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またまた馬関係の五輪でめでたい出来事が起こりました!!
先日、総合馬術で92年ぶりのメダル獲得など歴史的瞬間が生まれたお話をしたばかりですが…
なんと、近代五種で佐藤大宗選手が史上初のメダル獲得を達成しました!
近代五種をそもそも知らない人もあると思います。
ペンタロンとも呼ばれ、5種類の種目を1人で熟すキンオブスポーツと呼ばれる競技です。
起源はナポレオンとも言われ、斥候が馬を使って剣と銃で闘いながら移動し、最後は泳いで川を渡り走って情報を伝えた故事に準えたと言われています。
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これを古代五種と呼ばれる競技にかけて、近代五種と名付けられ、オリンピック種目として112年と長らく催されてきました。
しかし、残念なことに東京オリンピックの際に、選手およびコーチによる馬への暴行行為があったことをきっかけに、今回のパリオリンピックを最後に馬術の項目は変更されることが決まってしまいました。
なので、今回のパリオリンピックが馬術のある近代五種としてメダルを取れる最後の機会だったわけですが、そこで銀メダルに輝くという結果を達成してくれました!
馬術ありの近代五種最初で最後の日本のメダリストとなったわけです。
で、あまり詳しくない方に補足すると、実は先日の総合馬術や障害馬術、馬場馬術と、近代五種で行われる馬術には決定的な違いがあります。
実は、近代五種の馬術では自馬(持ち主が自分やスポンサー)の馬ではなく、貸与馬(競技主催側で用意した馬)を使用して障害飛越を行います。
由来は前述したように、斥候が敵陣で馬を鹵獲して乗ったことから、どんな馬でも乗りこなす必要がありました。
実際の貸与馬たちは、概ね地元の馬たちな訳ですが、事前にそもそもオリンピックレベルの障害経路を飛越しながら走れるか試され、さらにコースを事前に何度も走って覚えている馬たちです。
これに対して、障害馬術や総合馬術は狩猟や騎兵がルーツですので、自馬で走行を行いますが、障害経路は馬たちは走り始めて初めて目にするのです。
しかも障害の高さは近代五種の方が低く、コースも優しめなのですが、東京オリンピックで時間が起こったわけです…
あくまできっかけであって、馬術は世界的にも維持や練習にお金がかかり、競技人口が増えない原因と考えているIOCの思惑もあったとか…
何にしろ、馬に携わってきた人間として残念な決定だったのですが、そんな中でとても嬉しいニュースに喜んでいます!
実はビター、近代五種の種目のうちほぼ4つは経験があるのでちょっと練習すれば選手くらいにはなれたかもしれないんですw
流石に社会人になってから近代五種の選手を目指すには、ラグビーで身体を酷使し過ぎていたので諦めましたが…
そんなビターは馬術や馬のアクティビティが豊富な小淵沢にて、リゾナーレ八ヶ岳に日々居ますので、なんか面白い奴いるなとか、そんな馬好きが多いまちなんだなと思って頂けたら嬉しいです^_^
お待ちしてます〜