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言葉はたいせつ。

こんにちは。
ただ今、言葉の世界で揺らいでいるbakerです。

・・・・・・・

目の前には、いくつかのレシピ。
そこには、kuchen、torte、schnitten…

焼き上がった長方形のKuchen(クーヘン)。
このまま出したら Kuchen(クーヘン)だけど…
流石に、こんな長い形状のものを持ち歩けるパッケージはない。

それに値が張ってしまい、どなたも気軽に買い物が出来ない。
なので仮に6つにカットしたら…。
あ〜ら!たちまちschnitten(シュニッテン)に!

・・・・・・・

例えば年輪のように焼くバウムクーヘン。
バウムとは木。
クーヘンとはケーキ、焼菓子のケイクを指します。

このBaumkuchen(バウムクーヘン)。
丸型の形状を維持してこそ、この名を名乗れるというもの。
しかし一度ひとたび薪割りのように縦に切ったら…
あら!バウムシュニッテンさん、こんにちは!と、名前が変わるのです。

何とまぁ!このシュニッテンとは…?
「切り菓子」を指します。

・・・・・・・

何も気にしなければ、それで済む話。

何だって良いじゃん!
解りやすくて、買い易くて、美味しければ。

だよね!
そうだよね!
でも、言葉はやっぱり大切だから。

言葉ひとつで誤解を招くし。
誰が誰に誤解するのだろう?

 それでも、
いつも 丸型で焼いた torteを4等分にする時、
耳の上までドップリと言葉の悩みに浸かる。

そろそろ気持ちスッキリする良い解決方法はないだろうか?
年の初めから悩みが尽きないのであります。


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