはこのことよね!?ってくらいに思い切って購入したのだ。
当時は時短勤務の終了を数ヶ月後に控えて、フルタイムで働けるか、それともパートになるかと悩みに悩んでいた時期でありご飯の支度を誰かに(機械なのだが)手伝ってもらえれば、帰宅が遅くても家のことが回せるのでは?と分厚すぎる期待を寄せての決断だった。
結果、、、
購入後まもなく検診で病気がみつかり、入院が必要となったのである。そしてその後療養の為に休職。
フルタイム勤務どころか、丸一日家にいる生活。
しかし、働いていてもいなくても結果的に大正解の買い物だった。
とにかく煮物が美味しくできる。
火を使わないので調理中も自由。
予約調理ができるので、出かけていても帰宅後料理が完成している。
ざっくり言うとこれらのメリット。
デメリットは、使い慣れるまではレシピを見ながらの調理になるので、食材の量を測るのがややめんどくさいことくらいだろうか。
パーツの洗浄や取り付けはすぐに慣れる。
まあ、こんなに褒めておいて私のレパートリーは数えるほどしかないのだけれど、それでもカレーや肉じゃがを放っておいてもしっかり煮込んでくれるだけでも大助かりだし、しかも美味しいとなると猫の手どころか神の手なのだ。
でもフルタイム勤務じゃなければ、料理する時間もあるし、結果的に無駄遣いだったのでは!?と、ここまで読んでくださった方の中にはそう考える人がいるかもしれない。
しかし、家事シェアという視点で見ると、無駄ではなく良い投資であったと思っている。
病気をして感じたこと、それはいつまでも元気でいられるとは限らないということ。
健康であっても、実は常に事故や病気のリスクとは隣り合わせ。
職場でも突然人員がかけてもいいように、業務を分担共有するのは当たり前のこと。
なのにかたや家庭となると、タスクが偏っていたりそもそも分担できていなかったり。
夫は洗濯は大好きなのだか、料理は今ひとつ(必要に迫られればやるレベル)
もしものもときに備えて、頼れる助っ人を導入しておいて本当によかったと今は思う。
誰が作ってもクオリティの高い料理ができる魔法のお鍋。おしゃべりもしてくれて、調理中は「おいしくできますように」と癒し度満点の声を聞かせてくれる。
ホットクック先生、いつも本当にありがとうございます!
最後に、、、家事シェアとか言っておきながら、実は我が家でこれを使っているのは私だけ(涙)
今後の課題は、夫と子どもたちに使いこなせるようになってもらうことである。
最後までお読みくださりありがとうございます。
素敵な一日となりますように。
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